Archive2021年08月 1/4
【改訂版】 人のメシを仕切るんじゃねえ! ── 残暑日記 令和三年八月三十一日(火)

「尾流雲 ── 天の吐息か溜息か」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 俺は、メシのことで他人ひとに仕切られるのが何よりも嫌いだ。故にコース料理なんかは大の苦手で、タダメシであったとしても可能な限り避けたいと思っている。たとえば、フレンチとかのフルコースで、何でサラダやスープを先にやっつけなきゃいけねえんだ? メインディッシュと合わせて飲み食いしちゃいかんのか...
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夏は続くよどこまでも ── 残暑日記 令和三年八月三十日(月)

"The Shadow Play in the Sky" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は、数日前の午後遅く撮影したかなとこ雲とそこから放出されるかなとこ巻雲だ。一見間近に見えるかも知れないが、実は1万メートル以上の高空で起こっている現象なんだよね。太陽がかなとこ雲の背後に回っているので、全体がシルエットになっているが、かなとこ巻雲の微細な構造はむしろこの...
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飛行機は尾流雲の雨を見たか? ── 残暑日記 令和三年八月二十九日(日)

「ある飛翔(その34) ── 飛行機は尾流雲の雨を見たか?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight飛行機雲は画像中央辺りから出現しているように見えるが、実は右端までずっと続いていることにも注目されたい。 本日のトップ画像には、いくつかの尾流雲とその中を通過しているかのように見える飛行機雲が写っている。もう何度も書いているので、耳タコの方もおられると思うが、尾流雲...
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空気がうねる光がゆれる ── 残暑日記 令和三年八月二十八日(土)

「望郷の念とひつじ雲と秋とは何の因果関係もない!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は、つい数日前に撮った日没にはまだ少し早い午後の空だ。大楠の上空に見える雲は、俗にひつじ雲などとも呼ばれている高積雲だ。この雲と巻積雲(うろこ雲・いわし雲)は、季語とされていることもあって秋を代表する雲などと思われているが、実は全くそんなことはない。巻積雲も...
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ある夏の尾流雲な一日 ── 残暑日記 令和三年八月二十七日(金)

「ある夏の尾流雲な一日 #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight「ある夏の尾流雲な一日 #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 本日は、数日前に撮影した尾流雲を二葉ご紹介させていただきたいと思う。この日は朝から尾流雲が湧いては消え、消えては湧くという「尾流雲な」一日だった。最初の画像は午後遅くなって南の空に出現し...
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余波は次第に収まるでしょう ── 残暑日記 令和三年八月二十六日(木)

「消滅飛行機雲と消滅しそうな飛行機雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は二、三日前の夕刻、西の空に見えた「消滅飛行機雲」(画面下部中央付近から左斜め上に伸びる暗い帯、実は飛行機が上を通過したことにより消滅した雲の痕跡で、英語では飛行機雲の"Contrail"に対して"Distrail"というれっきとした現象名だ。俺は「雲を消して行く飛行機...
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熱いコメントをありがとうございました ── 残暑日記 令和三年八月二十五日(水)

「紛うことなきザ・彩雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight 昨日の記事では俺の昔の憤りというか、苦い体験というか、単なる愚痴というか、そんな与太記事にもかかわらず多くのフォロワー・読者の皆様から多くの熱いコメントを頂戴した。大変励みにもなり、大いに意を強くした。ありがとうございます。またB型が苦手云々など余計なことを書いてしまい、毎度の放言・勇み足とは...
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【改訂版】 続+続々・帯って本の一部なんだよ!── 残暑日記 令和三年八月二十四日(火)

「VHFアンテナのある空景 (その24)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f168, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は高積雲(ひつじ雲)の変種二態を捉えたカットだ。VHFアンテナを挟んで右側が「隙間雲」で左側が「蜂の巣状雲」なんだが、右から左へ高積雲が遷移して行く様子にも注目してほしい。一言だけ書かせてもらうと、たまたまこういう光景に巡り会ってそのまま撮ったという訳ではない。一応「隙間雲...
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久々の「待機」光学現象を撮った ── 残暑日記 令和三年八月二十三日(月)

「現実的事象の積み重ねが幻日だ #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight「現実的事象の積み重ねが幻日だ #2」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 本日の二葉の画像は、昨日の記事でも少し触れたが午後遅く西の空に出現した左幻日だ。埼玉県秩父地方に発生した積乱雲とその雲頂に生じたかなとこ雲が、西の空にシルエットになって浮か...
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一見日常に見える非日常 ── 残暑日記 令和三年八月二十二日(日)

「一見日常に見える非日常なソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight外接ハロは、このように太陽の12時または6時の部分にのみ出現するケースが多い。ハロが全周に渡って繋がっていなくても「タンジェントアーク」と呼ぶのは間違いで、太陽高度が30度以上の場合は見かけにかかわらず「外接ハロ」である。 トップ画像は数日前の昼過ぎに出現した外接ハロ(画像下部の微かな光彩)...
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