【再掲】 君に架ける橋 ── とりとめもなく橋の話を書いてみる

ここ数年で見た一番鮮やかな「空とつちとにかかる橋」。期待できそうな状況だったが、結局右半分だけの出現に終わった。
いつもお邪魔している我が故郷釧路在住の写真家さゆうさんのサイトで、霧に煙る
帰郷して、この三橋を写真に撮ってみたいと思った。考えてみれば、本格的に写真を撮り始めて以来、釧路はおろか北海道でまともな撮影行をやったという記憶がない。もちろん、全然帰郷していないという意味じゃないよ。人生で一度くらい撮影行のために帰郷するってのもいいんじゃないだろうか・・・なんてことを考えたりもするんだが、今のところ実現出来ていない。
橋って、思い出すだけで、何だか切ない気持ちになったりしないだろうか。どうしてなのかはわからないけれど、俺は橋を渡るときいつもそう感じる。そう感じるようになったのは、一体いつ頃からだっただろう。橋をモチーフにした名作も多いよね。旧ユーゴスラビア出身のノーベル賞作家イヴォ・アンドリッチの代表作『ドリナの橋』"/セルビア・クロアチア語: Na Drini ćuprija/英語: The Bridge over the Drina"、映画にもなったフランスの小説家ピエール・ブールの『戦場にかける橋』/"The Bridge on The River Kwai"、同じく戦記ものだと『レマゲン鉄橋』/"The Bridge at Remagen"なんて映画作品もあったよね。ちょっと新しいところでは、ロバート・ジェームズ・ウォラーのベスト・セラー『マディソン郡の橋』/"The Bridges of Madison County"が映画化されて世界的ヒットになったのは記憶に新しい。
福島県の猪苗代湖から流れ出る日橋川に架かる



「夜の錦桜橋」
画像出典:『真夜中の少女たち~センチメンタルハイウェイ』 (2006年 堀江慶監督作品 デジタルサイト製作)

「昼の錦桜橋」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
桐生市桜木町側から対岸錦町方面を望む。
今俺が住んでいるところの近くでは、群馬県桐生市の渡良瀬川に架かる
そうそう、俺は滝屋なんで、渓谷に架かる吊り橋も大好きなんだよ。色々思い出の吊り橋もあるんだけれど、その話はまた次の機会に譲りたいと思う。
黒髪の揺らし上手を
肩寄すれば黒髪揺りて頬を撫づ海風うれし
黒髪の
出典(第一首):さえき奎 「しーちゃんのまなざし ── いつものクール ひたすらやさし」
出典(第二首):さえき奎 「『エリート』の午後 ── しーちゃんと二人で」
出典(第三首):さえき奎の頭の中のどこか

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