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逢うが別れの始めとは、知らぬあっしじゃござんせんが・・・

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さえき奎(けい)
VHFアンテナのある空景 (その4)── ¿ネガティブな疑問符?「VHFアンテナのある空景 (その4)── ¿ネガティブな疑問符?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
あの日、あの雲から抜け落ちた疑問符"?"が・・・(下の画像のキャプションに続く)

VHFアンテナのない空景── ¿ポジティブな疑問符「VHFアンテナのない空景── ¿ポジティブな疑問符?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
(上の画像のキャプションから続く)・・・この日、この空に時空を超えて現れた

 今宵は、ソラの神様が「お前、それでええんかいな?」なんて俺に語りかけたんじゃないか・・・なんて一瞬思った二葉の画像をご紹介させていただきたい(笑)。

「なるほど、見えないこともないね。それで?」
「いや、それだけのことなんだけど・・・」

つまり、今宵は自分の生き様を振り返って、一杯一杯疑問符をつけながら一杯一杯飲っちゃってるので、想定外の・・・いや、違うな、多分想定内の酩酊状態になっているってことなんです、はい(笑)。深々と更けゆく底冷えの武蔵野の冷気のせいだよ、これって・・・なーんてことぼやきながらさ。はは、久々にバーボンをロックで飲っちまったからね(笑)。それにしても、ずいぶんとしばれる晩だべさ・・・。



別れも死もつらい。
でもそれが最後かと思えない程度の恋なんて、女にはひまつぶしにもなんない。
だから、今日ちゃんとお別れできて、よかったと思う。



出典・":吉本ばなな 『ムーンライト・シャドウ』より (朝日出版社 平成15年/2003年刊)



帰れ! 「帰れ!」って言われてすぐ帰るようなやつは、はよ帰れ!



出典・引用:田辺聖子原作/犬童一心監督作品 『ジョゼと虎と魚たち』より (アスミック・エース 平成15年/2003年配給)



覚えてる? 忘れてゐたでしょ? きみどりの茎のすんすん曼珠沙華です  (加納亜津代)



出典:加納亜津代 『なづの木さやさや』所収 (かまくら春秋社 平成27年/2015年刊)



分度器をあてひたきは逡巡か「私待ってたさ」西日射す部屋  (まるひら銀水)


出典:まるひら銀水 根拠なき琴線上の永遠 ── Modern Methods #1 まるひら銀水歌集所収 (令和2年/2020年掲載)



草はゆれてほそい花弁を振り落とす記憶から去る名前のように  (東直子)



出典:東直子 『十階 短歌日記2007』所収 (ふらんす堂 平成22年/2010年刊)

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さえき奎(けい)
Posted byさえき奎(けい)

Comments 14

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さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: タイトルなし

ももPAPAさん、今晩は。いつもコメントありがとうございました。

> 下の写真 上空からの撮影のような錯覚を覚えました。

確かに真上から、または真下からの撮影のように見えますね(笑)。実は仰角40度
くらいの撮影です(笑)。

> 逢うが別れの始めって、心の隅に置いてはいたものの、飲むほどに思いが募って
> きて心の隅に畳んでいた思いが溢れて止まらなくなる日ってありますね。

はい。何かあったとかいう訳でもないのに、唐突に襲って来るんですね・・・。

> 今宵はそんな日のようで・・
> 自分の場合、ずっと一緒に過ごしたワンのことですが、ロスの真っ只中 まだま
> だ時間がかかりそうです。

お察しします。愛するペットとの別れは、いろんな意味で本当に辛いと思いますね。

2020/12/18 (Fri) 17:41 | EDIT | REPLY |   
ももPAPA  

さえき奎さん こんばんわ♪

下の写真 上空からの撮影のような錯覚を覚えました。

逢うが別れの始めって、心の隅に置いてはいたものの、飲むほどに思いが募って
きて心の隅に畳んでいた思いが溢れて止まらなくなる日ってありますね。
今宵はそんな日のようで・・
自分の場合、ずっと一緒に過ごしたワンのことですが、ロスの真っ只中 まだま
だ時間がかかりそうです。

2020/12/17 (Thu) 21:27 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 別れもいろいろ!

