Archive2022年11月 1/3
走りたくないのに師走がやって来る ── また・残暑日記 令和四年十一月三十日(水)

「咲き分け尾流雲の黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 今宵は、蔵出し画像から、日没直後頭上付近の空にやって来た尾流雲の姿をご紹介させていただくこととしたい。尾流雲の尾の色が途中から変化しているのにお気づきだと思うが、既に地平線下にある太陽から射す斜光線が、たまたまこの尾を横切っているという偶然のなせる業なんだよね。つまりこの尾の上側には陽が当たり、下...
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ワレ君ニヒトメボレ状態ニ入レリ ── また・残暑日記 令和四年十一月二十九日(火)

「ほぼ図鑑的層積雲之図」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先週のある日の午後、西天に見えたほぼ・・図鑑的な層積雲だ(笑)。「ほぼ」と断ったのは、上半分が「図鑑的」とするには少々怪しいことと、ところどころに灰色の層状の雲がかかっているからなんだが、まあ、それなりにダイナミックな層積雲なので俺的にはかなり気に入っているんだよね(笑)。 ...
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ソラ屋的には本当にいい時代になった ── また・残暑日記 令和四年十一月二十八日(月)

"This Mystic Evening Sky #2" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60s, ISO400, WB:Daylight トップ画像は、先週の黄昏時に見つけたちょっと妖しげな感じのする雲だ。日没直後なので、観察点からの距離と高度差によって夕映えに染まる雲とそうでない雲に別れているのは、この時間帯の定番の光景だ。画像下側の小雲塊列は、どうやら尾流雲だと思われる。俺的には、中央やや左寄りに見える格子ドット状...
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雪時雨の南大通り ── また・残暑日記 令和四年十一月二十七日(日)

「黄昏の大暗斑」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 昨日の日没前後、夕景を撮影して引き上げようとしたら、南天の地平付近の残照に染まる雲に何やら「木星の大赤斑」のような妖しい楕円形の模様が見えた。隣家の庭の立木が正面にあって邪魔なので一瞬外へ出ようかとも思ったが、既に陽が落ちて空は暗くなる一方なので、とりあえずバルコニーから望遠で数カット撮ってみた。部屋に戻って...
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ミントグリーンの小さき宇宙 ── また・残暑日記 令和四年十一月二十六日(土)

"Burning Clouds or Floating Questions" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 先週のある日の午後遅く、西の空からうねるような巻雲列が伸びて来たので、あわててバルコニーに飛び出して撮ったカットの中から一葉ご紹介させていただきたいと思う。例によってタイトルはあくまでも「言葉の綾」なので、あまり深く追求しないようにね(笑)。それと、これも耳タコだと思うが...
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スーベニアは永遠のエニグマ ── また・残暑日記 令和四年十一月二十五日(金)

「飛行機雲は千変万化である (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染みの「飛行機雲は千変万化である」シリーズから一葉ご紹介させていただきたいと思う。というか、何というか「困った時の飛行機雲」ということだ(笑)。飛行機雲は、ソラ屋的・写真屋的には実に魅力的でフォトジェニックな被写体なんだが、ブロガー的にも大変ありがたい存在な...
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共有結合の恋 ── また・残暑日記 令和四年十一月二十四日(木)

"This Mystic Evening Sky" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/30s, ISO800, WB:Daylight トップ画像は先月の某日の夕刻、曇り空にもかかわらず薄紅梅色というか躑躅つつじ色というか、妖しげな赤紫色に染まった高層雲の夕景を撮ったカットだ。全天が曇空でも、たまにこういう感じに色づくことがあるんだよね。えーと、完全に言い訳になるんだが、この時は日没後既に20分経過していてかなり暗く、少々...
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君の肩越しの空色 ── また・残暑日記 令和四年十一月二十三日(水)

「畝雲とはよく言ったものだ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、数日前の午後遅く、東の空に見えた層積雲(うね雲)だ。この「うね」というのは、もちろん畑の「畝」のことなんだが、この雲がもう少し整然と並んで北海道の広大な蕎麦畑や馬鈴薯畑のような整った畝のようになったら、それはむしろ「波状(層積)雲」と呼んだ方がよりふさわしいんじゃないだろう...
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僕だけが感じた風と熱 ── また・残暑日記 令和四年十一月二十二日(火)

「VHFアンテナのある空景 (その50)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「高積雲」と正式名称で呼ぶよりも「ひつじ雲」の愛称の方で呼んでみたい・・・そんな感じの雲なんだが、皆様はどうお感じだろうか(笑)。一口に高積雲といっても、限りなく巻積雲(うろこ雲)に近いものから、ほとんど層積雲(うね雲)と区別し難いものまでその形態は様々なんだよね。本当...
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日々の雑感を暫定的にざっくりと書いてみる ── また・残暑日記 令和四年十一月二十一日(月)

「風は激しく」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 数日前の風の強い日、恒例の空のチェックをやっていたら、巻雲の雲片が強い気流に煽られて巻き上げられていくのが見えた。ほんの数分前までは、散在する数本の鈎状っぽい巻雲だったんだが、気流の強い日はこれだから油断がならないんだよね。時節柄というにはまだ少し早いんだが、クリスマスツリーなんぞに見えないこともないと思う...
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