Tag高積雲 1/24
ブルーマンデーの怪事件 ── 残暑日記 令和五年九月十一日(月)

「シャンパンゴールドに明ける (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 俺は、若い頃から基本的に夜型人間なので、自慢じゃないが朝は苦手だ(笑)。だから朝焼けを撮りたいなどと思っていても、そのようなチャンスは滅多にやって来ない。夜更かししてそのまま朝を迎えたとか、たまたま夜明け頃にトイレに起きたとか、そういうことでもなければ朝焼けの空を見る機会はほとん...
- 12
- 0
プーさんやテディベアと本物のヒグマは違うんだよ ── 残暑日記 令和五年九月六日(水)

「華麗なる共演者たちと ── VHFアンテナのある空景 (その61)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は毎度おなじみの「VHFアンテナのある空景」シリーズなんだが、巻層雲(うす雲)に出現した「22度ハロ(内暈)」という願ってもない共演者を得たので、より神々しく見えるように太陽の直下にアンテナを配するというフレーミングにしてみた(笑)。そこへ高積雲(ひ...
- 6
- 0
Mother Shake the Cherry-tree / さくらんぼ狩り ── クリスティーナ・ロセッティの詩を読んでみる 第10回

「遡上する雲たち」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight並列する波状高積雲なんだが、世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)の定める「国際雲図帳」(International Cloud Atlas)分類上では高積雲の副変種である「放射状雲」となるんだろうな。ある特定の方向から見た時にしか成立しない見かけ上のフォルムで命名してしまうのは如何なものだろう。「並行雲」とか「...
- 10
- 0
特別臨時便の乗客は誰なんだろう? ── 盛夏日記 令和五年八月三日(木)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 特別便臨時」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像もちょいと面白いヤツだ(笑)。画像中央部を斜めに横切るかすかに朱を帯びた光の条すじは、飛行機雲でもなければ消滅飛行機雲でもない。実はこれを見た時、咄嗟には何が起こっているのか分からなかったんだが、日没直後の地平線下の太陽から伸びて来た一条ひとすじの薄明光線が、高積雲...
- 8
- 0
ソラ屋の秘かな愉しみ ── 小暑日記 令和五年七月十日(月)

「ソラ屋の秘かな愉しみ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一見「鈎状巻雲」に見えるかも知れないが、実は高積雲(ひつじ雲)の雲片に生じた「尾流雲」だ。ただ、高積雲が消散して行く過程で生じた氷晶系の尾流雲は、しばしば巻雲に遷移することがあるので、もしかしたらそのプロセスの途上かも知れない。そう思ってよくよく細部を観察すると、この尾流雲の雲...
- 8
- 0
雲(うん)、これも瑞兆だ! ── 新々・夏待日記 令和五年六月二十四日(土)

「雲(うん)、これは瑞兆だ!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、昨日の昼過ぎに撮影した久々のらしい・・・「光環」だ。光環は大気光学現象の中でもありふれた現象なんだが、光彩が明瞭で環が二重に見えるほどの鮮やかな光環はそれほど頻繁には出現してくれない。ということなので、俺は高積雲(ひつじ雲)に出現したこの光環を瑞兆だと思うことにした(笑...
- 4
- 0
書き出しは夢と野望がエベレスト ── 新々・夏待日記 令和五年六月十七日(土)

「収束か拡散か、気分次第で見え方が変わるソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)の「放射状雲」だ。苦し紛れに、何だか訳の分からない理屈っぽい画像タイトルを付けてしまったんだが、深い意味は全くないのでどうかご安心のほどを(笑)。部分的には明らかに巻積雲(うろこ雲)にしか見えないところもあるんだが、迂闊に「巻積雲」とや...
- 10
- 0
封切れば匂い立つブーケ ── 新々・夏待日記 令和五年六月十六日(金)

「黄昏の椿事 ── ソラに穴が空いたという訳ではありませんが」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight穴の周囲や暗部の雲片が尾流雲となっていることに注目されたい。 本日のトップ画像は、最近ボツにしてしまった高積雲(ひつじ雲)に生じた「穴あき雲」の画像なんだが、ちょっと不憫に思ったので急遽引っ張り出してやることにした(笑)。ボツにした理由は、本来主役であるべきの穴あ...
- 36
- 0
せめてこのソラの思い出に ── 新・夏待日記 令和五年六月十日(土)

「午後の椿事 ── ソラに穴が空いたという訳ではありませんが (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)に生じた「二連の穴あき雲」をご紹介させていただきたいと思う。特に左側の方の穴にはもやもやっとした雲塊が見えていると思うんだが、これは尾流雲だ。実は、この尾流雲こそが雲に穴を空けて行く実行犯というか原動力に他ならない...
- 14
- 0
僕の危ういレゾンデートル ── 新・夏待日記 令和五年六月七日(水)

「午後の椿事 ── ソラに穴が空いたという訳ではありませんが」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、五月末のある日の午後遅く、高積雲(ひつじ雲)に出現した「穴あき雲」だ。この日は午後から穴あき雲らしきものが出かかっては消えたりしていたんだが、あまりパッとしたものにはならず半ば諦めかけていたんだよね。ところが、午後5時前になって、全く想定外のところに...
- 11
- 0