【改訂版】 大義名分や錦の御旗を振りかざすな!── 今宵も酔いに任せて大いに吼えてみる

はい。恒例の本日の気温データから参ります(笑)。
埼玉県北部地方⇒最高気温:10.5度 最低気温:0.5度
北海道釧路市⇒最高気温:零下5.0度 最低気温:零下10.4度 (真冬日)
本日も我が故郷釧路の最高気温が、埼玉の最低気温より5度も低いという圧勝に終わった(笑)。
さて、年明け早々俺の住む街で某大手スーパーが閉店となった。いわゆる郊外型の店舗ではなく、旧市街地のど真ん中という立地なので、客層には高齢者や徒歩または自転車で訪れる人も多かった。開店以来30年、元々周辺にあった個人商店は軒並み廃業に追いやられている。全国的によく見られるパターンで「これからどこで買い物をすればいいのか・・・」と嘆く客の恨み節もよくわかるというものだ。企業側の閉店に至った言い分がふるっている。「地域のお客様のニーズに、品ぞろえが対応できなくなった」そうだ。何だか「悪いのは我々ではなく、お客さんの方です」なんて言ってるように聞こえるんだよね(笑)。
そう言えば、休肝日を設けようかどうか悩んでいた時に思いだしたんだけれど、最近やたら新聞の休刊日が増えたような気がする(笑)。まあ、雨の日も風の日も新聞を届けてくれる配達員の方に休暇を取っていただくこと自体には異論があろうはずはない。そうじゃなくて、本当のところはそれが理由じゃないような気もするんでさ(笑)。これって実質値上げだろ(笑)。値上げする理由があるならはっきりそう言えよ。「いや違うんです。休刊日を増やしたくはないんですが、配達員に休暇を与えるためやむを得ずやっていることなんです」なんて大義名分を振りかざすなって言ってるんだ(笑)。
こんなことも思い出した。かなり前に新聞各紙申し合わせたように、紙面の活字を大きくしたんだよね。「高齢化が進む中で老眼の読者に配慮云々」なんて言いたいことはわかるよ。だけど、活字が大きくなってページ数が変わらないなら、それは記事の量が減るってことだし、記事の量が減るならそれは実質値上げだからさ。それに対しては「記事の書き方を工夫して対応したい」なんて言ってたんだが、そんなことって活字の問題にかかわらず日頃からやっていて当然の話じゃないか。菓子メーカーが「入っている菓子の個数は減らしますが、その分味をよくしますので問題ありません」なんて言ったとしても誰がそんなことで納得すると思う? 俺の耳には「今までは、記事を充実させるような工夫や努力をしていませんでした」なんてことをうそぶいているようにしか聞こえなかったんだよね。実際問題、その後の記事が書き方の工夫によって、いっそう充実したなんて様子は微塵も感じられなかったよ(笑)。
大震災の時も、節電を理由に相当数のATMの稼働を1年、あるいはそれ以上の間休止した挙げ句、ちゃっかりとそのまま廃止してしまった銀行も少なくなかったよね。JRや地下鉄をはじめ公共交通機関も、ずいぶん長い間照明の間引きをやっていた。真っ暗な車内で文庫本も読めやしなかった。ミニライト持参で読書してたやつを何人も見かけたよ(笑)。まあ、気持ちはすごくわかるけど、あれってけっこう眩しいし、隣の人がえらい迷惑なんだよな(笑)。「首都圏だって一応被災地なんだから
まあ、勢いに任せていろいろ書いてしまったんだけれど、南海トラフ大地震勃発の際、もし東日本が「オラ、関係ないから」なんて感じで節電しなかったら西日本の人たちがどう思うか、何と言うか、そういうことを考えてみてほしいと思うんだよね。あ、これって震災直後に本当に電力事情が逼迫していた頃のことを言ってんじゃないよ。電力事情が安定して来てからも、ずっとやってたのは何故なんだって話だ。もっとはっきり言えば、銀行も公共輸送機関も「節電」という錦の御旗の元にちゃっかりサービス削減をやっていなかったか? ということだよ。「いや、ウチは絶対に違います!」と自信を持って言えるところがどれほどあるかって話だ。
やべ、気がついたらハイボールが、ほぼほぼロック状態になっているじゃないの(笑)。

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