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Tag光環 1/13

ホワイトノイズの向こうから ── 続々・夏待日記 令和五年五月十九日(金)

「珠玉零るるがごとく」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f161, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻積雲(うろこ雲)に出現した「光環」だ。ソラの写真を取り始めた頃は、巻積雲に光環を生じているのを見ても別に何とも思っていなかった。しかし、よくよく考えてみれば、氷晶(氷の微細な結晶)から出来ているはずの巻積雲に、水滴の回折現象である光環や彩雲を生じるのはおかしいんじゃないかと...

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今宵はちょいとアイス多めで ── 続々・夏待日記 令和五年五月十七日(水)

「コラボか、お邪魔虫か?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲に生じた「光環」を「消滅飛行機雲」がかすめて行ったところだ。過去記事でも何度か書いているが、航空機が元々存在している雲の中を通過する時には、排気熱や乱気流によって雲を構成する水滴や氷晶が拡散あるいは蒸発したり、排気に含まれる水蒸気や粒子によって水滴が凍結、落下して(つ...

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まさか、走り梅雨なのか? ── 続・夏待日記 令和五年五月十三日(土)

「春の朧の彩りの (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある春の日の午後、おそらく過冷却水滴からなる巻積雲(うろこ雲)の波状雲に出現した「光環」だ。もう何度も書いているが、リング状になった光彩の連続性が明らかなので、これは「彩雲」ではなく光環なんだよね。まあ、そんな屁理屈はどうでもいいんだが、こんなぼうっとした光環もなかなかい...

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いつもながらの笑えない話 ── 夏待日記 令和五年四月十六日(日)

「不連続な光環と蜂の巣状雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、太陽にかかった高積雲(ひつじ雲)の上の部分に「光環」が出現し、下側が「蜂の巣状雲」に遷移している光景だ。その境目がスパッと分断されたように見えるので、おそらく「ウインドシア」(水平あるいは垂直方向に風向や風速の差異がある、言うなれば「風の断層」とでもいうべき風の成分が不連...

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春愁よ、こんにちは ── またまた・夏恋日記 令和五年四月六日(木)

「主役を譲り合う光環と高積雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、波状高積雲が窓を開けたようにスクエアな青空を見せてくれたところに出現した"控えめな"な光環だ。世の中には、環が完全につながっていないものは全て「彩雲」とする方もおられるようだが、どう考えてもその見解には賛同しかねる(参照:「環が完全につながっていない光環」と「典...

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肉じゃが玉子とじ丼は素敵だけれど ── また・夏恋日記 令和五年三月二十三日(木)

「春の朧の墨流し雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight暗雲が文字というか"天空からのメッセージ"に見えるような気がして、解読しようと小一時間ほど悪戦苦闘してしまった俺であった。 トップ画像は、数日前の午後遅く高層雲(おぼろ雲)に出現した光環だ。内側のオーレオール(光環の一番内側の青白い環状部分)と外側のベージュ色の環のコントラストが美しかったので...

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僕のヒューズがひゅんと飛んだ ── 新々・夏恋日記 令和五年三月十五日(水)

「波立つ光彩」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「蜂の巣状雲」に遷移中の「高積雲(ひつじ雲)」に出現した「光環」だ。光環が上半分にしか出現していないのは、この遷移が画像の下から上へと進行していることによる。もう少し詳しく書くと、蜂の巣状雲は下降気流によって高積雲や巻積雲の雲片に穴が空き、その穴が広がって次第に消散して行く現象であり、光...

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「姉ちゃん、聞いてほしいんだ!」 ── 夏恋日記 令和五年一月十日(火)

「光環と彩雲の狭間」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、おそらく過冷却水滴からなる巻積雲(うろこ雲)乃至は高積雲(ひつじ雲)に生じた「光環」だ。ただし、微妙なところなんだよね。俺は、上と下に分かれている光彩が、もし雲が存在していれば同心円状につながって出現したであろうと推察して「光環」と同定したんだが、人によっては「彩雲」と見なすかも...

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雲外蒼天ノ時ヲ待ツ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十七日(火)

「雲外蒼天ノ時ヲ待ツ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、先月のある火の午後、南天に突如出現した妖しい空景だ(笑)。太陽の周囲には光環と彩雲、前衛には層積雲(うね雲)が水平方向にかかって上空には巻層雲が直交している・・・それだけのことなんだが、何となく胸騒ぎのする光景だと思わないか(笑)。まあ、クサい画像タイトルのことは置いておくとして、来年...

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ゴム長は道民のフォーマルシューズだ! ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十一日(水)

「春への扉」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、別段どうということのない光環なんだが、比較的「オーレオール」(光環の一番内側の青白い部分、あるいは光彩が明瞭に分散せず全体的に青白い光環そのものの呼称。この画像の場合は前者)がはっきりしているのと、太陽の下側の雲に空いたフォルムが面白かったので撮ってみた・・・なんていかにもそれらしいことを...

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