くろすけさん、今晩は。いつもコメントありがとうございます。

> 「疑問符」確かに?

見えますか(笑)? くろすけさんなら見えてくれると信じていました(笑)。

> ネガティブとポジティブに置き換えたのがGoodセンスですね。(#^^#)

ありがとうございます。写真屋サンなだけにこうなります(笑)。

> 空も人生も「?」に出会うことたびたびです。

何事も「?」の連続ですが、それを感じなくなったら人間オシマイです(笑)。

> 「別れも死もつらい」確かに。。。
・・・・・
> 死や別れは、悲しく辛い時もありますが、失って得るものもありました。
> 少しだけ、強くなったような気もします。(#^^#)

拝読させていただきました。そうですね。そういうことを経験していない人間は、
いつまで経っても半人前だと思います。

> >覚えてる? 忘れてゐたでしょ? きみどりの茎のすんすん曼珠沙華です
>
> これいいですね。良く気持ちがわかります。
> 花を終えてしまった後にも、ちゃんと目が行く作者の感性が素敵です。

素敵な一首だと思います。曼珠沙華は何のメタファーなのかと、深読みするのも
面白いと思いますよ(笑)。

> >「私待ってたさ」
> いいですね。待っててくれる人がいるということは。。。(#^^#)

うーん、男というのものは、かくも優柔不断で野暮な生き物なんですよ(笑)。

2020/12/17 (Thu) 20:08 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: タイトルなし

onorinbeckさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> 急に寒くなりました。
> 夜の空見。完全防寒にしてください。

ありがとうございます。onorinbeckさんも、どうかご自愛ください。

> 万が一寝落ちしたら命の危機ですわー!

そうですね。そういえば、今月は木星と土星の大接近ですね。

2020/12/17 (Thu) 19:36 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: まるひら銀水さんへ

イオママさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> 出会えばいつか別れる時が来ますね
> たとえ夫婦であっても..

はい。辛いことですが、誰もその運命(さだめ)からは逃れられませんからね・・・。

> いやぁ..またラーメンが食べたくなりました。
> 寒さが身に染みると
> 熱いものが食べたくなります。

そうですね。寒い時、悲しいと時、辛い時には、私はいつもまるひらのラーメンが
食べたくなります。

> 「私待ってたさ」
> 「足ひゃっこくて霜焼けになるべさ」
>
> 「待たせて・・・ごめん」(*-ω(ω-`o )))
>
> 「なんもだ、許しちゃる」
> 「その代わりラーメン奢ってよ」
>
> 「なんぼでも奢っちゃる!」
>
> ┈┈┈醤油ラーメン2つね!┈┈┈
>
> 「あいよ!」
>
> |_・)ノ”

ブラボー! 素晴らしいです! まるで映画の一シーンのように素晴らしい寸劇
です。ありがとうございます!

で、私の声を一言。

なしてラーメン、大盛りにしねんだ?

2020/12/17 (Thu) 19:34 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: ソラの声の神様

がちょーさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> ソラの神様が語りかけて来られましたね!
> 私もたまーにソラを見上げると多分、神様でしょうね。何かはっきりではありませんが声が聞こえてくるのですよ

はい。時には「ソラ耳」だったりしますけれどね(笑)。

> 特に夏のソラではあれは神様でしょうね!
> さえきさまのよーに、ハッキリと声がそのうちに聞こえて来るのが楽しみであります。お写真も拝見しました

本当のソラの神様の声というのでしたら、それはおそらく雲であり風であり雨や
雪のことでしょうね。それらは多くのソラのメッセージを有しています。

2020/12/17 (Thu) 19:23 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 「私待ってたさ」

花おばさん、今晩は。いつもご支援ありがとうございます。

> 別れも、死別も、どちらも、身を切られるように辛い出来事ですね。
> 死別は、ある日突然そうなってしまうと、永遠に、その人の事が忘れられません。
> けれど、ある程度覚悟して、共に過ごす時間を共有していくことで、自分への納得が得られるように思います。

