Archive2022年03月 1/4
何もかも先が見えない ── また・夏待日記 令和四年三月三十一日(木)

「雲だって浮かれたくなる時がある」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO400, WB:Daylight トップ画像はちょっと分かりにくいかも知れないが、くるくると渦巻いたツイストドーナツみたいな雲塊だ(笑)。けっこう高くまで伸びて行って、その先端が気流に煽られて高積雲に遷移しているようにも見える。左奥側にも立ち上がり始めた渦巻く雲塊が見えるんだが、暗くてはっきりしない。もちろんこ、くるく...
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ペパーミントの小瓶 ── また・夏待日記 令和四年三月三十日(水)

"The Call of Farway Shadows" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、ある日偶然見かけた「でっかい雲の影」だ。特に中央の二筋の影は、はっきりと元になっている雲の形をしているのがお分かりいただけると思う。まあ、雲の影といえば日没直後に長大な影を見せることもあるんだが、実は日中でもしばしば見られる現象なんだよね。ただ、ソラおたく以外の人には...
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【改訂版】 俺の好きなフレーズ ── また・夏待日記 令和四年三月二十九日(火)

「黄昏れても、自分が黄昏れないために俺は飲む #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight「黄昏れても、自分が黄昏れないために俺は飲む #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 先週末の二つ玉低気圧通過以来、どうも関東地方のお天気がすっきりしない。雨続きなどという感じではないが、終日どよ~んとした曇り空で時折雨もぱらつ...
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春未ダ浅キ窓霜ノ空 ── また・夏待日記 令和四年三月二十八日(月)

「積雲ってやつは、けっこう面白いやつなんだ (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylightもし、この画像を一目見て「積雲」と同定出来たなら、貴方は立派なソラ屋である。「積雲ってやつは、けっこう面白いやつなんだ (その5)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylightその雲端は激しく蒸散している。 本日のトップ画像は、積雲(わ...
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異世界ニュースみたいだね ── また・夏待日記 令和四年三月二十七日(日)

「ざわめく午後」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、雲の影が出ているくらいで他に特段面白い現象や雲が写っている訳でも何でもないんだが、ちょっと妖しげな午後の空だ。どういう訳が、昔聴いたワーグナーの『神々の黄昏』のレコードジャケットを思い出してしまったよ(笑)。 本日は、仕事の方も目処がついたことでもあるし、本格的「お布団読書」を敢行する予定...
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少しばかりワーカーズ・ハイな宵に ── また・夏待日記 令和四年三月二十六日(土)

「白頭巾ちゃん何処にいる?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight積雲の雲頂部を覆う薄い紗のような雲が頭巾雲だ。 未掲載画像の中から危うくお蔵入りするところだった「頭巾雲」をご紹介したいと思う。このくらいの規模になると「ベール雲」と呼んでもいいんじゃないかとも思うが、一応俺の基準では「広がりが母雲の基底部(必ずしも母雲全体の雲底ではなく、べール雲や頭巾雲を生...
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錯覚の朝 ── また・夏待日記 令和四年三月二十五日(金)

「太っちょなソラのクリオネ?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight トップ画像はある風の強い日、つるし雲もどきというか壺形をした雲の回転体を見つけたので撮影してみた。ちょっと太目だが、頭に角があればクリオネそっくりだと思わないか(笑)。 昨夜の夕餉の「山かけ鮪漬け丼」は、皆様方から多くのコメントを頂戴した。改めて熱く、厚く御礼申し上げる次第だ。少しだけご報...
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君のSONYは木目のSONY ── また・夏待日記 令和四年三月二十四日(木)

「晴雨それぞれの主張」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 画像の上半分を覆う黒雲は乱層雲なんだが、雲底に「尾流雲」を生じているのがお分かりいただけるだろうか。過去記事でも触れたことがあるんだが、もしこの尾流雲が地上に到達することがあったとしたら、その瞬間にそれは「降水雲」と名を変えるんだよね(参照:続・尾流雲とは何か? ── その雨が「決して地上に届くことは...
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【改訂版】 短歌と写真は似ている ── 今宵も俺が悲しい酒を飲る理由

「切り取るのも捨てるのも極めて難しいソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight何の変哲もないごちゃごちゃしたソラに見えるかも知れないが、ソラ屋的にはなかなか胸躍る光景だ。まずこの雲は「巻積雲」の「二重雲」だ。それだけでもけっこうすごい。さらには、ところどころが「波状雲」になったり「尾流雲」や「蜂の巣状雲」に遷移しているし、なかなか忙しいソラなんだよね。「...
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General Winter Returns! ── また・夏待日記 令和四年三月二十ニ日(火)

「飛行機雲は千変万化である (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、飛行機雲由来の巻積雲だと思うんだが、撮影した時は波状雲のなり損ね・・・・か何かと思っていた(笑)。飛行機雲が波状雲に遷移することはよくあることなので、その時はあまり気にも留めていなかったんだが、現像(デジタル写真に於いてはRAWデータをTIFやJPGなどの画像データに変換するこ...
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