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【再掲】 「エリート」の午後 ── しーちゃんと二人で

10 Comments
さえき奎(けい)
日々に緑濃く ── 出世坂の初夏
「日々に緑濃く ── 出世坂の初夏」
旧制釧路中学に通う生徒たちが出世を夢見て上り下りしたというのがこの坂の名称の故事である。出世坂を下れば目の前に幣舞ロータリー(道マニアの間ではかなり有名な六差路で、歩行者専用の出世坂を入れると七差路ということになる)と幣舞橋が現れ、その先は北大通りへと続いている。かつては四つのデパートが覇を競い合う一大繁華街であった北大通りも、今ではシャッターを降ろした店が目立つようになって往年の面影もない。
画像出典:ルートレス氏撮影によるこの作品は PIXTA より提供されています。また掲載画像は、オリジナル画像にフォトレタッチソフトでイラスト化処理を施しています。

 本稿は昨年の7月7日、つまり一年前の今日、ブログ開始以来初めて掲載した「しーちゃんの歌」の再掲版であることをお断りしておく。もう何度も書いているように、俺がこのブログを始めた目的の半分以上は、しーちゃんのことを書き残しておくためなんだけど「しーちゃんの歌」の第1回は7月7日に掲載したいというこだわりがあったことも確かだ(笑)。あ、でも北海道の七夕って8月7日にやるんだよね。まあ、いいじゃないか。七夕が二度あったとしても、誰も何も困ることなんかないからさ(笑)。





「『エリート』の午後 ── しーちゃんと二人で」



靴鋲に高下駄の音重ならせ君と初夏の出世坂しゅっせざか下る



肩寄すれば黒髪揺れて頬を撫づ海風うれし幣舞ぬさまいの橋



レスカなる君のオーダー「何それ?」で「俺、コーヒー!」背伸びのブラック



ストローの袋にそっと水を置く君と二人のエリートの午後



訳もなく言葉途切れてエリートの青色深きマッチ箱みる



黄昏れてともに歩みを緩めれば海霧ガス立ち込める北大通り




(令和元年の七夕の宵に寄せて)





身を焦がせ 想いは永遠とわに消えずともその入れ物は老いて行くから



(令和二年の七夕の宵に寄せて)


釧路市「幣舞橋」(「夏の像」付近)周辺の地図。拡大すれば「出世坂」(「松浦武四郎蝦夷地探検像」付近)も表示されます。
(こちらにもしーちゃんを詠んだ短歌のページがあります)

  しーちゃんと僕 ── 春採湖のローレライ   


  僕のしーちゃん ── 三つ葉のクローバーが運んだ至福  


  しーちゃんの水中花 ── 異次元の花を見た日   


  しーちゃんのまなざし ── いつものクール ひたすらやさし   



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さえき奎(けい)
Posted byさえき奎(けい)

Comments 10

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さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 祝一周年&しーちゃんLOVE。

オグリン♪さん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

お忙しいところ、再掲記事にまでコメントをいただきまして、申し訳ありません。

> 「君」の響きが七色に帯びていますね。
> この君の意味は、詩歌ではあまりにも深いですね。

ありがとうございます。光栄です。このブログの本当のタイトルは「しーちゃんへ寄す、
しーちゃんに捧ぐ、しーちゃんのためのブログ」なのでどうかご容赦のほどを(笑)。

> 美しく幸せな時間に乾杯♪

もう卒業しなければいけないのかも知れないんですけれどね・・・・

2020/07/08 (Wed) 19:03 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 永遠の青春!

くろすけさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

> お二人に乾杯!
> 奎さまの変わらぬ熱い想いに乾杯!
> 詠むたびに新鮮です。(*^^*)

もう何度もお読みいただいているのに、わざわざありがとうございます。

> 七夕の夜は雨、天の川の向こう岸で亡夫が手を振っていました。(^-^;

わかりますよ。これは私の勝手な推測なんですが、牽牛と織女のエピソードも元々は
彼岸と此岸の話だったんじゃないかと思っています。

2020/07/08 (Wed) 18:04 | EDIT | REPLY |   
オグリン♪  
祝一周年&しーちゃんLOVE。

「君」の響きが七色に帯びていますね。

この君の意味は、詩歌ではあまりにも深いですね。

美しく幸せな時間に乾杯♪

2020/07/08 (Wed) 17:56 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: タイトルなし

onorinbeckさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> とっても良い歌ですねー!

ありがとうございます。

> 短歌はあまり見なかったけど、
> 興味出て来ましたよ!

拙い歌ですが、そういうきっかけになればすごくうれしいです。本物の歌人の作品は
私の遊び半分の歌などとは全然違いますから、きっと心にズシンと響いて来ると思い
ますよ。

2020/07/08 (Wed) 17:50 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: しーちゃんとの思い出記事でしたね☆

がちょーさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> しーちゃんとのほのぼの記事
> なんだかルンルンな感じに拝見しましたよ。

るんるん半分、どきどき半分でしたけどね(笑)。

> 私も高校生の頃、
> はじめて彼女が出来て、新潟の海を眺めに行った初々しい当時を思い起こしましたよ!

