台風日記とは書きたくない ── 梅雨明け日記 令和三年七月二十六日(月)


台風8号は当初の予想よりは強くはなさそうだが、関東から東北地方に接近して上陸必須の情勢だ。過去記事でも書いたが、台風は全体的に均一の暴風雨になっている訳ではなく、特に風については進行方向の右側(危険半円)と左側(可航半円)ではかなり違う。今後の気象情報に注意したい。
ところで、その気象庁のホームページなんだが、最近大幅リニューアルされてめちゃくちゃ使い難くなった。聞くところによると、最近防災情報にアクセス出来なくなるというトラブルがあってその対応がきっかけになったらしい。まあ、気象庁はお役所だし、ちょっと梅雨明けや台風の進路予測が外れただけでも袋だたきしてやろうと手ぐすね引いて待っている暇な輩も多いのでその気苦労はわかる(笑)。ただ「防災情報をメインに」というレイアウトや意図は理解出来るんだが、トップページが単純化され過ぎてかえって使い勝手が悪くなっている。そこから以前のトップページのような基本的な全国版の気象情報ページ、つまり天気図とかアメダスとか衛星画像などを見ようとすると、どこから行けばいいのか全然わからないんだよね(笑)。ガイドなどもないので、手当たり次第にアイコンやリンクを押してようやく分かったんだが、まず「防災情報」のアイコンをクリックすると、そのページには一応「雨雲の動き」と「アメダス」が載ってはいるんだが、これまたずいぶんと使い勝手が悪くなっている。しかも「衛星画像」がどこにも見当たらない。ここで「あなたの街の防災情報」というタブを押すと、ようやく従来のトップページのような総合リンクが見えるようになって、そこから「気象衛星ひまわり」のページに行けるんだが(ここに辿り着くまで何度アイコンやリンクを押したんだろう)、これも「雨雲の動き」や「アメダス」同様に使い勝手が悪い。数年前にもトップページのマイナー的なリニューアルがあって、その時は「従来のトップページ」も選択出来るなどの配慮もあったんだが、今回は全くユーザー本位じゃないね。このリニューアルの意味がよくわからないし、改悪としか言い様ががない。
奈良県天川村にある観音峰に登山中に連絡のつかなくなっていた、免疫学の世界的権威でノーベル医学生理学賞の有力候補とも目されている大阪大学特任教授の審良静男氏が、観音峰の登山道から800メートルほど離れた山中で動けなくなっているところを発見、救助された。膝や肩の骨を折るなどの重傷を負っていて、ヘリで病院に搬送されたが命には別状ないそうだ。自分の経験からいっても、山や沢の単独行は本当に怖い。これが厳冬時ならもちろん、晩秋とか初冬でもかなり危険な状況になっていたことは間違いない。何はともあれ、無事でよかった。
古いハム変色レタスなんのそのホットサンドに化ければ食える (まるひら銀水)
「レンチンは傷んだメシの毒を消す」サイバラ説を信じたい俺 (まるひら銀水)
西原理恵子先生の至言からもう一首。
人生の抗生物質カツ丼はあくまでクスリ悪魔のクスリ (まるひら銀水)

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