Archive2021年11月 1/3
リセットしたい言葉 ── 続続・望夏日記 令和三年十一月三十日(火)

「何に見えるかは、あなたのご想像におまかせします」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は数日前に撮影した層積雲の長い雲塊がぐるぐると回転しているところだ。まあ「ロール雲」と呼ぶにはいささかショボいんだが、層積雲はしばしばこんな風にロールした姿を見せてくれるんだよね。これが何に見えるのかは、あなたのご想像におまかせしたいと思う(笑)。 さて報道な...
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耽溺サセヨ蠱惑ノ海ニ! ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十九日(月)

「巻雲を放出する飛行機雲のなれの果て」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 先日の午後、かなり前に西の空に出現した飛行機雲の断片が、横に広がりながら南の方へ回って来て、盛んに巻雲を放出しているのが見えた。飛行機雲は千変万化する雲の代表みたいな存在で、この時は横に広がって「肋骨巻雲」に化けるのかと思っていたら、その変化も中途半端なまま巻雲を放出し始めた。もし...
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久しぶりに「お机読書+昼酒」三昧の日曜日 ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十八日(日)

「翻弄 ── Twistする尾流雲」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 昨日に続いて、気流に煽られて激しく回転する尾流雲をご紹介させていただきたいと思う。ご紹介させていただいてから言い訳じみたことを書くのも何だが、何となくすっきりしないカットだ(笑)。正直に言えば少々手振れしているかも・・・じゃなくて、しているし、コントラストもイマイチだと思う(笑)。この望遠ズームは俺...
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雲には雲の事情がある ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十七日(土)

「憤怒 ── Twistする尾流雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は気流に煽られて激しく回転し、ちぎれて行く尾流雲だ。竜巻や漏斗雲とまでは行かなくても、単に「回転する雲」ということなら、実はそれほど珍しい光景ではない。吊るし雲や笠雲もその類だし、中には「こういうの」とか「ああいうの」もある(笑)。まあ、尾流雲もこんな風の強い日に出てこなくてもいいの...
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姫のお供だ、うれしいな! ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十六日(金)

「図鑑的波状高積雲之図 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像はソラの人気者である高積雲(ひつじ雲)、それも年に数度レベル・・・はちと大袈裟だが、図鑑的とも標本的とも言えそうな波状高積雲のカットを一葉ご紹介させていただきたいと思う。図鑑的と書いたが、毎日ソラを観察していても巻雲(すじ雲)や巻積雲(うろこ雲)、高積雲(ひつじ雲)などの本...
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いいか、イカで欺されてはいかん! ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十五日(木)

「控えめながら存在感のある薄明光線」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight フォロワー・読者諸兄姉の皆様にも大変ご心配いただいたが、北海道のドカ雪はどうやら峠を越えたらしい。それにしても、冬の初っ端からこれでは先行きが少々不安だよね。ラニーニャ現象の発生がどうやら確定的みたいで、日本海側の低温・大雪などという長期予報も出ているそうだ。ちょっと勘弁してほしいな...
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冬将軍、ずかずかとやって来て、どかどかと雪を降らせる ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十四日(水)

"The Border between Day and NIght #5" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は先月撮影したある日の夕景なんだが、巻雲(すじ雲)やら巻積雲(うろこ雲)やら飛行機雲やら色々入り乱れていて、ただでさえ雲種の同定が難しい時間帯なのにさっぱりわからない(笑)。画像中央付近で交差するのは、波状巻積雲の二重雲に見える(笑)。ベランダに出た時、夕陽...
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夏の白、冬の深藍 ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十三日(火)

"The Border between Day and NIght #4" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は先月撮影したカットから、気流に煽られて長い尾を引くシルエットになった黄昏時の尾流雲だ。雲頂部がまだ微かに仄赤いのがお分かりいただけるだろうか。確信はないんだが、おそらくこの雲塊は回転しているのではないかと思う。実は秘かに気に入ってる一葉なんだよね(笑)。 ...
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肉薄か最大射程延伸か ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十二日(月)

「破線になるなら『なる』と最初から言ってほしかった」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 数日前の昼下がり、恒例の空のチェックをやっていたら南天に飛行機雲が延びて行くのが見えた。まあ、ソラ屋的にはありふれた光景なのでスルーしたんだが、次に見た時には飛行機雲が破線状になっていたんだよね(笑)。もうかなりぼやけていたのでどうしようかと迷ったんだが、一応数カット...
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ブルーオータムがないというのは何て素敵なことなんだ! ── 続続・望夏日記 令和三年十一月二十一日(日)

"The Border between Day and NIght #3" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight真っ暗な下段は層積雲、烏の群れのような中段は高積雲、のたうつ大蛇のような上段は・・・うーん、巻雲か。夕雲の同定は難しい。 本日の埼玉県北部地方は雲が多い天気で肌寒い一日だった。明日も一日曇りがちで雨もぱらつき、今日よりも気温が上がらないようだ。ただ、その後はずっと晴れマークが続い...
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