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【再掲】 The Days Swiftly Flow, The Years Swiftly Fly

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さえき奎(けい)
ある飛翔(その13)── ただ過ぐに過ぎるもの「ある飛翔(その13)── ただ過ぎに過ぐるもの」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f8, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight
深秋の空に出現した波状巻積雲。波状雲は巻積雲(うろこ雲)でよく見られる形態の一つだ。巻積雲は、巻雲(すじ雲)や巻層雲(うす雲)と同じく氷晶で出来た雲だが、高積雲(ひつじ雲)などと違って空一杯に広がって出現することはまずない。こうした美しい波状雲も刻々と形が変わり、あっという間に消散しまうことが多いのもこの雲の特徴だ。飛行機も「過ぎに過ぎるもの」だが巻積雲もまた「過ぎに過ぎるもの」なんだよね。あ、左上に見える飛行機は本物だからさ(笑)。俺が後から描き足したんじゃないんで、そこんとこよろしゅうに(笑)。

 ようやく解除になりました。でも、勝負はこれからなんだよね。俺は取りあえず散髪だけは行って、後は当面現状の態勢で行くことにするよ。今回のパンデミックにおいて、確かに台湾は素晴らしい対応をしていたし(某キムチ国も同様に評価する向きもパヨクを中心に根強いようだが、それは強権的手段を発動した結果であり、そもそも数値自体が信用出来ないので当然除外。元より発祥国であり、非民主主義国家であり、あらゆる統計で嘘しか発表しない支那は論外)見習うべきところも多々あるが、そもそも我が国とは国の基盤たる面積も人口も全く違うということも考慮しなければならないと思うんだよね。現実問題として、先進諸国、とりわけG7の中では一番上手く対応できていると考えていいと思うんだけど、ようやく海外の政府やマスコミも「日本式」の対応を評価し始めたようだ。パヨクの人たちってさ、こういう我が国の現状をどう見ているんだろう。見て見ぬ振りして、次はどんなプランBやプランCを繰り出して来るんだろうか。それとも北京からの指令待ちか(笑)?
 本稿は昨年5月の記事を修正、再掲したものだが、一千年前の時代に暮らしていた清少納言が書いたこのフレーズを読む度に、遥かな時空を超えた彼女の感性がじーんと沁みて来るんだよね。

ただ過ぎに過ぐるもの。
帆かけたる舟。
人のよわい
春、夏、秋、冬。

出典:清少納言 『枕草子』 第二百四十五段

 『枕草子』の中でもよく知られた第245段だ(ただし第242段や第260段とする注釈書もある。元々『枕草子』の原本には章段や区切りはなく、近現代に書かれた注釈書の著者によって様々な解釈がなされていることによる)。読む度に「あー、ほんとにそうなんだよな・・・」と切なさがこみ上げてきて、モヒートもどきをしこたま飲りたくなるんだよね。正直言うと、明るいうちから酒飲みたい時は、このフレーズのせいにして飲り始めたりしているんだよね(笑)。
 「『帆かけたる舟』ってそんなに速いか?」などと突っ込みを入れたくなる向きもあるかと思う。確かに大航海時代の帆船ですら、その速度はせいぜいチャリ程度だったらしいから、間近で見ているならともかく、遠目には決して速いとは感じかなかったとは思うんだけど、あくまでも比較の問題だからさ(笑)。まあ、陸の乗り物が牛車の時代の話なんで、そのあたりはどうかご容赦の程を(笑)。はいはい、牛が出て来たなら「それじゃ馬はどうなのよ?」いう話にもなるよね(笑)。すでに奈良時代には、兵部省(現在の防衛省に相当)に馬寮が設けられていたとの記録があるので、平安時代の清少納言が馬を知らなかったということはないと思うんだけど、武士の台頭に伴い馬が大活躍する時代は少々先の話なんだよね。都住まいの彼女には、馬なんて家畜はまだ馴染みが薄く、それが疾走するシーンなど見たことがなかったのかも知れないね。
 もし清少納言が現代に生きていれば、「帆かけたる舟」に替えて「雲間行く飛行機」とか「野辺駆け抜ける新幹線」とでも書いたんじゃないだろうか。人の齢(よわい)春夏秋冬という時の移ろいに思うところも素直に頷けるところなんだよね。彼女が生きていた一千年前に較べると、現代の日本人の平均寿命は飛躍的に伸びているんだけど、始原から現在に至る悠久の時の流れからみれば、そんなものはあって無きに等しい変化なんろうね。切ないよね・・・。それにしても清少納言と現代人の感性って少しも変わるところがないんだなあとつくづく感じたんだよね
 さて、これは出典が「枕草子」そのものからなので、改めて橋本治先生の「桃尻語訳 枕草子」を開いてみると、この段は桃尻語訳の掲出だけでさらっとやり過ごしているんだよね。先生の楽しい註釈を読んでみたかったんだけど実に残念だ(笑)。


