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振り放(さ)けみればただ枯野敷く ── Modern Methods #2 まるひら銀水歌集

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さえき奎(けい)
茜雲グラスの縁に滲み出で #1「茜雲グラスの縁に滲み出で #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight
茜色に染まる尾流雲の隊列。





振りけみればただ枯野敷く ── Modern Methods #2 まるひら銀水歌集




オグリン♪さんに

辿り来て酔ひるるの侘しきに振りけみればただ枯野敷く



ハイボール 風 木 水 草 蝉時雨 雄大積雲 ハイボール濃いめで



茜雲グラスの縁に滲みで木遣りくずしの酒にあらずや



梅雨の夜は彼岸に道のつながりて愛しき人と音無きうたげ



底冷えの飲めど飲めども酔えぬ宵差しで飲らんと彼岸の人呼ぶ



さわさわとグラスの水面みなも波立てば酒ぎなおす まだイケるよね?



風死すも振り向きもせず笑みもせずジャネーの時を夏駆け抜ける



お手々つなぐ一年生ひよどりのつがひさへ妬まし寡男やもをの春





イオママさんに

「内緒だよ」そっと一口頬張れば早黄昏れてドアチャイム鳴る




美香さんに

あ、涼しい 熱の双丘そよそよと汗と吐息と君の匂いと




出典:まるひら銀水 『さえき奎の頭の中のどこか』所収

茜雲グラスの縁に滲み出で #2「茜雲グラスの縁に滲み出で #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight

  第1回へ戻ってみる:根拠なき琴線上の永遠 ── Modern Methods #1 まるひら銀水歌集  


  次回へ続く : 掲載時期未定  




(しーちゃんを詠んだ短歌のページはこちらです)

  「エリート」の午後 ── しーちゃんと二人で   


  しーちゃんと僕 ── 春採湖のローレライ   


  僕のしーちゃん ── 三つ葉のクローバーが運んだ至福  


  しーちゃんの水中花 ── 異次元の花を見た日  


  しーちゃんのまなざし ── いつものクール ひたすらやさし  



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さえき奎(けい)
Posted byさえき奎(けい)

Comments 10

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さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: ジャネーにハイボールww

がちょーさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> 詩集も朗読させてもらいました(笑)

ありがとうございます。

> ハイボールにジャネーの言葉も出てきましたねww
> なんとなくさえきさまらしい言葉でもありました!

というか、私にはそれしかモチーフがないんです(笑)。

> ホントにもう26日です
> ジャネーの法則でもありましたよ!!

今日も予定が大幅に狂いました。もう、どうにでもなれという感じです(笑)。

> 本日は重機に乗ってのアルバイトでした
> 今年最後のアルバイトですよ。

それは大変お疲れ様でした。ゆっくりと一杯飲ってくださいね。

2020/12/26 (Sat) 19:23 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: ドア |д・)

イオママさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> いやぁ..つまみ食いが見つかってしまった!
> なして分かったんだべ?

自分でバラしてましたよ(笑)。以前、イオママさんが詠んでくれた短歌への返歌
ですから(笑)。

> でもさ、内緒に食べるって
> これもまた美味しいんだよね(≧∇≦)/🍖

食べ物でも酒でも、背徳感こそ最高のスパイスですからね(笑)。

> それにしても
> ドア |д・)..どちら様?🎅🏿

さあ、誰でしょう? 黄昏れてからピンポン鳴らす人って・・・(笑)。

2020/12/26 (Sat) 19:19 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: あっ♪あの時の(*^-^)

美香さん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> いつも読み逃げですみません(^^;

とんでもない。それを言うなら私のほうこそです(^_^;。

> 熱の双丘♪私の記事に対して返して下さったさえきさんの歌♪
> 嬉しかったです(*^-^)

どういたしまして。こんな拙作を喜んでいただけたのでしたら大変光栄です。

> 『鍵穴』でもお願いします♪(笑)

寡作家ですので(言い訳)、いつの日にか気分が高揚しましたら(笑)。

> >底冷えの飲めど飲めども酔えぬ宵差しで飲らんと彼岸の人呼ぶ
>
> さえきさんの飲んでる姿の背中が見えるようです。
> 私の胸にも染みてきます…

ありがとうございます。何度も書いていますが「彼岸の人であろうと此岸の
人であろうと、つながっていたいという自分の想いさえ抱(いだ)き続け、
発信し続けていれば、その結びつきが途切れることはない」というのが私の
信念です。

2020/12/26 (Sat) 19:14 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 遠き日〜、

umi925さん、こんにちは。ご来訪ありがとうございます。

> 今日の貴方のブログからは 高校時代 読んだ シュトルムの みずうみ の 読後感の情景が 思い起こされました、とっても珍しい事です、
> 若い時 ドイツからオランダへの 車窓の風景が アンナ・カレニーナの読後情景と重なった事 以来 でしょうか

世界的名作を思い起こしていただくなど、身に余るお言葉です。拙作ばかりで
とても気恥ずかしいのですが、大変励みになります。ありがとうございます。

> 多分 15歳ぐらいは年長の私 女子校だけで 貴方の高校時代
> しーちゃんと の 文 を 羨ましく 自己流に想い描いてでした お酒の事空の事 宇宙に物語りを紡がせていただけて 有り難う。