その境地に至るまでが難しいですね。そして自分では得心したと思っていても、
それが現実になると、そうではなかったと気がついたりして・・・。

> 身内であったり、友人であったり、千差万別ですが、
> 心ひりひり、ずきずき、えぐられるような痛みを伴って、自ら、縁を切った別れもございます。
> それでも、お互いの新たな出発を願っての別れでしたので、その決断には、後悔はありません。

はい。大人になって行くというのは、一つにはそういうことなんだと思います。

> いや~、今回の内容、深いですね~。
> まるひら銀水さん、「頭の中のどこか」情景が浮かんで参りました。

ありがとうございます。

> 田辺聖子さん作品、一時、夢中で、愛読してましたし、
> <覚えてる? 忘れてゐたでしょ? きみどりの茎のすんすん曼珠沙華です>
> 声なき声を聴く、ふと道すがら、出会った曼殊沙華を思い出しておりました。

私も田辺聖子先生のファンなんですよ。そして加納亜津代さんのこの一首、いい
ですよね。映像が浮かびますし、曼珠沙華は一体何のメタファーなんだろうかと
考えてしまいます。

> 詩にして、情景を詠む。いいものですね。
> 素晴らしい文化、文学、日本人に生まれて、幸せだな~と感じた今回の更新でございました。
> 今回も、イイ時間をありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。

2020/12/17 (Thu) 19:17 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 恋と愛とは違うんだよなぁ。

オグリン♪さん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

> 愛は深くて恋は新しいから恋が勝ったように見えるけど本当は違うんだよなぁ。
> 恋は新しいゆえに罪なんだと思います、鬼才・園子温監督の映画「恋の罪」のテーマは、そう言うことでしょうね。

なるほどですね。そして恋と欲の境界線も曖昧だからますます混沌として行く(笑)。

> 恋につまづいたくらいならば、立ち直るのは簡単だ。けれど、一度でも恋に落ちてしまったら、そこから抜け出すのは容易なことではないよ。byアルベルト・アインシュタイン
> アインシュタインほど恋多き男ではないんだけどネ。

「おまゆう」という感じですね(笑)。まあ、チャップリンよりはましかと(笑)。

> やっぱり、私が、悪いんだろうなぁ。
> 恋から愛へ移行できないのは・・・う~ん。

難しいですよね。ある日突然変化するものではないし、徐々に「昇華」して行く
ものでしょうから・・・。

> 最後に愛だと確信したのは母親の愛だけかもなぁ。
> 寂しい話。
> で、二人の娘は、愛しているような気がするんだけど・・・う~ん。

そうですね。しかし、誰でも母親の愛だけは確実に得られるはずという常識が通用
しない世の中になって来ました。父親の愛は・・・うーん(^_^;。

> さて、飲むか。
>
> 冬薔薇死んだ女の嘘に泣く/釣月

ありがとうございます。

2020/12/17 (Thu) 18:54 | EDIT | REPLY |   
まっ黒くろすけ  
別れもいろいろ!

「疑問符」確かに?
ネガティブとポジティブに置き換えたのがGoodセンスですね。(#^^#)
空も人生も「?」に出会うことたびたびです。

「別れも死もつらい」確かに。。。
過去3年続けて年末ごろにショッキングな別れがありました。
出会った時(その頃趣味上で師匠を求めていた)は、この人が私の求めていた人かしらと「あ~やっと」と思ってただけにそれぞれの決別にはそれなりの勇気が要りました。
1回目の時は、あ~この人はやっぱ縁がない人だったのかと悲しかったですがあきらめ、
2回目は、「今度の人こそくろすけのことを理解し、技術も冒険も学べる」と思ったのですが、ボタンの掛け違いで、任務終了を言い渡され、想定外でしたので超ショックで涙があふれ泣きました。が、ものすごく悲しかったですが勇気をだして決別しました。。
3回目の時は、ひょんなことでその方の裏の顔を見てしまい、こんなチャンス逃すのはもったいないと思ったのですがもう、自分の中で裏の顔を許せなかったので、思い切り決別しました。
この時は2年も同じことが続いた後だったので、「あ~、自分には自分の求めてるような人とは縁が無いんだ」と、自分の運命のなさみたいなものを感じ、少しの間空虚な日々を過ごしました。

死や別れは、悲しく辛い時もありますが、失って得るものもありました。
少しだけ、強くなったような気もします。(#^^#)

>覚えてる? 忘れてゐたでしょ? きみどりの茎のすんすん曼珠沙華です

これいいですね。良く気持ちがわかります。
花を終えてしまった後にも、ちゃんと目が行く作者の感性が素敵です。

>「私待ってたさ」
いいですね。待っててくれる人がいるということは。。。(#^^#)




2020/12/17 (Thu) 11:40 | EDIT | REPLY |   
onorinbeck  

急に寒くなりました。
夜の空見。完全防寒にしてください。
万が一寝落ちしたら命の危機ですわー!