[橋本治 桃尻語訳]

どんどん過ぎてくもの ───
帆を上げた舟。
人の年齢。
春、夏、秋、冬。


出典:橋本治 『桃尻語訳 枕草子』 河出書房新社 昭和62年/1987年刊


 大胆不敵にもしれっと拙訳を添えてみたりする(笑)。自分では桃尻語風訳だとずっと思っていたんだけど、今こうして並べてみると全然違うんだよね。今後は似非ギャル語訳と称することにさせていただきたい。橋本先生、ごめんなさい。


[拙訳(似非ギャル語的超意訳でございます)]

あっという間に過ぎて行くものってなんだろ
お空を行く飛行機でしょ
それに人の歳と
春、夏、秋、冬かしら


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さえき奎(けい)
Posted byさえき奎(けい)

Comments 12

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さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: |・ω・´)

イオママさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。
>
> あっという間に過ぎていくもの・・・

何もかもですね。うれしいことも悲しいことも・・・。

> 一日一日がとても早いです。
> この数ヶ月..何もしていないのに
> 春も終わりそうです。

私も同じですよ。特にここ数ヶ月は武漢肺炎騒動もありましたし、いっそうそのように
感じられるんでしょうね。

> (´;ω;`)なしてだべ..

そったらこと、おらに聞かれたってわっかんねえべや(笑)。

年を取るほど時間が早く過ぎるように感じる現象を「ジャネーの法則」といいます。
https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-207.html

2020/05/28 (Thu) 13:22 | EDIT | REPLY |   
イオママ  
|・ω・´)

こんばんは。

あっという間に過ぎていくもの・・・

一日一日がとても早いです。
この数ヶ月..何もしていないのに
春も終わりそうです。

(´;ω;`)なしてだべ..

2020/05/27 (Wed) 21:18 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 散髪に行ってスッキリなさって下さいね

がちょーさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> こちら新潟は夏日です
> エアコン全開で仕事してましたよ。

関東も晴れて蒸し暑いです。でも夕方には涼しい風が吹いて来て北海道サマーの
宵になりそうです。ベランダで一杯飲るのが楽しみです(笑)。

> さえきさまは、久々の散髪に行ってきますか!!
> スッキリなさって来て下さいね

ありがとうございます。ボーボー頭も限界に近づいていましたので(笑)。

> 私も先日床屋に行って、白髪隠しにブリーチして茶髪にしました(笑)

茶髪もいいですね。考えてみようかな(笑)。

> そして給付金も昨日振り込まれてましたよ☆

よかったですね。お互い、日本経済活性化のために賢く使わせてもらいましょう。

2020/05/27 (Wed) 15:23 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: タイトルなし

onorinbeckさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> あははは、
> そうなんですよねー。
> 年齢はあっという間に過ぎていきます。

ご存じかも知れませんが、年を取るほど時間が早く過ぎて行くように感じることを
「ジャネーの法則」といいます。

https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-207.html

> やっと最近気づきましたよ(笑)

ということはまだすごくお若いんですね。うらやましいです。

2020/05/27 (Wed) 15:11 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: “Time and tide wait for no man.”