確か彼女も「しーちゃん」でしたね? それとも別の彼女のことですか(笑)?

> 彼女との夕日を眺めた良い思い出に浸っておりましたww
> 2人とも顔が日焼けして帰る頃には真っ赤に焼けた思い出も思い起こされましたよ(笑)

次の日クラスメートにバレバレだったりして(笑)。でも、いいですね。私は高校時代、
二人で夕陽を眺めたことはないです。

2020/07/08 (Wed) 17:40 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 特別な午後

花おばさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> 永遠に褪せる事のない記憶の中の彼女との午後。

もう何度も出しているので「またか」と思われているかと思いますが、ありがとう
ございます。

> 写真のご解説も、ありがとうございます。
> 今はどこも、商店街ロード、シャッターが閉まったお店が随分と目立つようになりました。
> 時代とともに、変化するのは仕方ない事ですが、

釧路市は中心繁華街が急速に寂れていった典型例なのだそうで、経済誌に特集された
こともあります。実際に現地で目の当たりにした時は、ショックを隠せませんでした。

> それでも、青春時代と呼ばれるその時過ごした記憶は、永遠に色褪せることはございません。
> さえき少年と彼女との青々とした(ごめんなさい、思わず青い山脈のシーンを思い出し)映像が、

そうですね。青春は真っ只中にいる時はむしろ灰色に見え、それから遠く離れた時に
初めて青かったと気がつくんだと思います。

> <身を焦がせ 想いは永遠とわに消えずともその入れ物は老いて行くから>
> で締めくくられ、ひとつの映画のように拝読させて頂いておりました。
> 素敵な思い出でございますね。

ありがとうございます。突然思い立って詠みましたので、何かと中途半端な一首に
なってしまいました。近いうちに入れ替えるかも知れません(笑)。

> 残念ながら、おばさんには、そのような思い出がなく、唯一、大学時代、クラブの先輩たちや同級生と過ごしたかつてのシーンがあるくらいで、甘酸っぱさの欠片もございませんでした。

きっと他に何か熱中するようなことがあったんじゃないでしょうか。

> 七夕の日は、きっと、どなたにもある特別な日なのかもしれませんね。
> ひととき、想像映像を楽しんでおりました。ありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

2020/07/08 (Wed) 17:18 | EDIT | REPLY |   
まっ黒くろすけ  
永遠の青春!

お二人に乾杯!
奎さまの変わらぬ熱い想いに乾杯!
詠むたびに新鮮です。(*^^*)

七夕の夜は雨、天の川の向こう岸で亡夫が手を振っていました。(^-^;

2020/07/08 (Wed) 12:41 | EDIT | REPLY |   
onorinbeck  

とっても良い歌ですねー!
短歌はあまり見なかったけど、
興味出て来ましたよ!

2020/07/08 (Wed) 11:07 | EDIT | REPLY |   
がちょー  
しーちゃんとの思い出記事でしたね☆

おはようございます、さえき様

しーちゃんとのほのぼの記事
なんだかルンルンな感じに拝見しましたよ。

私も高校生の頃、
はじめて彼女が出来て、新潟の海を眺めに行った初々しい当時を思い起こしましたよ!

彼女との夕日を眺めた良い思い出に浸っておりましたww
2人とも顔が日焼けして帰る頃には真っ赤に焼けた思い出も思い起こされましたよ(笑)



2020/07/08 (Wed) 10:27 | EDIT | REPLY |   
花おばさん  
特別な午後

さえき様、こんにちは。

永遠に褪せる事のない記憶の中の彼女との午後。

写真のご解説も、ありがとうございます。

今はどこも、商店街ロード、シャッターが閉まったお店が随分と目立つようになりました。
時代とともに、変化するのは仕方ない事ですが、

それでも、青春時代と呼ばれるその時過ごした記憶は、永遠に色褪せることはございません。

さえき少年と彼女との青々とした(ごめんなさい、思わず青い山脈のシーンを思い出し)映像が、

<身を焦がせ 想いは永遠とわに消えずともその入れ物は老いて行くから>

で締めくくられ、ひとつの映画のように拝読させて頂いておりました。

素敵な思い出でございますね。

残念ながら、おばさんには、そのような思い出がなく、唯一、大学時代、クラブの先輩たちや同級生と過ごしたかつてのシーンがあるくらいで、甘酸っぱさの欠片もございませんでした。

七夕の日は、きっと、どなたにもある特別な日なのかもしれませんね。

ひととき、想像映像を楽しんでおりました。ありがとうございました。

2020/07/08 (Wed) 07:01 | EDIT | REPLY |   

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