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酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies

酒のこと、空のこと、写真のこと、しーちゃんのこと、北海道のこと、気象のこと、映画のこと、詩のこと

「長屋の花見」に学ぶ ── 人生は気の持ち方と演出で、それなりにいいものになる

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さえき奎(けい)
夕映えの巻積雲 ── ソラにだって桜は咲く!「夕映えの巻積雲 ── ソラにだって桜は咲く!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight
 今日は土曜日なので、お布団読書三昧で過ごしたいところだったんだが、ちょっとしいた野暮用があったのでフツーに起きる(笑)。天気もいいし、暑くもなく寒くもないという格好のお布団読書日和なのに、とかく人生はままならない(笑)。まあ、ぼやいていても仕方ないので、さっさと用事を済ませて帰宅したら、隣家の奥さんから出汁巻き玉子を丸々一本頂戴した。ただの出汁巻き玉子じゃないよ。市内の某有名蕎麦店、関東地方ではかなり名の通った「K屋」の出汁巻き玉子だからね(笑)。

 ちょっと切れ端を味見してみる。『花ズボ』じゃないけれど、めちゃんこ、うんま~い(笑)! 当たり前の話だが、俺がいつも四苦八苦してこさえている自信満々の出汁巻き玉子の味とは、ひと味もふた味も違う(笑)。

 そこで、俺はあることを思いついた。せっかく蕎麦屋の出汁巻き玉子があるんだから、これはもう「蕎麦屋で一杯」を再現するしかないってことをね(笑)。幸い冷蔵庫には、小田原蒲鉾があった。後は蕎麦だけだが、残念ながら某K屋は出前をしていないし、予算の関係もあることなので、近くのコンビニまでざる蕎麦を買いに走った。健康のために、クルマを使わず自分の脚で走った(って、歩いて3分のところなんだが)。セ○ンイ○○ンのざる蕎麦は、昔からけっこうイケる。あの有名老舗蕎麦店のYやTなんかよりは、よっぽどましだと俺は思っている(笑)。

 ということで、昼から厚焼き玉子とK屋をまねて厚めの銀杏切りにした板わさを肴に熱燗で一杯飲ったんだよね。リビングの52インチのテレビには、トップ画像の「ソラの満開の桜」を出しておいて、"MJQ"を流しながら贔屓の歌人の歌集を片手に一杯飲る・・・。「こんな贅沢が許されていいんだろうか」というくらいの充実タイムを過ごした(笑)。ノって来たので"MFQ"も流してみる。そして最後は、ちゃんと蒸籠に盛った(セ○ンイ○○ンの)ざる蕎麦で締める(笑)。山葵はチューブだけど、薬味は常備している本物の九条葱だ。いつもの5倍くらい、うんま~い(笑)! これでいて、新たな持ち出しは多分1000円以下だからね。気分はすっかりご隠居さん(笑)。嗚呼、何という満足と充実の午後なんだ。もう何もする気がしねえ・・・(笑)。




お手々つなぐ一年生ひよどりのつがひさへ妬まし寡男やもをの春  (まるひら銀水)




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うん、いろいろあるよね ── 春だというのに、金曜日だというのに

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さえき奎(けい)
The Gentle Colors ── 蜂の巣状雲に出現した光環「The Gentle Colors ── 蜂の巣状雲に出現した光環」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight
光環も出現する雲によって様々な色調や形状を見せてくれる。おそらく、蜂の巣状雲であるが故のこのやさしいトーンの光環は、俺がもっとも気に入っている光環の中の一枚だ。明瞭なオーレオールにも注目してほしい。

 まず昨日の記事タイトル「ベッケルはバーボンなんかよりずっと酔える」について、一言お詫び申し上げたい。このタイトルから、大酒飲みが書いているんだから「"バーボン"より酔える"ベッケル"という酒があるに違いない」と早合点して、ネットで調べたり酒屋に買いに走ったりした読者の方がおられたようだ。これはひとえに、俺が日頃から酒について「ああでもない、こうでもない」と、いかにも「通」であるかのような記事を垂れ流していたせいに違いない(笑)。ネットで調べた方からの情報によると、何と「ベッケル」というブランド名のシャンパンが実在するらしいんだが、ちょっとお高いのでお勧めはしない(笑)。フォロワー・読者の皆様の誤解を招くようなタイトルであったことを、ここに改めてお詫び申し上げる次第だ。(笑)。