花おばさん、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

> 本日は、美しい空と共に、平安香り高く幕開けしたのですね。

この『枕草子』第245段は昔から大好きな一節なので、是非記事で採り上げたいと
思っていました。

> いいものですね。 英語に始まり、枕草子解説で始まり、
> 最後の、乙女なさえき様変換で、ひとつの平安絵巻を、まるでバーチャル・リモート鑑賞しているようでございます。

ありがとうございます。記事タイトルの英文はミュージカル「屋根の上のバイオリン
弾き」の有名な挿入歌「サンライズ・サンセット」から採りました。

https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-206.html

> 時空を超えて届く、平安女性のつぶやき。ある平安の女性を扱った作家さんの中でも言われた増したが、人の気持ちは、感情や憂いを含めて、時代が変わっても、それほど、変わらないのだと・・。
> それは、国が違えど、同じような英語での表現にもあるように、同じ人である証。

おっしゃるとおりです。「サンライズ・サンセット」はこのフレーズの後、こう続き
ます。「瞬く間に日々は流れて行き、瞬く間に歳月は過ぎて行く。季節もまた巡って
行く。喜びと涙をたずさえて・・・」。これも大好きな詩なんですよ。

> 実に、楽しくも、文学香り豊かな本日のブログでございました。
> いいものですね。 あぁ、日本人でよかった~としみじみ、感じ入りました。
> ありがとうございました。 m(_ _)m

とんでもない。こちらこそありがとうございました。

> 枕草子、また、最初から、読みたくなりました。 \^▽^/

いいですね。私もまた読んでみようと思います。

2020/05/27 (Wed) 15:08 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 自分に与えられた大切な時間を楽しむ!

くろすけさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

> あれっ、変わっちゃんですね。
> 飛行機から大海原を眺めてる画像だと思って、夕べ帰って来てからそれを見て休みました。(*^^*)

この時の波状巻積雲自体は素晴らしかったんですが、出た場所がコントラストの低い
位置だったことと前回の掲載時に適当なレタッチをしたままの画像だったので、今回
変えてみました。ですが、くろすけさんに怒られてしまったので、早起きして再レタッチ
した画像に戻しました(笑)・

> 最近は、パソコンなど見てる時間が長くなったせいか、目が加速して悪くなってる気がします。

視力は仕方がないですね。それでなくても年取ると視細胞が減少して行きますから・・・。

> 視力だけがいいのが取り柄だったのに。。。もう何も取り柄が無くなりました。(^-^;

くろすけ節とか・・・(笑)。

> 写真は、傷ついた眼に見えます。

取っ替えましたので忘れてください。近々「別の名前」で登場予定です(笑)。

> 時の過ぎ行くのが早すぎますね。
> 1日24時間で足りないくろすけです。
> 人生の折り返し点もとっくに過ぎ、一日一日が貴重です。

私も全然足りないです。特に沢や渓に行っている人は余計にそう感じるものなのかも
知れません。私は下山する時いつも「一生が三回ほしい」と思いながら下って来ました。

> 晩年になって、沢登りに縁したので、これは山の神様が「ほら、まだこんな素晴らしいがあるよ。」と楽しみを与えてくれたもの、神様が与えてくれた時間のプレゼントだと思っています。
> 悔いなく、沢やか人生楽しみたいと思ってます。やっと、ここで少しし、希望の光りが見えてきましたが、油断大敵で日々をと思っています(^O^)/

最後にくろすけ節をありがとうございました。そうですね。大規模な第二波なんぞが
起こらないように祈りたいものです。

2020/05/27 (Wed) 14:59 | EDIT | REPLY |   
さえき奎(けい)
さえき奎(けい)  
Re: 帆かけたる舟を見たのか?