2020/12/17 (Thu) 11:11 | EDIT | REPLY |   
イオママ  
まるひら銀水さんへ

こんにちは。

出会えばいつか別れる時が来ますね
たとえ夫婦であっても..

いやぁ..またラーメンが食べたくなりました。
寒さが身に染みると
熱いものが食べたくなります。

「私待ってたさ」
「足ひゃっこくて霜焼けになるべさ」

「待たせて・・・ごめん」(*-ω(ω-`o )))

「なんもだ、許しちゃる」
「その代わりラーメン奢ってよ」

「なんぼでも奢っちゃる!」

┈┈┈醤油ラーメン2つね!┈┈┈

「あいよ!」

|_・)ノ”





2020/12/17 (Thu) 10:20 | EDIT | REPLY |   
がちょー  
ソラの声の神様

おはようございますさえきさま。

ソラの神様が語りかけて来られましたね!
私もたまーにソラを見上げると多分、神様でしょうね。何かはっきりではありませんが声が聞こえてくるのですよ

特に夏のソラではあれは神様でしょうね!
さえきさまのよーに、ハッキリと声がそのうちに聞こえて来るのが楽しみであります。お写真も拝見しました

ご支援もありがとうございまーす


2020/12/17 (Thu) 09:29 | EDIT | REPLY |   
花おばさん  
「私待ってたさ」

さえき様、こんにちは。

別れも、死別も、どちらも、身を切られるように辛い出来事ですね。

死別は、ある日突然そうなってしまうと、永遠に、その人の事が忘れられません。

けれど、ある程度覚悟して、共に過ごす時間を共有していくことで、自分への納得が得られるように思います。

身内であったり、友人であったり、千差万別ですが、

心ひりひり、ずきずき、えぐられるような痛みを伴って、自ら、縁を切った別れもございます。

それでも、お互いの新たな出発を願っての別れでしたので、その決断には、後悔はありません。

いや~、今回の内容、深いですね~。

まるひら銀水さん、「頭の中のどこか」情景が浮かんで参りました。

田辺聖子さん作品、一時、夢中で、愛読してましたし、

<覚えてる? 忘れてゐたでしょ? きみどりの茎のすんすん曼珠沙華です>

声なき声を聴く、ふと道すがら、出会った曼殊沙華を思い出しておりました。

詩にして、情景を詠む。いいものですね。

素晴らしい文化、文学、日本人に生まれて、幸せだな~と感じた今回の更新でございました。

今回も、イイ時間をありがとうございました。

2020/12/17 (Thu) 08:56 | EDIT | REPLY |   
オグリン♪  
恋と愛とは違うんだよなぁ。

愛は深くて恋は新しいから恋が勝ったように見えるけど本当は違うんだよなぁ。
恋は新しいゆえに罪なんだと思います、鬼才・園子温監督の映画「恋の罪」のテーマは、そう言うことでしょうね。

恋につまづいたくらいならば、立ち直るのは簡単だ。けれど、一度でも恋に落ちてしまったら、そこから抜け出すのは容易なことではないよ。byアルベルト・アインシュタイン

アインシュタインほど恋多き男ではないんだけどネ。

やっぱり、私が、悪いんだろうなぁ。

恋から愛へ移行できないのは・・・う~ん。

最後に愛だと確信したのは母親の愛だけかもなぁ。

寂しい話。

で、二人の娘は、愛しているような気がするんだけど・・・う~ん。

さて、飲むか。

冬薔薇死んだ女の嘘に泣く/釣月

2020/12/16 (Wed) 23:47 | EDIT | REPLY |   

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