今年もマメアサガオに会えた ── 晩夏日記 令和三年九月八日(水)

雲がちょっと微妙な絡み方をしていたので、何となく撮ってみたカット。巻積雲、巻層雲、高積雲が互いに遷移したりされてたりしているのか、そう見えているだけなのかわからない。一見どうと言うことのないフツーの雲。しかし「ただの雲」なんて雲はこの世には存在しない。ちゃんと雲には雲なりの存在意義があって、出現しては離合集散と消滅を繰り返している。人間界だって同じだろう。
家の近くにマメアサガオが咲くところがあって、毎年傍を通りかかる際には気をつけるようにしていたんだが、どういう訳か今年はまったく見当たらなかった。まあ、興味のない人から見れば単なる雑草にしか見えないだろうし、近所の人が刈ってしまったのかも知れないが、ちょっと残念に思っていたんだよね。昨日の武漢肺炎ワクチン接種の帰りに、念のためにと思って辺りを注意深く見回しながら歩いていたら、実にあっさりと発見してしまった。例年の場所からは20〜30mほど離れたところだが、けっこうな数がしっかりと咲いていた。さすがにしぶとい連中だ(笑)。

「マメアサガオ再び」 Sony Xperia XZ1, f5.6, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
和名:マメアサガオ/学名:Ipomoea lacunosa/ヒルガオ科サツマイモ属の植物。直径1~2cm程度の白から淡紫色の花をつける。北アメリカ原産の帰化植物。近縁種にやはり帰化植物のホシアサガオがある。
もちろん雑草で帰化植物なんだけれど、俺はヒルガオも大好きだしアサガオの仲間(実は、ヒルガオもアサガオもマメアサガオもヒルガオ科の植物なので「ヒルガオの仲間」と呼ぶのが正しい)ってだけで何となく憎めないんだよね(笑)。まあ、ヒルガオもマメアサガオも農業関係の方には厄介ものなんだろうが、道端にそっと花を咲かせるくらいなら大目にみてやってほしい思う。写真を見てもらえれば、小さいながらもちゃんとアサガオだってことがわかるよね(笑)。
決断はチャーシューメンかチャーハンか 世は事もなし僕の逡巡 (まるひら銀水)

↑ 大変お手数ですが、 ワンクリック のご支援をお願いたします! 「にほんブログ村ランキング」に参加しています。みなさまの ワンクリック のご支援が何よりの励みになります!
- 関連記事
-
-
世界津波の日・津波防災の日に寄せて ── 続・望夏日記 令和三年十一月五日(金) 2021/11/05
-
天使が通る時 ── 残夏日記 令和三年九月二十三日(木) 2021/09/23
-
今年もマメアサガオに会えた ── 晩夏日記 令和三年九月八日(水) 2021/09/08
-
【改訂版】 ツキミソウの仲間は雌しべがエレクチオンする? ── 植物だって大変なんだなと思うよ 2021/07/06
-
【改訂版】 さあ、クイズで行ってみようか! ── スズメさんたちは一体何羽いるでしょう? 2021/06/15
-