Archive2022年02月 1/3
【改訂版】「10年後の私たちは何をしているんだろう?」 ── 新・夏待日記 令和四年二月二十八日(月)

「さりげなくマルチレイヤーな雲たち」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight二層に重なる層積雲。はるか上空には巻雲。そして地平付近に広がるのは巻層雲だ。 いつもお邪魔している方のサイトにこんな記事が載っていた。一念発起スマホの操作方法を習熟しようとした時の感想なんだけど「スマホって聞きもしないことを蕩々とまくしたてるおたくみたいだ」というようなことが書いてあ...
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ある陰謀に気づいた朝 ── 新・夏待日記 令和四年二月二十七日(日)

「Cirrus Streaks ── ジェット気流の落とし子 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight「『ジェット巻雲』につき、断じて『地震雲』なんかじゃありませんぜ!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像の「シーラスストリーク/Cirrus Streaks」(ジェット巻雲の一種)は、「先日掲載したシーラスストリーク」とは別の...
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後悔は足らぬ言葉の吹き寄せ ── 新・夏待日記 令和四年二月二十六日(土)

「太陽と雲が交歓した結果が光環だ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、最早フォロワー・読者諸兄姉の皆様には珍しくも何ともない光環だ(笑)。ただ、この光環は高積雲の「蜂の巣状雲」に生じたという意味でちょっと面白いかも知れないと思っている。「何が面白いのか?」って、ほら、穴の空いた雲片から太陽の輪郭が見えているところとか、何となくバブルっぽいと...
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そうだったらいいのにな ── 新・夏待日記 令和四年二月二十五日(金)

「飛行機雲は千変万化である (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日の画像には四本の帯が写っているんだが、何れも飛行機雲由来の雲だ。最上段は飛行機雲が高積雲に転成し、そこから糸を引くような尾流雲を生じているものと思われる。その下はもう少しフレッシュな飛行機雲が広がり始めたところで、これからどういう化け方をしてくれるのか期待を持たせてくれる(笑)...
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【改訂版】 新しいものは文化と歴史がクロスするところに生まれる ── 新・夏待日記 令和四年二月二十四日(木)

画像上:「空(ソラ)のクロス」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight画像下:「渓(たに)のクロス」 Canon EOS-1N, EF28-70mm F2.8L USM, f11, 4sec., Ektachrome E100VSこの2葉の写真は、文字どおり「天」と「地」の光景でもあり、撮影日には十数年の隔たりがある。しかし、時空のスケールを少し拡げて見た時、両者の間に隔たりは全く感じられない。どちらも果てしなく遠く小さ...
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町内にヤクザやチンピラが住んでいると大変だ ── 新・夏待日記 令和四年二月二十三日(水)

「組んず解れつ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は一見「鈎状巻雲」のように見えるかも知れないが、気流に煽られ激しく捻れて絡みあう尾流雲だ。気がついた時には既にこの状態だったので元雲は定かではないんだが、もしかしたら飛行機雲のなれの果てかも知れない。 報道などでご存じだと思うが、オーストラリアのEEZ(排他的経済水域)であるアラフラ海で、オースト...
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世界中のにゃんこ達に幸あれ! ── 新・夏待日記 令和四年二月二十二日(火)

「冬の午後の錯視」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、飛行機雲がほぼ半天を覆った巻層雲(うす雲)に影を生じているところだ。過去記事をお読みいただいているフォロワー・読者諸兄姉の皆様方はご存じだと思うが、その位置関係は飛行機雲が上で巻層雲が下だ。どう見ても下にある飛行機雲が上にある巻層雲に影を投じているように見えるかも知れないが、よく考...
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年に一度の贅沢だから ── 新・夏待日記 令和四年二月二十一日(月)

「朝の珍客」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は数日前の朝、西の空に出現した高積雲の吊るし雲だ。最近の記事でも書いたと思うが、レンズ雲や吊るし雲は富士山などの独立峰の周辺だけで見られる芸術的なフォルムを有する雲は別として、そこそこのものや「もどき」なら関東平野のど真ん中の空でも割と普通に見られるんだよね。 さて、北海道の東方で発達したいわゆる...
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【改訂版】 星影さやかな夜にほろ酔い気分で切々と書いてみる ── 新・夏待日記 令和四年二月二十日(日)

「飛行機雲は時に運河を掘る」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11 1/500sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は、ショボい光環を撮影中に偶然発見した「消滅飛行機雲」のバリエーションだ。画像右下の高積雲が上を横切った飛行機雲によって消滅飛行機雲が形成され、その空隙が次第に広がって長方形状にスパッと抉られたようなフォルムになった。この雲の特徴である尾流雲が、空隙の左辺に沿って残っているのがお...
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陽も朧に雲の彩り ── 新・夏待日記 令和四年二月十九日(土)

「陽も朧に雲の彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、帯状の高積雲(もっと正確に言えば帯状になった波状高積雲)に出現した光環だ。まあ、光環としてはどうということのないレベルなんだが、朧な光彩がなかなかいい感じに撮れたので割りと気に入っているカットなんだよね(笑)。もう何度も書いているが、光環や彩雲など太陽の近傍に出現する大気光学現象を撮影...
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