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Tag薄明光線 1/8

光芒にも興亡あり ── 続々・夏待日記 令和五年五月十六日(火)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 特別便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、黄昏時の「薄明光線」だ。皆様ご存じのように、薄明光線は「天使の階段」「ヤコブの梯子」「レンブラント光線」「光芒」などの異名でも知られているよね。まあ「天使の階段」や「ヤコブの梯子」と言う場合は、こんな感じの下向きの薄明光線を指すんだと思うが、トップ画像のように上向き...

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五月病の予感あり ── 続・夏待日記 令和五年五月一日(月)

「午後の憂愁と予感 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、どうということのない積雲の肩付近の凸部が、ちらっと太陽を覆った瞬間に見えた薄明光線と彩雲だ。俺は、ひたすらこの瞬間を狙って待ち構えていた・・・なんてことがある訳ないじゃないか(笑)。ソラ屋の被写体とする実体は"光と氷晶と水滴"に他ならない。どれもこれも、一瞬たりと...

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午後の授業はフケようぜ ── 夏待日記 令和五年四月十九日(水)

「ある飛翔(その72) ── 薄明光線の彼方へ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 数日前の午後遅く、いつものように空のチェックをしていたら、日没間近い西天の陽に層積雲(うね雲)にかかってきた。まあ、別にどうということのない層積雲の切れっ端なので別段何も期待していなかったんだが、上縁からちょこっと薄明光線が出ているのが見えた。これもソラの神様の思し召しだと思っ...

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【四訂版】 There Will Come Soft Rains / 優しく雨ぞ降りしきる [暁にめざめし春の女神すら我らが去りしことをばそれと心づかざらん ── サラ・ティーズデールを訳してみる 第1回]

「暁にめざめし春の女神すら」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 今年も本ブログ恒例の『やさしく雨ぞ降りしきる』をご紹介させていただく季節となった(笑)。もう読み飽きた、耳タコだというフォロワー・読者諸兄姉の皆様におかれましては、この記事は本ブログ恒例の"生誕祭"みたいなものなので、何卒ご容赦のほどを(笑)。 何度も触れているが、この詩の冒頭にあ...

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やさしい肴で飲る宵もよし ── またまた・夏恋日記 令和五年四月七日(金)

「やさしい光、やわらかい雲 (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 澄み切った青空に絵筆でさっと掃いたような巻雲がなびいているなどという光景は文句なく素晴らしいんだが、こんなぼうっと霞んだ春の空にほんわかとした雲から漏れたショボい薄明光線が伸びている、というシーンだってなかなか趣があって捨てがたいんだよね。花粉症で頭がぼうっとするのは願い下げなんだ...

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あれから12年 ── 夢であれ幾度も願い

「鎮魂あるいは希望」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 今年も、また忘れ得ぬあの日が巡って来た。あれからもう12年・・・。その間、世の中には様々な事件や動きがあり、俺自身にもいろいろと大きな出来事があった。しかし、12年経っても、オフィスの17階で体験した人を翻弄するような激しい揺れと、刻々と伝えられる被災地の状況を呆然としながら聞いていたやるせない気持ちとが、昨...

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柿色に黄昏れて ── 続々・残暑日記 令和四年十月十日(月)

「柿色に黄昏れて」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 数日前の黄昏時、西の空がこんな色に染まっていた。二年ほど前にも「柿色」に染まった黄昏の空を掲載したことがあるんだが、夕空が次第に茜色に染まって行く過程で、一瞬こんな色合いになったとかいうことではない。夕空が柿色に染まること自体もそうなんだが、こういう柿色のまま暮れて行くというのは、俺のソラ屋経験からいっ...

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喧噪と倦怠感の汽水域 ── 続・残暑日記 令和四年九月二十四日(土)

「午後の憂愁と思惑」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight ある日の憂鬱な午後、西の空に「薄明光線」と「雲の影」が見えた。まあ、俺的には「薄明光線」と「雲の影」が一緒のフレームに収まっているというだけで興奮ものなんだが、そったらことはどうでもよろしい(笑)。よろしいんだが、俺が何故に「薄明光線」と「雲の影」という区別と呼称にこだわるか、つまり「雲の影とは薄明...

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「乙女のいいなり」 ── 続・残暑日記 令和四年九月十九日(月)

「A Turner-ish Evening Sky #3 / なんとなくターナー風な夕景 (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、どういう状況で「薄明光線」(あるいは「雲の影」)が出現するのかという見本みたいな一葉だ(笑)。ターナー風の「ターナー」とは、あのイギリスの高名なロマン主義の画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turne...

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ソラの神様プロデュースの「雲のパピー」展をやってみる ── 続・残暑日記 令和四年九月十七日(土)

"A Puppy on Clouds" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「おっかなびっくり、へっぴり腰で雲に乗る子犬」に見えたのでちょいと撮ってみたんだが、どうだろう(笑)。ということで、本日はソラの神様プロデュースによる「雲のパピー展」で行ってみたいと思う(笑)。まあ、たった三葉ばかりの写真展だが、そこはご愛敬ということで(笑)。こうした「造...

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