Tagケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲 1/1
些事にこだわらなければ見えないものもある ── 続々・夏恋日記 令和五年二月八日(水)

「ある飛翔(その59) ── 黄昏発黄泉(こうせん)行 第4便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、黄昏空の雲を縫うように軌跡を描く飛行機雲のなれの果ての姿だ。もっとも、フォロワー・読者諸兄姉の皆様にお見せしたかったのはこの画像ではない。実はこの画像を現像(筆者注:デジタル写真においては、RAWデータを画像データに変換することを"現像"と...
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わびぬれば僕から君へ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十九日(木)

「齧歯類の仲間達の行進」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight左上に並ぶ雲片の列もケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲のなれの果てだと思われる。 本日のトップ画像は、層積雲(うね雲)に生じた「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」だ。ちょっと長ったらしく、舌を噛みそうなので「K-H不安定性の雲」と略記したりする。正直なところ、これは"K-H不安定性の雲的"には...
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ようやく明日から「ほぼ」四連休 ── NEO-夏待日記 令和四年五月四日(水)

「おたくのおたくによるおたくための発見」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は四月のある日、恒例のソラのチェックをしている時、南の空に浮かんだレンズ雲もどきの上部に微かに「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」が見えた。すぐにカメラを抱えてベランダに飛び出したんだが、あまりにも遠かった。「間に合ってくれ!」と祈りながら部屋に戻り、あわてて望遠ズームに...
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武漢肺炎は現代の「九尾の狐」だ! ── 新々・夏待日記 令和四年三月七日(月)

「春の椿事というほどのものではないけれど」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 昼過ぎ、恒例のソラのチェックをしていたら帯状になった巻層雲(うす雲)に「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」を生じているのが見えた。まあ、元雲が巻層雲ということもあるし、先日ご紹介した「芸術的すぎるケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」はもちろんのこと「俺の撮った中でもそこそこの...
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雨に歩いて青春してみた日 ── 夏待日記 令和四年一月八日(土)

「流体力学的擾乱はアーティストである (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight右下の小さな雲塊にもケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲を生じかけているのがお分かりいただけるだろうか。「流体力学的擾乱はアーティストである (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight中央部をアップで撮ってみたが、太陽の位置関係でコ...
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流体力学的擾乱はアーティストである ── まだまだ・望夏日記 令和三年十二月二十二日(水)

「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」出典:「ケビンの写真日記、庄内緑地の野鳥」に掲載されているこの作品は、著作者である「kevin」氏の許諾を得て転載しています。 本日は冬至、つまり明日からは夏が反転攻勢を始めるという記念すべき日なので、特別企画として本ブログのフォロワー・読者諸兄姉の皆様に是非ともご覧いただきたい作品を掲載することにした。このトップ画像、もちろんCGなどではない(笑)。信じられないか...
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ソラの神様には何か事情があるんだろうか?── 関東地方は春の大雪

「カオス過ぎてソラ屋泣かせの雲(その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 上掲の雲は何とも同定が難しい。この日は強風が吹いていて波状雲がかかったり、そこにケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲らしきものが出来かかってはちぎれたり消えしていた。これは、そんな波状雲の断片にまたまたケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲が生じかかっている状態と思われる。よくある...
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平日ダイヤといいながら、まだ本調子が出ない頭でたらたらと書いてみる

「流体力学的擾乱が産み出した雲(その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylightなんとか見られる「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」。この日はイマイチな「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」あるいはその「なりそこね」がしばしば出現したのだが、様々な条件が一致しなければなかなか図鑑的な形状にはならない。下の方にも「出来かかり」や「出来損ない」の雲列も見えるが...
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酔いから醒めやらぬ頭を抱えながら、たらたらと書いてみる

「黄昏の飛行隊 / The Squadron in the Twilight Sky」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f8, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight日没直後のソラの彼方に見つけた「黄昏の飛行隊」。 今日から平常運転なので、マジなソラの話から行ってみる(笑)。上掲のカットの雲なんだけど、こいつもけっこう同定が難しいやつだ。一見したところ鈎状巻雲にも見えるがそうではない。強風の吹き荒れる日だったので、おそらく高積雲か何かが...
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ソラが不安定なら俺も不安定な一日だったんだよね・・・あ、いつものことか

「流体力学的擾乱が産み出した雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight左下から右上にかけての対角線上に、それほど典型的な形状ではないが「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」が出ている。その下の雲のエッジ部にも微かに同様の変化が確認できる。見ている位置関係や角度なんかの要因もあるんだけど、この曇は擾乱がほどよく、そこそこに規模でなければ図鑑的な美しい形状にな...
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