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Tag消滅飛行機雲 1/4

今宵はちょいとアイス多めで ── 続々・夏待日記 令和五年五月十七日(水)

「コラボか、お邪魔虫か?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲に生じた「光環」を「消滅飛行機雲」がかすめて行ったところだ。過去記事でも何度か書いているが、航空機が元々存在している雲の中を通過する時には、排気熱や乱気流によって雲を構成する水滴や氷晶が拡散あるいは蒸発したり、排気に含まれる水蒸気や粒子によって水滴が凍結、落下して(つ...

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神の一手、至高の一手 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十五日(木)

「やわらかい幻影 (その6)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、右下に見える太陽の左側で交差する新旧二本の「飛行機雲の影」だ。太陽を貫くような左右方向のまだ新しい飛行機雲とその影が、太陽の左側に接するような上下方向の古い飛行機雲のなれの果てとその影が確認出来ると思う。もう何度も書いているように、飛行機雲はあくまでも上にあって、下にある...

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師でもないのに疾走させられる師走 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十二日(月)

「やわらかい幻影 (その5)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先週の夜明け頃というか、ほとんど日の出時の東の空に見えた消滅飛行機雲だ。この帯状の巻積雲を縦に貫く空隙は消滅飛行機雲で間違いないんだが、もしこの巻積雲が飛行機雲のなれの果てだったらもっと面白いと思ったりしたよ(笑)「飛行機雲の慣れの果てを貫く消滅飛行機雲」なんて、ちょっと格...

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僕はよろめく眩眩と ── 新・残暑日記 令和四年十月十八日(火)

「光環と高積雲を断つ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 昨日に続いて本日のトップ画像も「スパッと切れている雲」なんだが、この光環と高積雲(ひつじ雲)を両断しているのは「雲の影」ではない。賢明なるフォロワー・読者諸兄姉の皆様はもうお気づきだと思うが、画像の右下から左上方向へ一直線に雲を切り裂いているのは「消滅飛行機雲」だ(参照:「雲を消して行く飛行機雲」...

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無理は先刻承知だが ── 続々・残暑日記 令和四年十月一日(土)

「私、ここにいます!── 昼と夜の境」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight この画像は、一体何という大気光学現象でしょうか? 一目見て分かった方には「ソラ屋・初段認定証」を授与します(笑)。というのはジョークなんだが(俺にそったら権限はないよ)、あまりにも光彩が地味過ぎて、もし実際にこの空を見ていたとしても9割以上の人は気がつかないと思う(笑)。ということで、シ...

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「遅い夏休み」計画が消滅した日 ── 続・残暑日記 令和四年九月十六日(金)

「飛行機雲の存在証明」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻積雲(うろこ雲)を両断する「消滅飛行機雲」だ。航空機が通過してからかなり時間が経過しているので、輪郭が少々ボケたり歪んだりしているが、痕跡自体は明瞭にお分かりいただけると思う(参照:雲をスパッと断ち切ったような「消滅飛行機雲」)。まあ、飛行機雲も消滅飛行機雲も、江戸時代以前の...

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季節は連綿と移り行く ── 残暑日記 令和四年九月二日(金)

「よく見ると何かと忙しいソラ (その6)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight トップ画像には、いろいろ写っている。左上の高積雲の隙間雲とそれをカットするような消滅飛行機雲の痕跡、右側の雲端からは尾流雲を生じている等々、そんな感じの空模様だ。えーと、そうだな。「ただの空」とか「フツーの雲」とか言ったりもするよ(笑)。 報道などでご存じだと思うが、昨日気象庁が...

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暇乞いする故郷の夏 ── 続・盛夏日記 令和四年八月二十二日(月)

「雲を消して行く飛行機雲 (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像、巻層雲をスパッと切り裂くこの不思議な空隙の正体は何か? 古くからのフォロワー・読者諸兄姉の皆様方ならご存じだと思うが、これは「消滅飛行機雲」というやつだ。英語では、飛行機雲の"Contrail"に対して"Distrail"というんだが、これを直訳したと思われる「反対・・飛...

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人生は死ぬまでずっと秒読まれ ── はてさて・夏待日記 令和四年六月十五日(水)

「刺激の連鎖」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は「消滅飛行機雲」(画像左下から右上に横切る帯状の空隙)が出現して、そこから巻積雲が「蜂の巣状雲」に遷移しながら隙間を広げつつあるところだ。コントラストがイマイチなのが残念なところなんだが、ソラ屋的にはけっこう興奮ものの状況なんだよね。さらに興味深いのは、消滅飛行機雲を境にして画像上側の巻積雲に...

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「待てば海路の日和あり」という話 ── SHIN・夏待日記 令和四年五月二十日(金)

「それなりのソラの奇跡」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、出し惜しみしているうちに掲載するのをすっかり失念していた「お宝画像」をご紹介させていただきたいと思う(笑)。これから、ここに写っている現象を列記するので、耳の穴をよくかっぽじって聞いてほしい(笑)。まずは「左幻日」とそこから左側に伸びる「幻日環」、そして大楠の上には"U字&q...

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