Tag積乱雲・かなとこ雲 1/6
スーパームーンの夜は更けて ── 続・盛夏日記 令和五年八月三十一日(木)

「夏のチカラ (その5)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある日の午後遅く、今まさに我が家の上空に覆い被さろうとする「積乱雲」と「かなとこ雲」をほぼ直下から捉えたカットだ。もう少し正確に書くと、低いところでむくむくと盛り上がっているのが本体である積乱雲の側面で、その上空にベールのように広がっているのが雲頂に派生したかなとこ雲(かなと...
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仮想シスコンはスモモが好き ── 続・盛夏日記 令和五年八月三十日(水)

「夏のチカラ (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f11, 1/30s, ISO800, WB:Daylight 本日のトップ画像は、数日前の日没から小半時ほど後、西天に浮かび上がったなかなかフォトジェニックな「かなとこ雲」のシルエットだ。気象庁の高解像度降水ナウキャスト(雨雲レーダー)の画像を確認してみると、群馬県高崎市付近にある積乱雲に生じたもので、俺のところからは約50km程度の距離なので大きく見えるが、積乱雲...
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取り急ぎリボンもかけず ── 続・盛夏日記 令和五年八月二十五日(金)

「かなとこ雲のグラデーションに擬態する大楠」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先日の日没の頃、はるばる西上州方面からやって来て、今まさに我が家の上空に差し掛かろうとするかなとこ雲の勇姿だ。かなとこ巻雲の雲端部は白く輝き、そこから雲の厚みによって、青、藍と色調が変化している様子が興味深い。一見すると藍色の下は黒になってるかのように見える...
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皆様、右手をご覧ください ── 続・盛夏日記 令和五年八月二十三日(水)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 第18便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、西上州方面に見えた巨大なかなとこ雲とその手前を通過する飛行機雲だ。飛行機が、かなとこ雲すれすれのところを飛行しているように見えるのは目の錯覚だ(笑)。実際には、我が家とこのかなとこ雲の距離は100km近くあるので、おそらくパイロットは余裕を持って回避しているんだと思うよ...
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待ったのは、ほんの八千分の一年ほどだよ ── 続・盛夏日記 令和五年八月十九日(土)

「播種と循環、あるいは終わりと始まり #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight巻雲に特徴的な、もやっとした繊維状の構造がお分かりいただけるだろうか。「播種と循環、あるいは終わりと始まり #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像二葉はかなとこ巻雲とそこから放出される巻雲の雲片だ。過去記事でも何度か書い...
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嗚呼、夏のチカラよ ── 続・盛夏日記 令和五年八月十六日(水)

「夏のチカラ (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、日没の頃西上州方面から我が家へと迫りつつあるかなとこ雲の勇姿だ。もう少し正確に言えば、シルエットになったかなとこ雲の(我が家方面から見た)右側面部だ。このカットで最も注目していただきたいのは、かなとこ雲のくびれ付近だ。ここにもやっと半透明に透けて見える部分があるんだが、実はこ...
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今では「ほとんど」の場合「ほどんと」とは使わなくなりましたが ── 盛夏日記 令和五年八月十四日(月)

「夏のチカラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ちょうど日没の頃、東天の方角(茨城県南部方面)に見えた積乱雲(かみなり雲)だ。ちょうど雲頂部がかなとこ雲に遷移し始めたタイミングだと思われるんだが、明暗と色調のコントラストが美しく面白い。積乱雲・かなとこ雲といえば、我が家のバルコニーからは、西方の西上州や秩父方面に見えるシルエットになっ...
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爬虫類たちの黄昏 ── 盛夏日記 令和五年八月十一日(金)

「爬虫類たちの黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight トップ画像は先週のある黄昏時、西上州方面に現れた「かなとこ雲」の縁が残照に染まっている光景だ。ちょうど、大口を開けたドラゴンが敵に火炎を吐こうとする瞬間に見えたのでこんなタイトルをつけてみた(笑)。実はこの画像には、こいつだけじゃなくて、大口を開けている爬虫類がもう一体写っているんだが、フォロワー・読...
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ちょっとしたお湿りと雷鳴とお仕事とハイボールの日 ── 盛夏日記 令和五年八月九日(水)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 第17便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染みというか、すっかり恒例となった「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズなんだが、この画像の大半を覆っている巨大な雲塊は「かなとこ雲」なんだよね。その雲端から激しく「かなとこ巻雲」を放出する様子がお分かりいただけると思う。航空方面は詳しくないので、これはあくまでも...
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セミ爆弾の閉口と対策 ── 盛夏日記 令和五年八月七日(月)

「天空のパール・リング、あるいは迫り来る午後の幻影」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 先週の午後遅く、傾き始めた太陽を貫くようにアーチを描く雲が見えた。雲がディフューザーのような役目をして、太陽とアーチ型の雲はまるで"パール・リング"のように輝いていた。最初は、単に珍しいフォルムの雲だと思っていたんだが、バルコニーに出て数カット撮影するうちに、...
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