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Tagしーちゃん 1/90

お前はいらない、山茶花のヤブ ── 続・残暑日記 令和五年九月二十一日(木)

"Cloudy Has a Golden Eye" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一見したところ日の出の光景に見えるかも知れないが、実はれっきとした夕景なんだよね。というか、俺がそったら時間に起きているなんてことがあるはずがない(笑)。それはともかくとして、ぼうっと明るく浮かび上がった雲の周縁部に「光環」というべきか「彩雲」とするべきか、ちょっと...

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「習い性となる」って人生そのもののことじゃない? ── 続・残暑日記 令和五年九月二十日(水)

「飛行機雲変遷史」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像に「飛行機雲変遷史」などという大層なタイトルを冠してしまったのには、ちゃんとした訳がある(笑)。画像をとくとご覧いただきたい。ここには全部で4本の飛行機雲が写っているんだが、お分かりいただけるだろうか。まず右上から左下へ向かって並列する3本が見える。4本目は、画像のほぼ中央を左上から右下に...

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猛暑日リターンズ! ── 続・残暑日記 令和五年九月十九日(火)

「飛行機雲は千変万化である (その9)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「毛状巻雲」なんだが、実はこの雲って飛行機雲のなれの果てなんだよね。飛行機雲が「肋骨巻雲」に遷移するパターンはしばしば見られるが、そこから毛状巻雲にまで化けてしまうのはけっこう珍しい(と思う)。ただ、毛状巻雲としてはそれほど眉目麗しいというほどのレベルではないので「...

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猛暑日にあと一歩及ばず ── 続・残暑日記 令和五年九月十八日(月)

「黄昏発黄泉(こうせん)行 第21便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight 本日のトップ画像は、半月ぶりくらいに「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズで行ってみたいと思う。「一体どこに飛行機雲があるんだよ?」などと思った、あなた、まだまだ修行が足りないね(笑)。画像の中央部を右側から過ぎる見える二本のグレーの雲がそれだ。よく見ると上側の雲には、少し時間が経った飛行機...

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「ジャネーの第二法則」発見か? ── 残暑日記 令和五年九月十五日(金)

「濃ゆ~い黄昏 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO400, WB:Daylight 黄昏時、茜色に染まる層積雲(うね雲)の雲底に尾流雲を生じている・・・。ソラ屋的には定番の光景なんだが、画像の奥側から手前に向かって吹く強い気流に煽られて尾流雲が翻っている様子がお分かりいただけると思う。何だか雲のざわめきまで聞こえてくるような、そんな黄昏の一時いっときだった。 今日も俺のところ(埼...

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光芒、天ヲ駆ケ抜ケル ── 残暑日記 令和五年九月十四日(木)

「光芒、天ヲ駆ケ抜ケル #1」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO800, WB:Daylightこれは日没時、東天に出現した反薄明光線。光芒の収束する先に太陽は存在していない。 本日のトップ画像は、一週間ほど前の日没直後の東天・・に見えた「反薄明光線」だ。薄明光線ではなく、反・薄明光線だからね。ご存じのように「天使の階段」「ヤコブの梯子」あるいは「レンブラント光線」などの異名を取る薄明光線...

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一天俄ニ掻キ曇ル ── 残暑日記 令和五年九月十三日(水)

「一天俄ニ掻キ曇ル」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight 一週間ほど前の午後遅く、窓の外が急に暗くなったのでバルコニーに出てみたら、層積雲(うね雲)がどんどん乱層雲(あま雲)に転成しているところだった。雲底のあちこちからは尾流雲の滴りを生じていたので、それが降水雲となるのも時間の問題かなと思っていたら、数カット撮るか撮らないうちにぽつぽつと雨が降り始めた 今...

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続報「ブルーマンデーの怪事件」 ── 残暑日記 令和五年九月十二日(火)

「大空の取っ手」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ある日、やや波状雲気味の巻積雲(うろこ雲)に出た尾流雲を撮っていたら、その端の方が次第に孤を描いて箪笥の引き出しの取っ手のようなフォルムになった(笑)。このフォルムは「馬蹄雲」に似ているような感じもするが、もちろん「馬蹄雲」ではない。俗人である俺の目には見えないが、さて、この取っ手がついた引き出しにはど...

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ブルーマンデーの怪事件 ── 残暑日記 令和五年九月十一日(月)

「シャンパンゴールドに明ける (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 俺は、若い頃から基本的に夜型人間なので、自慢じゃないが朝は苦手だ(笑)。だから朝焼けを撮りたいなどと思っていても、そのようなチャンスは滅多にやって来ない。夜更かししてそのまま朝を迎えたとか、たまたま夜明け頃にトイレに起きたとか、そういうことでもなければ朝焼けの空を見る機会はほとん...

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残暑リターンズ! ── 残暑日記 令和五年九月十日(日)

「光それぞれの『生態』」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 年に二度、我が家のバルコニーから見て大楠の向こうに陽が落ちる時期がある。2月から3月にかけてと8月から9月にかけての、それぞれ一月足らずの間なんだが、ちょうど今時分がそれに当たっているので、大楠の枝葉が重なったわずかな隙間から陽光が漏れてきたりする。大気光学現象という訳ではないんだが、そんな光景に出...

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