雪解けて春いよいよ近し ── 続々・夏恋日記 令和五年二月十一日(土)

吊るし雲は、広義にはレンズ雲の一種だ。画像からも激しく回転している様子がお分かりいただけると思う。
ある風の強い日の午後、南の空にこんな「吊るし雲」もどきが見えた。近所の家の屋根や電柱が邪魔だったし、光の状態もあまりよろしくなかったので見なかったことにしようと思ったんだが、結局数カットだけ撮った(笑)。もう少し右か左へ移動してくれたらワイド側でフレーミングしようと待ってみたんだが、そもそも"空に糸で吊してあるかのように"位置が変わらないから「吊るし雲」というんだよね(笑)。この雲も見つけてから20分ほどその場に留まっていたんだが、気がついたら消えてしまっていた(笑)。吊るし雲は、富士山のような独立峰の周辺に出現することが多いんだが、平野部でもこの程度の「もどき」なら時々見ることが出来る。
さて、今日の関東地方は天気が回復して、昨日の雪と冷え込みがウソのような陽気となった。あっという間に雪も解けて、もうどこにも残っていない。明日はさらに暖かくなりそうなんだが、昨日の記事でも触れたように週明けには早くも次の南岸低気圧がやって来る。幸いなことに雪は避けられそうだとの予報なんだが、今後もあの「平成26年/2014年2月の大雪」(東京:27cm、熊谷:62cm、前橋:73cm、甲府:114cmなど)みたいなドカ雪は御免被りたいものだ(笑)。
先程ハイボールをこさえにキッチンに行ったついでに、今夜の副菜としてちゃちゃっと厚焼き玉子を焼いておいた。一つ残念だったのは、マヨネーズを投入しようとしたらうっかり切らしていたことだ。こいつを入れるのと入れないのでは、冷えた時のふんわり感が全然違っていて、ボソボソした食感になってしまうんだよね。このテクを知らなかった頃は「冷えたらこんなものか」と思っていたんだが、今はもうあのボソボソ厚焼き玉子には戻れない(笑)。代用策として牛乳と炭酸水を混ぜて焼いてみたんだが、どうなるだろう。何を隠そう、俺は厚焼き玉子にはけっこう自信があるんだよね(笑)。
今使っているエッグパン(長方形の玉子焼き器)はごく平均的な13cm幅の製品で、普通の厚焼き玉子ならこれで全然問題ないんだが、納豆をはさんだ厚焼き玉子がどうしても上手く巻けない。仕方ないので、普通のフライパンを使って納豆オムレツ風にするんだが、俺としてはあくまでも納豆を巻いた
行間漂ふインクの匂ひよ 連綿と君へと繋る風よ大気よ (まるひら銀水)

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