Archive2022年10月 1/4
The Yopparai Cry Out Again ! ── 新・残暑日記 令和四年十月三十一日(月)

「飛行機雲はここまで化ける (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、当ブログでは皆様にはすっかりお馴染みの「飛行機雲のなれの果て」だ(笑)。これまたすっかりお馴染みの台詞なんだが、この雲も「地震雲などという与太話とは全く無縁の雲」なので、カルト方面の皆様方はご静粛に願います(笑)。決して、竜巻のように垂直方向に立ち上がっている訳で...
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The Yopparai Cry Out ! ── 新・残暑日記 令和四年十月三十日(日)

「黄昏の飛行隊 (その3) / The Squadron in the Twilight Sky #3」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f8, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日は蔵出し画像から「飛行隊シリーズ」の一葉をご紹介させていただきたいと思う。日没直後南の空遠く、夕映えの並列する雲塊が見えたので望遠ズームで撮ったカットだ。左上からは、同じく残照に染まった石楠花色の尾流雲が花を添えてくれているのもうれしい。ちょっと遠いので判然...
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The Yopparai Returns ! ── 新・残暑日記 令和四年十月二十九日(土)

「雲はカオスである」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 「十種雲形」という言葉を聞いたことがあると思う。俺の記事中でもよく使っているんだが、雲を「積乱雲」とか「巻雲」とかいう名称で分類するのが十種雲形だ。この十種雲形は、何でもかんでも単に「雲」と呼んでしまうと何かと不便なので、人間が取り合えず定めた便宜的な分類に過ぎないということを分かってほしい。たとえ...
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The Yopparai Has Gone ! ── 新・残暑日記 令和四年十月二十八日(金)

"Like Floating Questions" Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ちょっと珍しい「くらげ雲」をご紹介したいと思う。「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」を撮影していたら、その波頭に当たる部分が分離してこんな形状になったので、慌てて望遠レンズをセットして撮ったカットだ。くらげ雲は、温められた気泡が雲塊の底から入り込んで、お椀を伏せたよう...
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肩させ、裾させ、綴れさせ ── 新・残暑日記 令和四年十月二十七日(木)

「可視化された大気の脈動 (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight「可視化された大気の脈動 (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像も、ある風の強い日に出現した「シーラスストリーク」(ジェット巻雲の一種)から羊歯状に派生した波状雲だ。ちょっと微妙なところもあるんだが一応波状巻積雲というこ...
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放課後のリフレイン ── 新・残暑日記 令和四年十月二十六日(水)

"In the Twilight Hour #2" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「飛行機雲の影」か「雲の影」に見えるかも知れないが、実はそのどちらでもない。そして、この雲も飛行機雲由来の雲ではない。日没直後の地平線下にある太陽から放射された斜光線のラインが、たまたま帯状の層積雲(ロール雲のなれの果てかも知れない)の向きと一致してその一方の雲端側を石...
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心頭を滅却すれば氷もまた熱し ── 新・残暑日記 令和四年十月二十五日(火)

「可視化された大気の脈動 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 昨日に続いて、風の強い日に見つけて撮ったカットだ。おそらくロール雲(層積雲)か波状高層雲が、気流に煽られて激しく回転することによって雲端から筋状の雲を放出し、それがさらに分散しているように思える。この筋状の雲は一見巻積雲(うろこ雲)のようにも見えるんだが、学術的には層積雲や高層雲から...
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濃いめの燃料集中投下の日 ── 新・残暑日記 令和四年十月二十四日(月)

「雲は粘性体なのか? (その1)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight「雲は粘性体なのか? (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、強風が吹き荒れる日に雲がちぎれて行く瞬間を捉えたカットなんだが、なんだか雲が粘性を有する物体のように見えないだろうか。「ちぎれ雲」なんて言葉もあるにはあるんだけ...
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世は事もなし、僕の逡巡 ── 新・残暑日記 令和四年十月二十三日(日)

「可視化された大気の脈動」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は未掲載作から、ある風の強い日にロール雲(層積雲)と波状巻積雲がコラボした姿をご紹介させていただきたいと思う。もう何度何度も書いているように、これらの雲は地震雲などという与太話とは一切無関係なので、カルトな方々はどうかご静粛に願います(笑)。下層のロール雲と上層の波状巻積雲は、気...
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逢魔が時は空から降りて来る ── 新・残暑日記 令和四年十月二十二日(土)

「逢魔が時は空から降りて来る」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight トップ画像は、ちと大袈裟なタイトルをつけてしまったんだが、妖しげというか禍々しさというか、そんな雰囲気は感じていただけるんじゃないかと思う(笑)。実は、ほんの二、三分前までバルコニーにいて、同じ空の夕景をずっと撮っていたんだが「今日はこのくらいでいいだろう」と部屋に戻ったら、トイレの小窓から...
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