たかが幻日、されど幻日 ── 続々・夏恋日記 令和五年二月十二日(日)

巻層雲の幻日としては、よく健闘している方だと思う・・・。

屋根の中央のピークで太陽を覆うポジションとアングルを探したんだが、そうするとどうしても左幻日が隠れてしまう。何度もバルコニーを右から左へと行き来していたら胃液がドバドバ出て来た。「幻日環」と微かな「22度ハロ(内暈)」も確認出来る。
本日は、西より南岸低気圧が接近して来ているせいか、朝からほぼ全天に巻層雲が広がる空模様だった。先日も同様のパターンで完全に肩透かしを食ったので、今日は期待半分程度の気持ちでチェックをしていた。果たせるかな、15時過ぎになって左幻日、次いで右幻日も出現して一ヶ月振りの左右両幻日となった。まあ、巻層雲の幻日なのでぼうっとしたショボい幻日なんだが、幻日は幻日なんだよね。贅沢言ってたらソラの神様のバチが当たる(笑)。ここのところ、大気光学現象に飢えてたからなおさらそう思うよ。大変ありがたいことであります(笑)。
ただ、残念なことに今頃はまだまだ太陽高度が低い。15時過ぎともなると20度を少々上回る程度の高度だ。左右両幻日を収めようとすると、どうしても近所の家の屋根が邪魔になってなかなかフレーミングが決まらない。一瞬近くの公園まで走ろうかとも思ったが、宅配便の時間指定をしているのでそれも無理だ。ということで、四苦八苦しながら撮ったのが二葉目の画像なんだよね。少々直線的ラインなんだが、シルエットになった丘の向こうに見える幻日のカットだと思って見ていただければ幸いであります(笑)。
この幻日は、1時間半ほど出たり消えたりしながら見えていた。俺も、その間ずっとマスクをしてポケットにはインターフォンの子機を携行するというスタイルでバルコニーに陣取り、結局150カットほど撮影したんだよね。今日が日曜日でよかったよ(笑)。で、宅配便はというと、指定時間帯ぎりぎりの16時になってやって来たのであった(笑)。
眠れぬ

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