桔梗草の季節 ── 続々・夏待日記 令和五年五月二十九日(月)

今年も自然豊かな(モノは言い様だね)我が家の庭に桔梗草が咲いてくれた。本当は昨日が初見だったんだが、咲いていたのが一輪だけ、しかもあまり美形ではなかったので撮影はパスさせてもらったんだよね(笑)。今朝リビングの雨戸を開けてみたら、あちこちに十数輪咲いていた。朝から生憎の雨模様だったんだが、雨間を狙って庭に出て数カット撮ってみた。うーん、毎年この季節になると後悔しているんだが、100mmマクロを売っぱらうんじゃなかったよ・・・。まあ、それはそれとして、例年のようにこの花のプロフィールを簡単にご紹介させていただきたいと思う。
キキョウソウ
(桔梗草、キキョウ科キキョウソウ属の一年草。学名:Triodanis perfoliata, 英名:Common venus' looking-glass)
桔梗草という名称は、桔梗と花の色合いが似ていることによる「あやかり名」ではなく、れっきとしたキキョウ科の植物である。俗にダンダンギキョウ、ハキダメギキョウなどとも呼ばれる。北アメリカ原産で、明治時代に園芸用に移入栽培されていたものが野生化した「逸出帰化植物」である。近縁種に同科同属で同じく逸出帰化植物の「ヒナキキョウソウ」があり、在来種のキキョウ科ヒナギキョウ属の「ヒナギキョウ」もよく似た花を咲かせる。花言葉は「優しい愛」 「人当たりがいい」 。
我が家の庭での初見日を辿ってみると、
さて、気象庁によると、本日5月29日、九州北部・四国・中国・近畿・東海が「梅雨入りしたとみられる」と発表したそうだ。過去記事でも書いているが、あくまでも「梅雨入りしたとみられる」であって「梅雨入り宣言」じゃないからね(笑)。関東地方も朝からどんよりと雨模様だったので、一緒に「みられる組」の仲間入りをさせられたとしても誰からもクレームをつけられることはないと思うんだが、週半ばに日射しがあるとの予報があって「見送り」ということになったらしい。南九州が外されたのも、おそらくそんなところなんだろうな。まあ、今回は免れたとしても、現実のお天気がこうだからね。どのみち今週中には梅雨入りしちゃうんだろうな・・・。ここまで来たら、もうどうでもいいや(笑)。
最初からガチで君は女神様 とりあえず僕はハインライン読む (まるひら銀水)

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