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Archive2022年01月 1/4

翼持つ栞 ── 続・夏待日記 令和四年一月三十一日(月)

"I Love Cirrus Clouds!" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一週間ほど前のある風の強い日の昼下がり、一塊の巻雲(すじ雲)が頭上へやって来たところを撮ったカットだ。まあ、巻雲そのものとしては格別見目麗しいという訳でもなく、図鑑的な形態をしている訳でもないんだが、イソギンチャクの触手のようにもやもやと広がった繊維状の構造が面白く感...

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諸行無常の気づきの一歩 ── 続・夏待日記 令和四年一月三十日(日)

「淡くて柔らかい彩雲もいいものだ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 一昨日の静岡県に続いて、本日は千葉県北部でかなり明瞭な「上部ラテラルアーク」が出現したそうだ。某気象情報サイトの記事写真を見ると明るい「上部タンジェントアーク」に「22度ハロ(内暈)」、うっすらと「環天頂アーク」や「パリーアーク」らしきものや「左幻日」や「幻日環」も見えていて、ソラ屋にと...

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何故にやさしいこの雪時雨 ── 続・夏待日記 令和四年一月二十九日(土)

「夕空の入江、茜雲の波」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像のお話から行きたいと思う。ある日の夕刻、高積雲(ひつじ雲)の、まるで「毛状雲」のような波状雲が割れて広がり、ちょっと変わった雰囲気になった。「夕空の入江、茜雲の波」などという、まるで俺らしくない(らしい?)クサいタイトルになってしまったのは、お察しのとおり"ほぼほぼ"昼酒...

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卵は意外と早く転がる ── 続・夏待日記 令和四年一月二十八日(金)

「昼行灯みたいな太陽と22度ハロ ── VHFアンテナのある空景 (その40)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ぼうっとした毛状巻層雲の向こうに見えるぼうっとした太陽とぼうっとした22度ハロ(内暈)だ。花金だからとピッチを上げて飲っていたら、早くもしたたかに酔っ払って頭がぼうっとしている今宵の俺に相応しい一様だと思わないか(笑)。ところで、今朝...

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「エデンの園の果実」なるドライフルーツを食してみた ── 続・夏待日記 令和四年一月二十七日(木)

「尾流雲 ── 雲のけじめ #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight「尾流雲 ── 雲のけじめ #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日も「尾流雲コレクション」から未掲載の画像を二葉ご紹介させていただきたいと思う。どちらも巻積雲(うろこ雲)の尾流雲なので、尾を引いているのは水滴ではなく氷晶だ。尾流雲として落ち始めた水滴や...

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喧噪と倦怠感の汽水域 ── 続・夏待日記 令和四年一月二十六日(水)

「"大楠"火山が噴火か?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、隣家の庭の大楠の頂上にたまたま帯状の高積雲がかかって、まるで火山が噴煙を上げているように見えたところを撮影したものだ。時節柄あまり品のよいタイトルではないことは承知だが、ちょっとお茶目しただけなので何卒ご容赦の程を(笑)。 先日郷里の某ブロック紙の電子版を読んでいたら...

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それだけで人生は断然面白くなる! ── 続・夏待日記 令和四年一月二十五日(火)

「昼下がりの小異変」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 「雲の影」と言えば日没前後に西の空に伸びる長い影を思い浮かべるんだが、実は本日のトップ画像のように日中にもしばしば出現する。画像中央付近にある小さなちぎれ雲までがしっかりと影になっていたりするし、この画像の雲の端のラインと雲の影のラインが見事に一致していることに注目されたい。というか、もし一致してい...

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ハイボールの製法について決定的な発見をした宵 ── 続・夏待日記 令和四年一月二十四日(月)

「蚊柱チックな雲が出た」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、飛行機雲が広がって幅の広い帯になり、周囲に盛んに水滴(氷晶かも知れない)を放出して薄いベールのように広がっていたんだが、そのベールの一部が突如もやもやっとした蚊柱のような状態になったところだ。よくよく見ると、この"蚊柱"のところどころがクリアになって、そこからは本来の...

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僕のハートを蜂の巣にする青い弾丸 ── 続・夏待日記 令和四年一月二十三日(日)

「一期一会の色 (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ある日の明け方、ふと目覚めると窓から射す光が何やら妖しい色合いを帯びていた(笑)。東の空を見ると、ロール状になった層積雲が連なっているのが見えた。雲の端の一部が微かに尾を引いているのは尾流雲などではなく、長手方向を軸として回転ロールしているせいだと思う。清少納言が書いた「むらさきだちたる雲」だ...

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22度ハロを切る空隙 ── 続・夏待日記 令和四年一月二十二日(土)

「22度ハロを切る空隙 ── VHFアンテナのある空景 (その39)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は恒例の「VHFアンテナのある空景シリーズ」なんだが、うっすらと見える22度・・・ハロ/内暈("ネコ"などという種類のネコがこの世に存在しないように、"ハロ"などという種類のハロはこの世に存在しない。これは、あくまでも"22度・・・ハロ"...

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