今宵はソラ屋らしい記事にしてみたい ── などと思っているだけの酔っ払いの宵



今日は全国的に低気圧が通過するので天気も下り坂との予報だったが、前線の南端の関東地方はそれほど影響もなかったようだ。雲が多いながらもそこそこ暖かく、午後遅くからは陽も射して来た。あなうれしや、今宵も美味い酒が飲めそうだ(笑)。
画像は、10日ほど前の日没直前の空に出現した波状高積雲だ。波状雲といっても、帯状の雲列が連なったようなフォルムになるのが普通なんだが、この日の雲はまさに渚に打ち寄せる小波のように見えた。他にも二重雲など色々とドラマチックな変化を見せてくれて、一杯飲るのも忘れて撮影していた。まあ、高積雲って巻雲と並んで本当に絵になる雲だよね。人間界でいえば、一、二を争うトップモデルみたいな存在なんじゃないだろうかと思うよ(笑)。
昨日、一昨日と「没後10年・~家族を歌う~第9回河野裕子短歌賞」の入賞作品をご紹介させていただいたが、最高賞の「河野裕子賞」の四首と「選者賞」の五首の計九首のうち、女性が八首を占めているんだよね(笑)。男性は、一昨日ご紹介した自由題の受賞者野呂裕樹さんだけだ。他の入賞者をざっと見渡してみても圧倒的に女性が多い。まあ、当然だよね(笑)。俳壇の方はそうでもないような気もするんだけど、歌壇に於いてはこれが現実なんだよね。当然というより、必然というべきじゃないだろうか・・・。「前頭葉で歌を詠もうとする」男が「○○で詠む」女に敵うわけがない。
あ、全然ソラの記事になってねえや。画像を三葉出したので、何とか勘弁してもらえないだろうか・・・(笑)。
東京の夜景の中で泣いてゐたあれはがんばれる人の光だ (逢坂みずき)
透明の細き容器に名は書かれ私が尿であるかのやうに (逢坂みずき)
出典:逢坂みずき著 『虹を見つける達人』所収 (本の森 令和2年/2020年刊)

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