Archive2023年07月 1/4
僕か地面がグラグラ揺れた ── 大暑日記 令和五年七月三十一日(月)

「やさしいひかり (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先週撮影した紛う事なき・・・・・「薄明光線」だ。こういうのばかりだと「もしかして"雲の影"じゃないのか・・・」などと悩まなくて済むのですごく楽なんだよね(笑)。ご存じのように薄明光線には"天使の階段"や"ヤコブの梯子"などの異名があるんだが、やはり下向...
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後部座席の発熱(ねつ)の夢 ── 大暑日記 令和五年七月三十日(日)

「嗚呼、巻雲の日々」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一見したところ「尾流雲」に見えるかも知れないが、実は「鈎状巻雲」を直下から撮影したものだ。雲頭部のもやもやっとした繊維状の構造(線香花火のパチパチとした火花のようにも見える)が確認出来ると思うんだが、これが氷晶で出来ている巻雲の特徴なんだよね。ところで、画像中央付近の巻雲の尾の付...
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「駆け落ち」ってなんて魅惑的な響きなんだろう ── 大暑日記 令和五年七月二十九日(土)

"I Long to Be Close to You #5" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight「あんた、私らってこれから何処行くのさ?」「もうじき黄昏発黄泉行の便が来るから、それに乗ってくべ・・・」 黄昏空に佇むちぎれ雲二片・・・などと書き始めようとして、ふと気がついた。世界気象機関(WMO; World Meteorological Organization)の国際雲図帳(International Cloud Atlas)に定義されている...
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地球が暑いのは、某国の陰謀や宇宙人の仕業なんかじゃないよ── 大暑日記 令和五年七月二十八日(金)

「尾流雲の播種と萌芽 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight くす玉が割れたかのような本日のトップ画像は、おそらく、高積雲(ひつじ雲)のなれの果ての雲塊から生じた「尾流雲」だと思われる。この雲塊はほぼ頭上にあるので、一見尾流雲は上に向かっているように見えるんだが、それは目の錯覚というヤツだ(笑)。過去記事でも何度か書いているが、空は三次元空間であって...
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「ありふれたスーパー猛暑日の日常」という非日常 ── 大暑日記 令和五年七月二十七日(木)

「雲は粘性体なのか? (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 久々に綿菓子でも引きちぎったような「ちぎれる・・・・雲」を撮ったのでご紹介させていただきたいと思う。念のためもう一度書くが「ちぎれ雲」ではなく「ちぎれる雲」だからね(笑)。面白さとしては「昨年撮ったやつ」にはちょいと負けるんだが、フォルム的には真一文字に裂けていてなかなかフォトジェニック...
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スーパー猛暑日という日常 ── 大暑日記 令和五年七月二十六日(水)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 第15便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 久々に「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズを掲載してみることにした。かすかに「太陽柱(サンピラー)」が出ているような、出ていないような気がしないでもないんだが、おそらく目の錯覚だろう(笑)。ただ、よくよく画像を見ると臨時便が何本か増発されて飛んでいるようだ。そろそろ盆も近いことだし、あちらと...
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アイスたっぷりのソーダレス・ハイボールを愛す ── 大暑日記 令和五年七月二十五日(火)

「主張する夏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight「俺が俺が、いや俺が・・・」などというざわめきが聞こえてくるようだ。 本日のトップ画像は、数日前の午後に撮影した聳え立つ「雄大積雲」の雲列だ。この雄大積雲は、この後「積乱雲」へと転成して行くんだが、この段階でもやる気満々の様子が伺えると思わないか。もう一点、シャドウになっていてあまり目立たないんだが、画像右下か...
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幻の雨は激しく ── 大暑日記 令和五年七月二十四日(月)

「幻の雨は激しく」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight左下に見える積雲の雲頂部には「頭巾雲」を生じていることに注目されたい。 数日前の午後、我が家から東の方角にフォトジェニックな雄大積雲(入道雲)群が出現した。撮影していると、この血気盛んな雄大積雲から二つの雲塊が分離したと思う間もなく「尾流雲」を生じ始めた。遠目からでも、ザーッと音が聞こえてきそうなくらい...
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僕のしつこい条件反射 ── 大暑日記 令和五年七月二十三日(日)

"From Day to Night #13" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 十日ほど前の夕刻、暗雲の向こうに沈もうとしている夕陽にほぼ消えかかった「尾流雲」列がシルエットとなって浮かび上がった。元雲は層積雲(うね雲)だと思うんだが、もしかしたら飛行機雲由来だったかも知れない(他にも数本の飛行機雲が写っている)。もう一点特筆したいのは、この雲列の左側部分に「ケルビ...
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なんて短い故郷の夏 ── 大暑日記 令和五年七月二十二日(土)

「黄昏序章」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、それまでもうっすらと見えていた「彩雲」が、日没直前の太陽が暗雲に覆われた瞬間、はっきりとその姿を現したところだ。彩雲が赤味を帯びているのは太陽高度が低いせいなんだが「高積雲(ひつじ雲)」に空いた「穴あき雲」の縁に沿って彩雲が出現しているところに注目してほしい。太陽を覆った暗雲と右側の黒い...
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