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May Wind / 五月の風 [ストリートピアノの調べに乗って ── サラ・ティーズデールの詩を訳してみる 第12回]

「五月の風 ── VHFアンテナのある空景 (その59)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 五月の梅雨入りをなんとか免れた関東地方は、今日も爽やかな北海道サマーの一日だった。早いもので、その五月も今日が晦日となってしまった。先日掲載したクリスティーナ・ロセッティの"May / 五月"に続いて、本日は逝ける五月への鎮魂の意味を込めサラ・ティーズデールの一篇を拙訳...
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まさか、走り梅雨なのか? ── 続・夏待日記 令和五年五月十三日(土)

「春の朧の彩りの (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある春の日の午後、おそらく過冷却水滴からなる巻積雲(うろこ雲)の波状雲に出現した「光環」だ。もう何度も書いているが、リング状になった光彩の連続性が明らかなので、これは「彩雲」ではなく光環なんだよね。まあ、そんな屁理屈はどうでもいいんだが、こんなぼうっとした光環もなかなかい...
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810 on Your Dial, Far East Network, Tokyo ── 続・夏待日記 令和五年五月九日(火)

「巻積雲って、もしかして私のことですか?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、層積雲(うす雲)の波状雲に出現した22度ハロ(内暈)を撮っていたら、みるみるうちに巻積雲(うろこ雲)っぽくなって来たところだ。過去記事でも何度か書いているが、十種雲形などというものは、人間がその時々の雲のフォルムを適当なところで区切って勝手にそう呼んでいるとい...
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FEN Years ── 続・夏待日記 令和五年五月七日(日)

「泣いてくれるな、ソラ屋のために (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight トップ画像は、日没直後にシルエットになった層積雲(うね雲)の波状雲だ。青空をバックにした輝くような白雲や美しく茜色に染まった夕雲はもちろん素晴らしいんだが、このように黄昏空のシルエットになった雲もなかなかフォトジェニックで捨てがたい魅力があるんだよね。 連休最後となった今日の日...
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春愁よ、こんにちは ── またまた・夏恋日記 令和五年四月六日(木)

「主役を譲り合う光環と高積雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、波状高積雲が窓を開けたようにスクエアな青空を見せてくれたところに出現した"控えめな"な光環だ。世の中には、環が完全につながっていないものは全て「彩雲」とする方もおられるようだが、どう考えてもその見解には賛同しかねる(参照:「環が完全につながっていない光環」と「典...
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一気に押し寄せる春 ── 新々・夏恋日記 令和五年三月八日(水)

「煮え立つ雲 (その1)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight「煮え立つ雲 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight一見、上空から下にある雲を俯瞰したように見えるがそれは錯覚で、あくまでも地上から撮影した画像だ。 トップ画像は、波状雲から蜂の巣状雲へと転成中の高積雲(うろこ雲)だ。そして、二葉目は蜂の巣状雲へと転...
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蒸し返す訳ではありませんが ── 続々・夏恋日記 令和五年二月三日(金)

「寄せては返さない波」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像も訳の分からんタイトルをつけてしまったんだが、黄昏時の帯状になった・・・・・・波状高積雲の美しさは分かっていただけると思う。茜色のグラデーションと高積雲のばらけ方の変化が美しく、撮影しながら、画像左下の夕陽に染まった部分の直下に行ってみたいという衝動に駆られたことを覚えている。 さ...
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I Wish You Could Be Here! ── 続・夏恋日記 令和五年一月十六日(月)

「胸騒ぎの昼下がり」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、撮影している時点では波状巻積雲の二重雲(十種雲形の同種・・の雲が、同時に二層以上に重なって出現した形態)だと思ったんだが、いざ画像を現像(デジタル写真では「可視化」のこと)してみると、どうやら下層にあるのは毛状巻雲のように見える。まあ、十種雲形なんてものは、人間が雲の形態を適当な...
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スタン・ゲッツの流れてた午後 ── 夏恋日記 令和五年一月五日(木)

「混沌の中の整然」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先月撮影したちょっとカオスなソラだ。様々な高さの雲が波状に重なっているのかいないのか、連なっているのかいないのか、それが層積雲なのか高層雲なのか高積雲なのか、混沌としていてさっぱり訳が分からないんだよね(笑)。ただ一点だけ明瞭で整然としているのは、どの雲もロール状の波状雲となって激...
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スーベニアは永遠のエニグマ ── また・残暑日記 令和四年十一月二十五日(金)

「飛行機雲は千変万化である (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染みの「飛行機雲は千変万化である」シリーズから一葉ご紹介させていただきたいと思う。というか、何というか「困った時の飛行機雲」ということだ(笑)。飛行機雲は、ソラ屋的・写真屋的には実に魅力的でフォトジェニックな被写体なんだが、ブロガー的にも大変ありがたい存在な...
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