Archive2020年02月 1/3
【再掲】 誰そ彼(たそがれ)時・彼は誰(かわたれ)時・逢魔(おうまが)時 ── 次の世代に残したい言葉

「逢魔時(おうまがとき)序章」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight黄昏とは日没直後のまだ夕焼けの名残の赤さが残る雲のない空を指して言うそうだから、まだ陽が沈んでいないこのカットは黄昏ではないがこのまま暮れて行けば黄昏になるという段階だ。ちょっと洒落れこんで言えば「黄昏序章」といったところだろうか。 本稿は、昨年6月に掲載した記事に加筆・修正したものです。 厳...
- 10
- 0
ソラがぼうっとしているんだから、俺がぼうっとしていても不思議じゃないよね?

何度でもいうけどさ「ハロ」なんていう現象はないんだよ!(その1) Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight「外接ハロ」 (外側の大きな弧)と「22度ハロ(内暈)」(内側の小さな弧)。 花粉飛散情報では「非常に多い」という予報が続いているので、今年こそ「美しい」花粉光環を撮ってやろうと狙っているのに、今のところさっぱり出現しないんだよね。毎年花粉には大いに苦しめられ...
- 8
- 0
【再掲】 癒やされなくてもいい ── 涙薬(なみだぐすり)と時薬(ときぐすり)

「神光天ニ満ツ」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f8, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight常陸国出雲大社(茨城県笠間市)より筑波連山の加波山、燕山方面を望む。 この記事は本ブログを始めて間もない2019年5月15日に掲載した記事に加筆・修正したものです。 「時」というものが、ある境遇では優しく、またある状況では無情に感じたりするのは「時」が変貌したからではない。変わってしまったのは人の心境の方...
- 14
- 0
そこかしこに春の気配を感じるので、祝杯を挙げながらぶつくさと書いてみる

「凍滝(いてだき)の彼方、春ほのかに見えて」 Canon EOS-1N, EF28-80mm F2.8-4.0L USM, f16, 1/4sec., Ektachrome DYNA HighColor100 上掲の写真は滝屋専門だった頃の旧作から。ちょうど2月の今頃、暖冬の今年と違ってかなり厳しい冬だったので、もしやと思って行ってみたが、さすがにこの時期に全面氷結を期待する方が無理ってもんだよね(笑)。落差30mもあるけっこう大きな滝だが、山屋さんや沢屋さんには全く知られていな...
- 12
- 0
気分はハイじゃないんだけど、ハイボールを飲りながらぽつりぽつりと書いてみる

「消えゆくもののそれなりの美しさ(その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Dayligh茜色に染まりながら消えゆく尾流雲。この雲も実は飛行機雲由来だ。 昨日の記事の蝦夷富士こと羊蹄山について、皆様から沢山のコメントを頂戴した。厚く御礼申し上げる。やっぱり「おらが故郷の富士ってダントツのそっくりさんなんだな」とつくづく再認識したし、富士山に対する愛着とか畏敬の念を強く...
- 14
- 0
茜雲グラスの縁に滲(にじ)み出(い)で木遣りくずしの酒にあらずや

「消えゆくもののそれなりの美しさ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 上掲の写真は「蜂の巣状雲」という高積雲の副変種だ。高積雲や巻積雲に弱い下降気流が生じて、ぼこぼこと穴が空いて蜂の巣のように見えることからそうネーミングされた。蜂の巣状雲になった高積雲は次第に消散して行く運命だ。故に天候が好転する前兆とされている。以前の記事で「ハート型の穴が空いた高積...
- 14
- 0
快晴の一日、ソラ屋はとことん暇である

「幽体離脱・・・ではありません」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylightこの巻雲は飛行機雲のなれの果てだ。画面全体は薄い巻層雲に覆われていて、微かに22度ハロ(内暈)と光環(オーレオール)も認められる。 朝からうららかな天気。それも快晴。しかも終日。となるとソラの写真屋サンは開店休業状態となる(笑)。やることといえば20分おきのソラのチェックくらいしかない。こうい...
- 20
- 0
「木遣りくずし」と洒落てはみても、とてもかくても「はるうた」に

「Twilight X ? ── 『コントレイル祭のソラ』より」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/125sec., ISO400, WB:Daylightソラに赤い大きな"×"(バッテン)が出ました。この記事に貼られた"×"(バッテン)という意味に捉えてもらっても諒とします(笑)。 昨日の記事「『酒飲みは甘いものを食わない』なんてええかっこしいの台詞」には、みなさんから多くの同意コメントを頂戴した。俺の実感と...
- 6
- 0
今宵は世間一般的に3連休の「花金」らしいので、俺もしたたかに飲ってみる

「これがのしイカだったらうれしいのに」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight飛行機雲が拡散して巻積雲に化け、やがてのしイカみたいな波状巻積雲に変身した。さらに両サイドに巻雲と思われる尾を引いている。こんなボリュームあるのしイカをチューハイの肴にして飲ってみたい。 昨日から家の庭に本当に久しぶりにシジュウカラさんが来ている。シジュウカラさんって、実はホオジロ...
- 15
- 0
「五円」と「御縁」に引っかけて何か書きたかったんだけど、既にしたたかに酔っ払っているから書けない。ゴエンネ・・・って、だから酔っ払ってるって(以下略)

「コントレイル祭のソラ(その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight コントラストの低いカットはそれだけでボツにしたくなるんだけど、上掲の画像の場合はぼうっとしていた方がいい。お気づきだと思うが、このカットに写っている雲はすべて飛行機雲由来のものだ。今まさに産まれつつある新鮮な飛行機雲と、広がったり交差したりして他の雲に化けてしまった飛行機雲のなれの果...
- 12
- 0