Category空・雲 1/12
風薫る空に幻の日現る ── 続・夏待日記 令和五年五月三日(水)

「風薫る空に幻の日現る #1」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight左右両幻日に加えて上部タンジェントアークと22度ハロ(内暈)が確認出来る。「風薫る空に幻の日現る #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight右幻日と幻日環を標準ズームのテレ側で撮ってみた。 本日は、朝からからっと晴れ上がった。心地よい風が吹き、空には巻雲がバンバン...
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蒼穹の邂逅 ── 夏待日記 令和五年四月二十八日(金)

「蒼穹の邂逅」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight毎度しつこいようですが、これは「くらげ雲」ではなく「尾流雲」です。 本日のトップ画像は典型的な「尾流雲」なんだが(元雲は判然としないんだが、層積雲か高積雲だと思う)、尾流雲を「くらげ雲」などと誤称しているサイトをよく見かけたりする。かと思えば「鉤状巻雲」を尾流雲と誤認する方も少なくないようだ(笑)。尾流雲っ...
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スルーする勇気の方が難しい ── また・夏恋日記 令和五年三月三十一日(金)

「レンズ内光学現象は美しいですか?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylightこの画像は、意図的にフレアやゴーストが出現するように撮影したものです。 本日のトップ画像は、奇跡的に出現した鮮やかな光彩の9度ハロと22度ハロ(内暈)などでは断じて・・・ない(笑)。写真をやる方ならご存じと思うが、これは太陽など強い光源にカメラを向けた時、つまり逆光や半逆光の状態で入射し...
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たかが幻日、されど幻日 ── 続々・夏恋日記 令和五年二月十二日(日)

「たかが幻日、されど幻日 (その1)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight巻層雲の幻日としては、よく健闘している方だと思う・・・。「たかが幻日、されど幻日 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight屋根の中央のピークで太陽を覆うポジションとアングルを探したんだが、そうするとどうしても左幻日が隠れてしまう。何度もバルコ...
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些事にこだわらなければ見えないものもある ── 続々・夏恋日記 令和五年二月八日(水)

「ある飛翔(その59) ── 黄昏発黄泉(こうせん)行 第4便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、黄昏空の雲を縫うように軌跡を描く飛行機雲のなれの果ての姿だ。もっとも、フォロワー・読者諸兄姉の皆様にお見せしたかったのはこの画像ではない。実はこの画像を現像(筆者注:デジタル写真においては、RAWデータを画像データに変換することを"現像"と...
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巻層雲マジックの午後 ── 続々・夏恋日記 令和五年二月六日(月)

「巻層雲マジックの午後」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight巻層雲に出現した、飛行機雲によって生じた「雲の影」と「22度ハロ(内暈)」。 本日は午前中から全天に巻層雲(うす雲)がかかっていたので、一応警戒態勢を"レベルC"に上げて10分毎に空のチェックをやっていた。まあ、こういう時って、たいてい何事も起こらない(笑)。チャップリン風にちょいと両手を広げて...
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もしもし、元気? 僕でした ── 続・夏恋日記 令和五年一月十七日(火)

「胸騒ぎのしない昼下がり」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 所用でバイパスを走っていたら、陸橋の上に差し掛かったあたりで気象図鑑にでも載っているような壮大な層積雲のケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲が見えた。ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲にも大から小までいろいろあるんだが、今日見かけたのはこんなデカいヤツだったよ(これは借り物画像)。波頭は三つだけ...
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幻日の現実的諸問題 ── 夏恋日記 令和五年一月十一日(水)

「幻日の現実的視認性 ── VHFアンテナのある空景 (その54)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日は「VHFアンテナのある空景」シリーズとしては珍しく、左幻日が一緒に写った画像をご紹介してみたいと思う。ちょっと気取った画像タイトルをつけたのは、友人や知人が初めて幻日を認識したというか、俺が「ほら、あれだよ、あれ、あれ・・・。あれだって!」などと強引に認識させた...
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底冷えと田舎住まいの賜物 2022 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十五日(日)

「底冷えと田舎住まいの賜物 2022 #1」 Sony Xperia XZ1, f2, 1/125sec., ISO50, WB:Daylight日没直後の東の地平線上に姿を見せ始めたビーナスの帯。夕焼けとは微妙に異なる色合い、そして、これが西ではなく東の空の光景であることに注目されたい。「底冷えと田舎住まいの賜物 2022 #2」 Sony Xperia XZ1, f2, 1/60sec., ISO50, WB:Daylight数分後、ビーナスの帯に続いて地球影も上がって来た。ピンク色のビーナスの帯と地平線...
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The Yopparai Returns ! ── 新・残暑日記 令和四年十月二十九日(土)

「雲はカオスである」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 「十種雲形」という言葉を聞いたことがあると思う。俺の記事中でもよく使っているんだが、雲を「積乱雲」とか「巻雲」とかいう名称で分類するのが十種雲形だ。この十種雲形は、何でもかんでも単に「雲」と呼んでしまうと何かと不便なので、人間が取り合えず定めた便宜的な分類に過ぎないということを分かってほしい。たとえ...
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