 ちょっと所用が出来て、あたふたと出かけ、あたふたと帰って来た。我が家周辺では、ソメイヨシノはとっくに葉桜となって、街路樹の紅白のハナミズキが咲き始めている。この紅白に彩られた道を車で走るとすこぶる気持ちがいい。気温はちょっと低めだけど、これがフツーの4月の気温なんだろうな。先週の北海道サマーは、いくらなんでも早過ぎたね(笑)。さて、金曜日の宵でもあることだし、夕方から恒例の一杯を飲り始めたんだが、酒は美味いんだけど気分がイマイチなんだよね(笑)。まあ、たまにそういうこともあるよね。その「たまに」というのが、たまたま今宵だったらしい(笑)。

 酒が美味く感じるので悪酔いはしないと思うが、深酒は必須のような気がする(笑)。つい先程まで、晩飯をポークのガーリック焼きにしようか、フツーの肉野菜炒めにしようか迷っていたんだが、今はもう冷凍の鴨南蛮蕎麦でいいやなんて思っているしね(笑)。そろそろ、彼岸の人を呼んで、差しで飲ろうかな・・・。



居明かして庭にづれば競う赤 レッドロビンと充血まなこ  (まるひら銀水)



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ベッケルはバーボンなんかよりずっと酔える 第1回

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さえき奎(けい)
VHFアンテナのある空景 (その16) ── エビフライと目玉焼きが食べたくなった日「VHFアンテナのある空景 (その16) ── エビフライと目玉焼きが食べたくなった日」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight
 今宵は、スペインの国民的詩人グスタボ・アドルフォ・ベッケル(Gustavo Adolfo Bécquer, 1836年2月17日 - 1870年12月22日)の作品をご紹介させていただきたいと思う。以前にも何度か、ご紹介したこともあるのでご存じかも知れないが、高校時代の俺はベッケルにかぶれていた(笑)。寝ても覚めても、何とかベッケルのような詩を書いてしーちゃんに捧げたい、そんなことばかり考えていたんだよね(笑)。今回は「違う翻訳でも読んでみたい」というMINAさんのご要望にお応えして、俺のお気に入りの二篇を二人の翻訳者の訳で読んでみていただきたいと思う(というか、この両先生以外の翻訳は見当たらないんだよね)。



¿Qué es poesía?, dices mientras clavas
en mi pupila tu pupila azul.
¡Qué es poesía! ¿Y tú me lo preguntas?
Poesía... eres tú.



(スペイン語原詩)



What is poetry? you ask, while fixing
your blue pupil on mine.
What is poetry! And you are asking me?
Poetry... is you.



(英語訳)



──詩ってなあに? ・・・・・・きみの二つの青い眼が
ぼくの眼につきささる
それを僕に訊くなんて
詩・・・・・・きみが詩なのだ



(荒井正道 訳)



 詩っていったい何なの? 君が僕の瞳に
君の青い瞳をじっと注いで言う。
詩って何か、だって! 君が僕にそんなことを聞くの?
詩って・・・・・・そうだ、君のことさ。



(山田眞史 訳)





Tu pupila es azul y cuando ríes,
Su claridad suave me recuerda
El trémulo fulgor de la mañana
Que en el mar se refleja.

Tu pupila es azul, y cuando lloras,
Las transparentes lágrimas en ella
Se me figuran gotas de rocío
Sobre una violeta.

Tu pupila es azul, y si en su fondo
Como un punto de luz radia una idea,
Me parece en el cielo de la tarde
¡Una perdida estrella!



(スペイン語原詩)



Your eye is blue, and when you laugh
its soft brightness reminds me
Of the shimmering glint of morning
that is reflected in the sea.

