辿り来て酔ひ痴るる幻(ゆめ)枯野敷く

上掲は、数日前の夕刻に撮影した飛行機雲だ。これが「Z」なのか「2」なのか「乙」なのか、ソラの神様がどういう意図で描いたのかはわからないが、稲妻状にジグザクになった飛行機雲を見たのは「白い稲妻」に続いてこれで二度目だ。「白い稲妻」の方は何となくその成因が推察出来たんだが、今回の「赤い稲妻」は、どうやったら飛行機雲がこんな風に鋭角的に曲がるのか、俺の頭じゃどうしても理解出来ない。そもそも飛行機がこんな飛び方するのは不可能だし、よく見ると下の部分は捻れて、もう一度鋭角的に曲がっているようにも見える。完全にお手上げだ(笑)。もうしたたかに酔っ払っていることだし、そのうち専門家に聞いてみたいと思う。
クリスチャンでもないのにクリスマスイブもクソもあるか・・・なんて野暮は言わないよ(笑)。お祭りなんていくらあってもかまわないし、時期的にも家族と一緒に忘年会、または慰労会なんて意味合いもあるんで、それはそれでいいんじゃないかなと思う。まあ、俺的には、年に何度もない、おおっぴらに「シャンパン(正式には「シャンパーニュ」と呼称すべきだが)が飲める日」だってことがうれしかったしね(笑)。カヴァ(スペインの特定地域にてシャンパーニュ製法で醸造されるスパークリングワイン)にもセグラ・ビューダスなど本当に美味いブランドがあって、格安で買えるし「これがあればシャンパンなんぞいらねえ」なんて思うんだけど、たまにシャンパンを飲むとやっぱり衝撃を受けるからさ(笑)。
冬至のお祝いに、そのセグラ・ヴューダスを2本も空けてしまったので、今宵は格安バーゲンセールで買った売れ残りの
クリスマスイブで懐かしく思い出すのは、ホールケーキのバタークリームの(生クリームにはない)あの独特の香ばしい匂いや、誰がサンタの飾りを取るかで揉めたことや、親父の「俺のクリスマスは、お前達のプレゼントで『苦しみます』だ」なんていう、文字どおりのオヤジギャグのことなんだよね(笑)。毎年性懲りもな連発していたよ・・・。あ、湿っぽい話は、これでおしまいだ。乾杯、乾杯!
雪が病み霙となる夜に立ちあがるすこし汚れた行間ひとつ (糸田ともよ)
ふあん 黙りこむふかみどりの淵へ雪のからだで降りていくこと (糸田ともよ)
雪の要るたましいいくつ 廃屋の滴りそうな木目と目が合う (糸田ともよ)
出典:糸田ともよ著 『水の列車』所収 (洋々社 平成14年/2002年刊)

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