私は歌を詠む際には、拙いなりに常に読み手が映像を想起出来るような作品を
心がけておりますので、本当にうれしいお言葉です。ありがとうございます。
とりとめもない雑多なブログですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020/12/26 (Sat) 19:01 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: みそひともじの芸術。

オグリン♪さん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

> 歌集からの抜粋、誠にありがとうございます。
> 名吟を集めましたね。

とんでもない。過去記事で思いつくまま詠んだ歌をまとめてみただけです。

> 一つ一つあれこれ評論したいと思いましたが、野暮なんでやめました。
> 詠んだ人の評価そのままが正しい評価でしょう、それが芸術と言うものです。

芸術などにはとても価しないと思いますが、読み手が映像を想起できるような
歌になるように常に心がけています。

> 三十一文字とは一番古くて新しい短詩であり文学。

はい。和歌と短歌は歴史的、文学論的な相違は創意として、連綿と繋がっている
ものだと私は思っています。

> Modernではありますが、Orthodoxでもあり、Classicでもあり、さらにOldでもある。
> よーするに変化自在の文学です、文語も口語もOK、さらに枕詞がキチンと現代でも歌の中に隠されています。
> 融通無碍にして歴史ある正統的なモノ、ゆえに言霊を宿すのでしょうね。

それをいいことに、節操もなく、スタイルも全く定まっていない歌ばかりなのが
恥ずかしいです(笑)。

> 素晴しい♪

ありがとうございます。身に余るお言葉です。冒頭の一首は、先日オグリン♪さんの
ところで、酔いに任せて詠んだ一句が、どうしても詠み切れていないという感が拭えず
短歌に詠み替えてみたものです。翌日、このことばかり考えていたので、全く仕事に
なりませんでした(笑)。最初、オグリン♪さんへの献辞を添えようと考えていたの
ですが、あまりにもおこがましいのではと思い直してやめました。大変拙い一首ですが、
改めてオグリン♪さんに捧げたいと思います。

2020/12/26 (Sat) 18:43 | EDIT | REPLY |   
がちょー  
ジャネーにハイボールww

こんにちはさえきさま。

詩集も朗読させてもらいました(笑)
ハイボールにジャネーの言葉も出てきましたねww

なんとなくさえきさまらしい言葉でもありました!

ホントにもう26日です
ジャネーの法則でもありましたよ!!

本日は重機に乗ってのアルバイトでした
今年最後のアルバイトですよ。

ご支援もいつもありがとうございます♪


2020/12/26 (Sat) 12:21 | EDIT | REPLY |   
イオママ  
ドア |д・)

おはようございます!

いやぁ..つまみ食いが見つかってしまった!
なして分かったんだべ?

でもさ、内緒に食べるって
これもまた美味しいんだよね(≧∇≦)/🍖

それにしても
ドア |д・)..どちら様?🎅🏿

2020/12/26 (Sat) 09:29 | EDIT | REPLY |   
美香  
あっ♪あの時の(*^-^)

さえきさま、いつも更新お休みの私のブログへの訪問、本当にありがとうございます♪
いつも読み逃げですみません(^^;

熱の双丘♪私の記事に対して返して下さったさえきさんの歌♪
嬉しかったです(*^-^)
『鍵穴』でもお願いします♪(笑)

>底冷えの飲めど飲めども酔えぬ宵差しで飲らんと彼岸の人呼ぶ

さえきさんの飲んでる姿の背中が見えるようです。
私の胸にも染みてきます…

2020/12/26 (Sat) 09:27 | EDIT | REPLY |   
umi925  
遠き日〜、

さえき奎さん お早うございます、

今日の貴方のブログからは 高校時代 読んだ シュトルムの みずうみ の 読後感の情景が 思い起こされました、とっても珍しい事です、

若い時 ドイツからオランダへの 車窓の風景が アンナ・カレニーナの読後情景と重なった事 以来 でしょうか

多分 15歳ぐらいは年長の私 女子校だけで 貴方の高校時代
しーちゃんと の 文 を 羨ましく 自己流に想い描いてでした お酒の事空の事 宇宙に物語りを紡がせていただけて 有り難う。

2020/12/26 (Sat) 06:49 | EDIT | REPLY |   
オグリン♪  
みそひともじの芸術。

歌集からの抜粋、誠にありがとうございます。

名吟を集めましたね。

一つ一つあれこれ評論したいと思いましたが、野暮なんでやめました。
詠んだ人の評価そのままが正しい評価でしょう、それが芸術と言うものです。

三十一文字とは一番古くて新しい短詩であり文学。

Modernではありますが、Orthodoxでもあり、Classicでもあり、さらにOldでもある。
よーするに変化自在の文学です、文語も口語もOK、さらに枕詞がキチンと現代でも歌の中に隠されています。
融通無碍にして歴史ある正統的なモノ、ゆえに言霊を宿すのでしょうね。

素晴しい♪

2020/12/26 (Sat) 06:21 | EDIT | REPLY |   

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