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昼下がりの小事 ── 新々・夏恋日記 令和五年三月十二日(日)

「昼下がりの小事」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight太陽の左側、翻る巻雲のフォルムが面白い。 トップ画像は、正午過ぎの南天に出現した「外接ハロ」の下側部分だ。よく見ると、うっすらと上側部分も写っている。一見すると「22度ハロ(内暈)」と間違えやすいんだが、22度ハロは真円、外接ハロは楕円なので、慣れてくると部分的にしか見えていないとしても、その曲率の違いから...
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ヨッパライは藁床の夢を見る ── 新・夏恋日記 令和五年二月二十日(月)

「環水平アークではないが水平に見える外接ハロ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一見「上部タンジェントアーク」に見えるかも知れないが、この時の太陽高度は35度なので「外接ハロ」の一部が見えているということになる。上空に漂う氷晶の条件さえ理想的であれば、太陽を取り巻くひしゃげたハロが出現しているはずなんだが、外接ハロが全周に渡って見える...
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「道(どう)」してこったらはんかくさいことするんだ ── SHIN・夏待日記 令和四年五月三十日(月)

「ある氷晶マジック」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight外接ハロが氷晶で出来た帯状の巻層雲の部分だけに出現していることに注目されたい。 本日のトップ画像は、巻層雲に出現した「外接ハロ」の一部・・だ。実は「外接ハロ」と「タンジェントアーク」は出現原理としては同じ大気光学現象で、太陽高度が30度以下だと太陽を挟んで「上部タンジェントアーク」と「下部タンジェントア...
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春の陽気戻る ── いよいよ・夏待日記 令和四年四月五日(火)

「上部タンジェントアークに遷移中の外接ハロ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ほぼ水平に見える大気光学現象なんだが「環水平アーク」ではない。よく見てほしい。下側に赤色があるからね(笑)。実は太陽高度が35度の時に出現した上部だけが見えている「外接ハロ」という訳だ。理想的な条件が整っていれば、この時の外接ハロは大きく歪んだ楕円形で下部が...
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いろんなものが飛んでいる春のソラ ── また・夏待日記 令和四年三月十六日(水)

「早春の外接ハロ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は巻層雲(うす雲)に霞む空に出現した外接ハロの下端部分だ。以前の記事でも書いたが、太陽から角距離で22度離れた12時や6時の位置付近に光彩が見えている場合は、22度ハロ(内暈)ではなく外接ハロの一部であることが多い。22度ハロと外接ハロの同定は難しそうに思うかも知れないが、実は慣れてしまえばそれほど...
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ソラ屋はアンドロイドの夢をみるか? ── 続・望夏日記 令和三年十一月十日(水)

「高積雲と巻層雲の技競べ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、太陽の近傍周囲に出現した光環・彩雲と太陽のずっと下方に出現した外接ハロ(の一部)だ。光環・彩雲は高積雲(ひつじ雲)に、外接ハロは巻層雲(うす雲)に出現しているんだが、その違いがお分かりいただけるだろうか。撮影時の太陽高度は55度なので、当然のことながら「下部タンジェントア...
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外接ハロとは何か? ── 残夏日記 令和三年九月三十日(木)

「我が名は外接ハロ。虹に非ず、22度ハロに非ず、上部タンジェントアークにも非ず」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight「外接ハロ」の上部。「我が名は外接ハロ。虹に非ず、22度ハロに非ず、下部タンジェントアークにも非ず」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight「外接ハロ」の下部。 本日の画像はタイトルにあるとおり虹ではな...
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電子が通る時 ── 残夏日記 令和三年九月二十四日(金)

「たまにはこんなコンビネーションは如何?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は、一昨日の外接ハロからまた一葉ご紹介させてもらいたいと思う。外接ハロの下部の光彩が鮮やかになったところに、たまたま太陽にかかった高積雲にうっすらと彩雲が出現してちょっと面白いコンビネーションになった。以前何度か書いたこともあるんだが、外接ハロは太陽高度が30度以上...
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赤い十六夜の月の宵に ── 残夏日記 令和三年九月二十二日(水)

「どうにか全周が見えないでもない外接ハロ ── VHFアンテナのある空景 (その26)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 今日も埼玉県北部地方はまずまずのお天気だった。昼過ぎからは、半天を覆った巻層雲にかなり鮮やかな外接ハロがかかって、ソラ屋さんとしてはけっこう忙しいことになった(笑)。まず下部が、続いて上部が鮮やかな光彩を見せてくれたんだが、なかなか全周外接...
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一見日常に見える非日常 ── 残暑日記 令和三年八月二十二日(日)

「一見日常に見える非日常なソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000sec., ISO100, WB:Daylight外接ハロは、このように太陽の12時または6時の部分にのみ出現するケースが多い。ハロが全周に渡って繋がっていなくても「タンジェントアーク」と呼ぶのは間違いで、太陽高度が30度以上の場合は見かけにかかわらず「外接ハロ」である。 トップ画像は数日前の昼過ぎに出現した外接ハロ(画像下部の微かな光彩)...
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