オグリン♪さん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

> 昔、このくだりを読んで、都にいながら『帆かけたる舟』など見ないだろうと思いつつ、しかし、想像で書くかしら?とも思い、彼女の経歴?を調べたら簡単にわかりました。
> パパの赴任先、周防(山口県)に同行しているんですね、彼女は瀬戸内海の舟を思い出して書いたんですね~。

なるほど。「何故馬じゃないのか?」という疑問はすぐに出て来たんですが「舟を見た
ことがあるのか?」とは思いつきもしませんでした。さすがです。

> いやぁ~、そうですなぁ~、一日、一年が早い。
> 春の歳時記をめくったと思ったら、もう夏の歳時記デス。

はい。ジャネーの法則は平安時代からあったんですね(笑)。

> あぁ、句会はいつになるやら(笑)。
> 演奏は七月からはじめられそうです。

それはよかったです。私もフィールド撮影は7月から再開しようと考えています。

2020/05/27 (Wed) 14:44 | EDIT | REPLY |   
がちょー  
散髪に行ってスッキリなさって下さいね

おはようございますさえきさま!

こちら新潟は夏日です
エアコン全開で仕事してましたよ。

さえきさまは、久々の散髪に行ってきますか!!

スッキリなさって来て下さいね
私も先日床屋に行って、白髪隠しにブリーチして茶髪にしました(笑)

そして給付金も昨日振り込まれてましたよ☆

お写真も楽しくは意見しました
こちら新潟も良いソラの下で仕事してましたね♪

いつもご支援、ありがとうございます。

2020/05/27 (Wed) 09:09 | EDIT | REPLY |   
onorinbeck  

あははは、
そうなんですよねー。
年齢はあっという間に過ぎていきます。
やっと最近気づきましたよ(笑)

2020/05/27 (Wed) 08:46 | EDIT | REPLY |   
花おばさん  
“Time and tide wait for no man.”

さえき様 おはようございます。

本日は、美しい空と共に、平安香り高く幕開けしたのですね。

いいものですね。 英語に始まり、枕草子解説で始まり、

最後の、乙女なさえき様変換で、ひとつの平安絵巻を、まるでバーチャル・リモート鑑賞しているようでございます。

時空を超えて届く、平安女性のつぶやき。ある平安の女性を扱った作家さんの中でも言われた増したが、人の気持ちは、感情や憂いを含めて、時代が変わっても、それほど、変わらないのだと・・。

それは、国が違えど、同じような英語での表現にもあるように、同じ人である証。

実に、楽しくも、文学香り豊かな本日のブログでございました。

いいものですね。 あぁ、日本人でよかった~としみじみ、感じ入りました。

ありがとうございました。 m(_ _)m

枕草子、また、最初から、読みたくなりました。 \^▽^/

2020/05/27 (Wed) 07:46 | EDIT | REPLY |   
まっ黒くろすけ  
自分に与えられた大切な時間を楽しむ!

あれっ、変わっちゃんですね。
飛行機から大海原を眺めてる画像だと思って、夕べ帰って来てからそれを見て休みました。(*^^*)
最近は、パソコンなど見てる時間が長くなったせいか、目が加速して悪くなってる気がします。
視力だけがいいのが取り柄だったのに。。。もう何も取り柄が無くなりました。(^-^;
写真は、傷ついた眼に見えます。

時の過ぎ行くのが早すぎますね。
1日24時間で足りないくろすけです。
人生の折り返し点もとっくに過ぎ、一日一日が貴重です。
晩年になって、沢登りに縁したので、これは山の神様が「ほら、まだこんな素晴らしいがあるよ。」と楽しみを与えてくれたもの、神様が与えてくれた時間のプレゼントだと思っています。
悔いなく、沢やか人生楽しみたいと思ってます。やっと、ここで少しし、希望の光りが見えてきましたが、油断大敵で日々をと思っています(^O^)/

2020/05/27 (Wed) 07:10 | EDIT | REPLY |   
オグリン♪  
帆かけたる舟を見たのか?

昔、このくだりを読んで、都にいながら『帆かけたる舟』など見ないだろうと思いつつ、しかし、想像で書くかしら?とも思い、彼女の経歴?を調べたら簡単にわかりました。
パパの赴任先、周防(山口県)に同行しているんですね、彼女は瀬戸内海の舟を思い出して書いたんですね~。

いやぁ~、そうですなぁ~、一日、一年が早い。
春の歳時記をめくったと思ったら、もう夏の歳時記デス。
あぁ、句会はいつになるやら(笑)。
演奏は七月からはじめられそうです。

2020/05/26 (Tue) 23:55 | EDIT | REPLY |   

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