Category北海道 1/5
皆さん、おばんでした! ── 夏恋日記 令和五年一月十五日(日)

「太っちょラビット現る!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight「何に見えるか」なんてことよりも「渦巻いているフォルムそのもの」に注目してやってほしい・・・と雲が申しております。 本日のトップ画像は、先日の強風の吹き荒れた日に出現した「吊るし雲」もどきを撮影していたら、上の方に何やら鼻と耳らしきものが見えてきたのであわてて撮ったカットだ(笑)。一応画像タイトルは...
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今宵はサケはサケでも「鮭」の話を ── また・残暑日記 令和四年十一月十六日(水)

「淡いながらも明るい幻日」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight幻日の上部にもやもやと伸びるのは、飛行機雲のなれの果てだ。 本日のトップ画像は、ある日の午後、淡いながらも明るく輝く左幻日を見つけて望遠で撮ったカットだ。幻日は、太陽光が大気中に浮遊する氷晶(多くの場合、巻雲などの上層雲を構成する氷の微細な結晶)を通過する際の屈折・分散によって生じる現象なんだが、そ...
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翔べ! 僕のオオミズアオ ── 新々・残暑日記 令和四年十一月一日(火)

「うねる高積雲 ── 可視化された大気の脈動 (その5)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、タイトルのとおり「うねる高積雲(ひつじ雲)」なんだが、よく見かける波状高積雲とはちょっと違った感じがするよね。大気波のうねりがそのまま反映されているような感じがして、なかなか面白い絵だと思う。これからノーマルな波状高積雲に遷移して行くところなのかも...
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君と話がしたいのだ ── 続・残暑日記 令和四年九月二十八日(水)

「オトンルイ風力発電所の風車群」jcd さん撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 関東地方は今日で4日連続の夏日となった。えーと、あくまでも最高気温が30度以上の「真夏日」じゃなくて、25度以上の「夏日」だからね(笑)。ただ、南海上には熱帯低気圧があって、今後24時間以内に台風18号に「昇格」する見込みらしい。9月は、4週連続で11号・12号・14号・15号と、まるで狙ったように週末に台風がやって来た。...
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なんて短い故郷の夏 ── 盛夏日記 令和四年八月七日(日)

「修飾語の使い方に配慮が必要な雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、目まぐるしく空模様が変化した先月の某日に一瞬出現した「乳房雲」だ。いつものソラの定期チェックで発見、あわててベランダに飛び出して数カット撮影していると、見る見るうちに尾流雲となって崩れて行った。というか、既にこの時点でも部分的に尾流雲を生じていることに後から気づいた。...
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「クマったことだ」などと洒落を言ってる場合じゃない ── 小暑日記 令和四年七月四日(月)

「幾何学の問題図ではありません (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は22度ハロ(内暈)と二本の飛行機雲だ。飛行機雲が22度ハロに接しているのは全くの偶然の結果だが、2本の飛行機雲が画像の垂直方向に伸びているのは断じて偶然ではない。何故なら、俺が垂直になるようにカメラを傾けてフレーミングしたからだ(笑)。あのね、空には右も左もなければ...
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A Taste of Honey「エゾエンゴサク」について書いてみる ── 直前寸前・夏待日記 令和四年六月十六日(木)

"A Taste of Honey #1"エゾエンゴサクとカタクリの群落。どちらも北海道の早春の野山を彩る"スプリング・エフェメラル"だ。画像出典:DrR氏 撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 先日の記事で、森の貴婦人の異名で知られる北海道の春を代表する花「オオバナノエンレイソウ」についてご紹介させていただいたんだが、本日はもう一つ「エゾエンゴサク」について書いてみたいと思う(参照:森の...
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正しく美しく凜とした「北海道」の記入方法 ── はてさて・夏待日記 令和四年六月十三日(月)

「幾何学の問題図ではありません」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 梅雨の晴れ間の二日目、朝から巻層雲が全天を覆っていて、ソラ屋さんは「警戒レベル3」の体制で待ち構えていた(笑)。が、結局出たのはこの22度ハロ(内暈)と飛行機雲だけだった(笑)。毎度しつこいようだが、これは22度ハロまたは内暈であって、断じて"ハロ"などという代物ではないので、そこの...
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「道(どう)」してこったらはんかくさいことするんだ ── SHIN・夏待日記 令和四年五月三十日(月)

「ある氷晶マジック」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight外接ハロが氷晶で出来た帯状の巻層雲の部分だけに出現していることに注目されたい。 本日のトップ画像は、巻層雲に出現した「外接ハロ」の一部・・だ。実は「外接ハロ」と「タンジェントアーク」は出現原理としては同じ大気光学現象で、太陽高度が30度以下だと太陽を挟んで「上部タンジェントアーク」と「下部タンジェントア...
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リラ冷えのころ ── SHIN・夏待日記 令和四年五月二十二日(日)

「リラ冷えのころ #1」画像出典:フランク氏 撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 いきなり質問で恐縮なんだが「リラ」という花をご存じだろうか(笑)? 実はこれ、フランス語で"Lilas"と綴られるんだが、一般的には英語名の「ライラック」"Lilac"の方が有名なので、こちらなら知っている方も多いと思う。この花は北海道民、とりわけ札幌市民にとっては「札幌の木」に制定されていることい...
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