Your eye is blue, and when you cry,
the transparent tears in it
seem to me drops of dew
upon a violet.

Your eye is blue, and if in its depths
like a point of light an idea radiates,
it seems to me a
lost star in the evening sky! Ah!



(英語訳)



笑うあなたの青い眼の
やさしい光は
夜明けの海に
   揺らぐきらめき

泣いているあなたの瞳の
澄んだ涙は
すみれの上の
   露の雫

青いあなたの眼のおくの
ほのかな思いは
夕空の
   流れ星



(荒井正道 訳)



   バイロン風に


 あなたの瞳は青、そして笑う時、
そのやわらいだ明るさは 僕に思い出させる
海に映る朝の
ゆらめく光を。

 あなたの瞳は青、そして泣く時、
瞳のなかの透き通った涙は 僕に思わせる
すみれの上の
露の滴を。


 あなたの瞳は青、そしてもしその奥に
光の点のようにひとつの思いがひらめくと、
僕には見える 夕空の
流星に。



(山田眞史 訳)



出典(荒井正道 訳):『抒情小曲集』所収 (世界名詩集大成第14巻 南欧・南米編 平凡社 昭和35年/1960年刊)
出典(山田眞史 訳):『ベッケル詩集』所収 (彩流社 平成21年/2009年刊)


 自分は、高校時代からずっと荒井正道氏の訳を愛読していた。というか、当時はベッケルの翻訳というと、それくらいしか入手出来なかったというのが本当のところだ。21世紀になって、山田眞史氏の翻訳に初めて触れた時は、とにかく新鮮だったというのが偽らざる印象だ。どちらの訳がどうとかいうことではないが、翻訳は本当に難しく、それ故に魅力を秘めているのだと思う。本詩集"Rimas/Rhymes"(抒情小曲集)の原典については、不幸なエピソードや問題もあるらしいのだが、この記事の趣意とするところではないので、とりあえずは触れないでおこうと思う。

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日々の雑感 ── 我ながら便利なカテゴリーをこさえたと思う

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さえき奎(けい)
交差する毛状巻層雲「交差する毛状巻層雲」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight
 今日の日没間際、何と幻日が出現した(笑)。それもけっこう鮮やかな左幻日だった。何というか、完全にノーマークだったよ。うーん、わかっちゃいるんだけど、思い込みはよくないよね(笑)。今日だって「何も出る訳ないさ」って、端から決めつけていたらこのザマだ(笑)。わずか3カットほどを撮るうちに、幻日はその名のごとく幻のように消えて行った(笑)。15~20分毎にソラのチェックをやっていても、気づかれることなくその合間に出現していたり、気がついたとしてもハイライトの部分を見逃している現象の方が多いんだと思う。前にも書いたが、俺の大気光学現象の捕捉率(確認出来た現象数÷実際に出現した現象の総数×100)って、せいぜい10%程度じゃないだろうか。

 本日のトップ画像はそれではなく、少し前に撮った別個の毛状巻層雲が左右から交差するところだ。厳密に言えば、右側の巻層雲は巻積雲に転生しかかっているように見える。正直言うと、こういうのが一番困ってしまう(笑)。研究者でもその道の専門家でもないのに「俺はソラ屋だ!」なんてことを標榜しているので「これはこういう雲である!」と同定出来ないヤツが出て来ると、頭の中は相当パニクっているんだよね(笑)。そういう画像は、どんなによく撮れたとしても大体ボツにしてしまうんだが、こいつはちょっと惜しかったので命拾いしたヤツだ(笑)。

 まあ「交差する」というのは言葉の綾だ(笑)。巻層雲という雲は、別称「うす雲」というくらいだから、地上から見上げると透けて、あたかも雲同士が交差しているように見えるだけで、実際には交差している訳ではない。もっと正確に言えば「平面交差」はしていないが「立体交差」している状態だ。早い話が巻層雲の「二重雲」なんだが、苦し紛れにこんなタイトルをつけてみた(笑)。さらに、よくよく凝視すると、上下方向にもうっすらと毛状雲が見えるので、本当のところは「三重雲」かも知れない。(参照:二重雲とは何か? ── 久しぶりにソラ屋らしい記事を書いてみる

