右見て、左見て、上見て、最後にてっぺんも見る! ── 盛夏日記 令和四年八月八日(月)
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さえき奎(けい)
「右見て、左見て、上見て、天辺(てっぺん)見る」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight
本日のトップ画像は、数日前の猛暑の午後遅くに出現した"舌打ち"の「右幻日」だ(笑)。但し、見てのとおりでかなりショボい(笑)。露出を切り詰めているので暗く見えるが、実際にはまだまだ陽もかなり高く(太陽高度17~18度)、西日がジリジリと照りつけている状況なんだよね(笑)。この時点でも外気温は35度を超えていたはずだから、俺が思わず舌打ちしてしまったこともご理解いただけるよね(笑)。で、どうしたか。舌打ちは舌打ちとして、もちろんカメラかかえて即ベランダに飛び出した。ここで躊躇していたら、ソラ屋が廃るっしょや(笑)。
まあ、それはともかくとして、もし貴方がこういう幻日を見かけたとしたら、是非注意してほしいことがある。過去記事でも何度か触れているが、幻日は左右両側に揃って出現することはむしろ珍しく、今回のように右か左のどちらかにだけ出ることの方が普通だ。写真などを撮っていると、ついそれだけしか目に入らなくなってしまうのは人間の常なんだが、今見えている幻日にだけ夢中になっていてはいけない。空の状況は刻一刻変化している。右幻日が出ているなら時折左側を、左幻日なら右側も必ずチェックしておきたいものだ。さらにしつこいようだが、幻日が出ているようなソラの状況においては予断は絶対に禁物だ。太陽の上方や周囲も忘れずにチェックしておこう。高い確率で「22度ハロ(内暈)」や「上部タンジェントアーク」「外接ハロ」、時には「幻日環」が出現している可能性がある。もう一点、最後にそのさらに上方(太陽から角距離46度の位置)、頭の天辺 あたりもチェックしておいた方がいい。ここには「環天頂アーク」が出現していることがある。ショボい幻日の撮影に夢中になる余り、鮮やかな環天頂アークを見逃していたなんてことになったら、泣くに泣けないじゃないか(笑)。こういう感じで複数のハロやアークが同時に出現することを「マルチディスプレイハロ」と称するんだが、絶対に見逃さないようにしたい。
しつこいようだが、繰り返すよ。幻日見えたら、右見て、左見て、上見て、天辺 も見る! 出来れば指差 喚 呼 (いわゆる指差確認のこと)して「右よし、左よし、上よし、てっぺんよし」とやればカンペキだ(笑)。
これって、ソラの話だけじゃなくて「目先のことだけに囚われてはいけない」という処世訓としても見事に当てはまるよね。なんで、俺がこのことをしつこく書くかというと、ソラでも人生でも同じ失敗を何度もやらかしているからだよ、ご同輩諸君(笑)。
夏の白、冬の深藍 、十七歳 の魔女二人あり解無き二択 (まるひら銀水)
本日のトップ画像は、数日前の猛暑の午後遅くに出現した"舌打ち"の「右幻日」だ(笑)。但し、見てのとおりでかなりショボい(笑)。露出を切り詰めているので暗く見えるが、実際にはまだまだ陽もかなり高く(太陽高度17~18度)、西日がジリジリと照りつけている状況なんだよね(笑)。この時点でも外気温は35度を超えていたはずだから、俺が思わず舌打ちしてしまったこともご理解いただけるよね(笑)。で、どうしたか。舌打ちは舌打ちとして、もちろんカメラかかえて即ベランダに飛び出した。ここで躊躇していたら、ソラ屋が廃るっしょや(笑)。
まあ、それはともかくとして、もし貴方がこういう幻日を見かけたとしたら、是非注意してほしいことがある。過去記事でも何度か触れているが、幻日は左右両側に揃って出現することはむしろ珍しく、今回のように右か左のどちらかにだけ出ることの方が普通だ。写真などを撮っていると、ついそれだけしか目に入らなくなってしまうのは人間の常なんだが、今見えている幻日にだけ夢中になっていてはいけない。空の状況は刻一刻変化している。右幻日が出ているなら時折左側を、左幻日なら右側も必ずチェックしておきたいものだ。さらにしつこいようだが、幻日が出ているようなソラの状況においては予断は絶対に禁物だ。太陽の上方や周囲も忘れずにチェックしておこう。高い確率で「22度ハロ(内暈)」や「上部タンジェントアーク」「外接ハロ」、時には「幻日環」が出現している可能性がある。もう一点、最後にそのさらに上方(太陽から角距離46度の位置)、頭の
しつこいようだが、繰り返すよ。幻日見えたら、右見て、左見て、上見て、
これって、ソラの話だけじゃなくて「目先のことだけに囚われてはいけない」という処世訓としても見事に当てはまるよね。なんで、俺がこのことをしつこく書くかというと、ソラでも人生でも同じ失敗を何度もやらかしているからだよ、ご同輩諸君(笑)。
夏の白、冬の
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