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Archive2021年12月 1/4

Don't Think Twice, It's Alright! ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月三十一日(金)

「覇を競う光環と高積雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight しっかりと年越し大寒波がやって来ている(笑)。今日の最高気温は6度までしか上がらず、夕方過ぎからどんどん冷え込んで来て現在の気温は氷点下1度だ(笑)。日本海側は雪が降っていることと思うが、新潟県は山沿いを中心に「警報級の大雪」になるなどという予報が出ている。大事に至らないことを祈るばかりだ。 年末...

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嗚呼、ワーカホリックハイの日々 ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月三十日(木)

「消え行くがため降りしきる(その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、降りしきる氷晶系尾流雲に出現した上部タンジェントアークと22度ハロ(内暈)の接点付近(時計の12時周辺)の光彩だ。この時の太陽高度は17~18度くらいなので、条件さえよければ上部タンジェントアークは翼を広げたカモメ形(またはひしゃげた"M"字形)に見えるはずなんだ...

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押し詰まった頃に押し詰まった話を書いてみる ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十九日(水)

"One Fair Fantastic Evening" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight トップ画像は先月撮影した印象的な薄暮の空だ。夕焼け空をその色合いから「茜空」などと言ったりもするが、実はその色相はその日その時の諸条件によって千差万別だ。時には紅色や朱色に、また柿色に、あるいは石楠花色やバラ色に、はたまたブラッドカラーやシャンパンゴールドに色付いてソラ屋の目を楽しま...

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来し方みれば星影もなし ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十八日(火)

「雲の窓からこんにちは」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、数日前の強風が吹き荒れた日のカットだ。雲間に何やら怪しげな雲列が出現していたので、もしかしたらケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲ではないかと考え、急ぎ望遠を持ち出して数カット撮影したんだが、帯状になった高積雲の雲端からどんどん波状雲を派生しているといったところじゃないだろうか(笑)。む...

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仁丹は背徳の味 ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十七日(月)

「VHFアンテナのある空景 (その35)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 日本海側の大雪もどうやら峠を越えたらしいが、当該地方にお住まいのフォロワー・読者諸兄姉の皆様には心より御見舞い申し上げたいと思う。ただ、明日明け方くらいまでは警戒が必要とのこと、どうか警戒を怠りなく。北海道方面はかなり吹雪いたそうで、札幌在住のイオママさんは乗る予定の高速バスがいつま...

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彼の国からやって来るもう一つの災い ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十六日(日)

「師走の積雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は茜色に染まる積雲だ。積雲と言えば夏の雲というイメージがあるかも知れないが、決してそんなことはない。この画像もつい数日前の夕刻に撮影したものだ。午後遅くの西の空にむくむくと湧き上がり、雄大積雲になりそうな勢いだったがここで力尽きたようだ(笑)。 本日は関東地方でも猛烈に冷え込んだ。昨日が最高気温が...

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偶然か必然か ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十五日(土)

「偶然か必然か #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight毛状巻雲列の上端を横切る明るい「弧」に注目されたい。太陽は雲の左端から約40度離れた位置にある。「偶然か必然か #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylightロケーションは若干異なるが、上掲画像の2分後の右側部分のアップ。明るい「弧」が、雲列の下側へ移動して来ているように見...

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ソラの神様からの御歳暮? ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十四日(金)

「ソラの神様からの御歳暮? #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight太陽の周囲にオーレオールらしき青色が出ているので光環と同定したいところだが、これは光環+彩雲だろう。画像下半分の隙間高積雲(高積雲の変種)にもうっすらと彩雲が出ているのがお分かりいただけるだろうか。「ソラの神様からの御歳暮? #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO...

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年末大寒波が来るらしい ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十三日(木)

「さりげなくいろいろある空」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像はただの日没近い西の空なんだが、太陽の上の方に放射状に伸びている黒い筋は、その下にある帯状の高積雲(もしかしたら層積雲かも知れない)の凸部によって生じた雲の影だ。俺はこの現象を「ネガの薄明光線」と呼んでいる(笑)。この画像データの現像後に初めて気がついたんだが、その帯状の高積...

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流体力学的擾乱はアーティストである ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十二日(水)

「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」出典:「ケビンの写真日記、庄内緑地の野鳥」に掲載されているこの作品は、著作者である「kevin」氏の許諾を得て転載しています。 本日は冬至、つまり明日からは夏が反転攻勢を始めるという記念すべき日なので、特別企画として本ブログのフォロワー・読者諸兄姉の皆様に是非ともご覧いただきたい作品を掲載することにした。このトップ画像、もちろんCGなどではない(笑)。信じられないか...

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