あれから27年 ── 続・夏待日記 令和四年一月十七日(月)
"One Fair Fantastic Evening #2" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO800, WB:Daylight
本日のトップ画像は昨年撮影した黄昏空なんだが、日没後かなり経っていたのでレンズのIS(Image Stabilizer/手振れ補正機能)のお世話になって手持ちで撮影した(笑)。とっくに沈んだ夕陽の上に広がる何とも美しい石楠花色のグラデーションを断ち切っている暗い帯は、実は雲の影だ。右端の建物の塔屋の陰から、その雲頂が少しだけ顔を覗かせているのがお分かりいただけるだろうか。俺もずいぶん長いことソラ屋をやっているが、こんな低緯度オーロラのような微妙な色相で魅惑的なグラデーションの黄昏空を見た記憶がない。
うたた寝や寝落ちが健康的にも経済的にもよろしくないことは百も承知なんだが、どういう訳なのか、ここ数日それが頻発しているんだよね(笑)。昨夜も映画を観ていて途中2/3くらいまで覚えているんだが、気がついたら終わっていた(笑)。おそらく、すごく疲労困憊しているんだと思うよ。かわいそうに・・・なんてことは誰も言ってくれないだろうから自分で言うんだけどね(笑)。飲み過ぎとかいう可能性も若干あることは否定しないが、それだって疲労困憊の結果だからさ(笑)。
トンガの火山噴火・津波については昨日の記事で散々書いたので触れないが、一点だけ言わせてもらいたいと思う。それは我が国が現時点に於いて、今回のトンガ王国の被災に対して何ら公式コメントを発していないということだ。邦人の安否などはもちろん大事だと思うが、オーストラリアやニュージーランドなどの近隣諸国はもちろんのこと、アメリカや太平洋島嶼国へ影響力拡大を企図する支那などが支援を表明しているというのに、有数の親日国トンガに対するこの冷酷な対応は何なのだと言いたい! 駐日トンガ大使館は、SNSで「トンガ王国の良き友人のである日本の皆様より、トンガとトンガの人々に向けて多くの支援、愛、お祈りの言葉をいただいております」と感謝の言葉を投稿している。逆じゃないのか? 政府が真っ先にコメントを出さんでどうするんだ!
本日は、奇しくもあの阪神・淡路大震災から27年にあたる日だ。静かに献杯して過ごしたいと思う。
セデスなる妖しい呪文つぶやいて先行く君に午後の小時雨 (まるひら銀水)
急ぐ君、後行く僕が人目には金魚の糞に見えてない、はずだ (まるひら銀水)
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