Tag尾流雲/降水条 1/20
「ジャネーの第二法則」発見か? ── 残暑日記 令和五年九月十五日(金)

「濃ゆ~い黄昏 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO400, WB:Daylight 黄昏時、茜色に染まる層積雲(うね雲)の雲底に尾流雲を生じている・・・。ソラ屋的には定番の光景なんだが、画像の奥側から手前に向かって吹く強い気流に煽られて尾流雲が翻っている様子がお分かりいただけると思う。何だか雲のざわめきまで聞こえてくるような、そんな黄昏の一時いっときだった。 今日も俺のところ(埼...
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続報「ブルーマンデーの怪事件」 ── 残暑日記 令和五年九月十二日(火)

「大空の取っ手」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ある日、やや波状雲気味の巻積雲(うろこ雲)に出た尾流雲を撮っていたら、その端の方が次第に孤を描いて箪笥の引き出しの取っ手のようなフォルムになった(笑)。このフォルムは「馬蹄雲」に似ているような感じもするが、もちろん「馬蹄雲」ではない。俗人である俺の目には見えないが、さて、この取っ手がついた引き出しにはど...
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濃ゆ~い黄昏 ── 残暑日記 令和五年九月九日(土)

「濃ゆ~い黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO400, WB:Daylight トップ画像は一週間ほど前の日没直後、天頂付近を覆った層積雲の雲底が残照に色濃く、妖しく映えているところだ。たまたま、日没の方角に雲がなく円形に開けていたことが幸いして、ちょっとパノラミックに見える夕景になった。既にかなり暗くなっているので分かり難いんだが、層積雲の雲底からは風になびく尾流雲を生じていて、そ...
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Sweet Saturday Comin' Down ── 残暑日記 令和五年九月二日(土)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 第19便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像、黄昏発黄泉こうせん行シリーズとしてはかなり明るいし、実際問題として日没まではまだ小半時以上あるんだよね(笑)。まあ、四捨五入すれば「黄昏時」と言えないこともないので、生温かく見守ってやってほしいと思う(笑)。それよりも、この妖しげな雲たちにも是非注目してほしい(と、誤...
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ヒグマほどの恐怖ではありませんが ── 続・盛夏日記 令和五年八月二十七日(日)

「尾流雲はツインで出現する」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は先月下旬、日没間近な空にツインで出現した尾流雲だ。高積雲(ひつじ雲)か層積雲(うね雲)の断片だと思うが、振り返ってみると尾流雲ってツインで出ることが多いような気がするんだよね。まあ、それも当然のことで、大気が尾流雲を生じさせるような状態であるところに、同じ雲の同じような雲片...
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幸いに一人泣くには困らない ── 続・盛夏日記 令和五年八月二十一日(月)

「風の向くまま気の向くままに」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日の日没の頃、かなとこ雲が出ているなど特段のお目当てがあった訳ではなかったが、そこそこ美しい色合いの黄昏空になったのでバルコニーに出て夕景を撮影していた。10カットほど撮って引き上げようとしたら、いくつかの雲片から尾流雲を生じているのが見えた。つい先程までは確かに何事もない雲片だったのに、気...
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真夏の落日と憂愁 ── 続・盛夏日記 令和五年八月十八日(金)

「真夏の落日と憂愁」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 今頃の時期になると、我が家のバルコニーから見てちょうど隣家の大楠の向こうに陽が落ちるようになる。つまり、夏至の頃と比較して、太陽がどんどん南へ回帰してきているということに他ならないんだが(画像の右側が北で左側が南)、それを気にし始めると憂鬱な気分にになるのでやめておこう(笑)。本日のトップ画像はそん...
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一片で三度美味しい雲 ── 続・盛夏日記 令和五年八月十七日(木)

「環になっているかどうかは問題ではないのだ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylightソラ屋さんの中にさえ「環がつながっているものが光環、つながっていないものは彩雲」などと珍説を唱える人もいるんだよね。環がつながっていようがいまいが、光環は光環なのです。 本日のトップ画像は、巻積雲(うろこ雲)の断片に出現した「彩雲」と言いたいところなんだが、実はこれって「光環」...
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嗚呼、夏のチカラよ ── 続・盛夏日記 令和五年八月十六日(水)

「夏のチカラ (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、日没の頃西上州方面から我が家へと迫りつつあるかなとこ雲の勇姿だ。もう少し正確に言えば、シルエットになったかなとこ雲の(我が家方面から見た)右側面部だ。このカットで最も注目していただきたいのは、かなとこ雲のくびれ付近だ。ここにもやっと半透明に透けて見える部分があるんだが、実はこ...
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夏とは「少女・麦藁帽子・ヒマワリ」のことだ! ── 盛夏日記 令和五年八月二日(水)

「四角四面な生き方を貫くかなとこ雲 #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日の二葉の画像は二週間ほど前の日没直後、残照に映える西上州方面に出現したかなとこ雲だ。ちょっと面白いのは、普通"かなとこ"というくらいだから、かなとこ雲はこういう朝顔型のフォルムをしているものなんだよね(「かなとこ型」といっても「かなとこ」そのものに馴染みが薄いと思うので...
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