 ところで、このブログのカテゴリーって、始める時にテキトーに作ったんだけれど、圧倒的に「日々の雑感」が多い。何でもかんでも「日々の雑感」に入れときゃそれで済むもんだから、何と本日現在でダントツの"330本"もある(笑)。次点の「詩」が"73本"、次々点の「空と雲」が"70本"だから、マジでブログ・タイトルを「酒と雑感の日々」に変えた方がいいのかも知れない(笑)。




風もよし櫛を貸さうかヒヨドリよリーゼントよし昼酒もよし  (まるひら銀水)




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一月往ぬる、二月逃げる、三月去る ── で、結局は「ジャネーの法則」に行き着くってことなんだよね

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さえき奎(けい)
「るんるん」と声が聞こえて来そうな光環と彩雲「『るんるん』と声が聞こえて来そうな光環と彩雲」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f11, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight
 まずはトップ画像から行きたいと思う。この光彩には光環の要素が認められない(こともないんだが)ので、彩雲と同定しても問題なかろう(笑)。俺がここ数年で見た最も鮮やかな彩雲だ。それなのに、何故タイトルが「光環と彩雲」なのか? もちろん光環も写っているからだ。但し、このタイトルでいう光環とは、光環は光環でも「花粉光環」のことなので、そこんとこよろしゅうに(笑)!

 昨日の記事で、俺が子供の頃からずっと「変わりもん」と言われていたことをちと嘆いてみたら、読者の皆様から沢山の温かい励ましのコメントを頂戴した。読みながら、ありがたくてありがたくて、ずっと泣いていたよ。泣いたというのは、うれし泣きのことだからね(笑)。まあ、正直言うと中学生の時、密かに好意を抱いていた女の子から「天の邪鬼」と言われたことが、ちょっとトラウマになっていたんだよね(笑)。もちろん、しーちゃんにそんなこと言われたことは、唯の一度だってなかったよ。しーちゃんは、俺が

「一見関係のない単語を並べて、それが言葉という絵の具でかれた絵のように、読み手に映像を喚起させる、そんな詩を書いてみたい」

なんて妄想を話したら

「うん、わかるよ。さあ、け!」

と励ましてくれたからね。あ、そったらのろけみたいなことを書くつもりじゃなかったんで、それについては日を改めて何れまた(笑)。

 一昨日「一月ぬる」「ニ月逃げる」「三月去る」の続きを書いてみたよね。「四月疾走する」「五月GO!」まではよかったんだが「六月論外」なんてしょーもないのを書いちまったもんだから、ちょっと自己嫌悪に陥っていたんだけれど、気を取り直してというか性懲りもなく続きを考えてみたんだよね(笑)。ということで、一気に後悔・・・あ、違うって、公開してみたいと思う(笑)。


一月 ぬる
二月 逃げる
三月 去る



と、ここまでは、皆様ご存じの先人の傑作だ。さて、行ってみるぜ(笑)!


四月 疾走し
五月 GO, GO !
六月 ROCKET噴射 !
七月 俊足に
八月 疾風はやてのごとく
九月 駆逐され
十月 迅速に
十一月 JET全開 !
十二月 ジャネーの法則を思い知る



さあ、どうだ? あ、石投げないで(笑)。

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へそ曲がりっ子でも、ちょっとだけ世に憚らせてほしい ── たいていの人が「よい」というものは、たいてい「よくない」んだよね

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さえき奎(けい)
「どろどろ」と音が聞こえて来そうな光環と彩雲「『どろどろ』と音が聞こえて来そうな光環と彩雲」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight
 以前にも書いたことがあるが、俺は子供の頃から「変なヤツだ」と言われて来た(笑)。もちろん、ほめ言葉なんかじゃないよ(笑)。「変わってるね」「えっ、どうして?」「へそ曲がりだね」「天の邪鬼」「この、ひねくれもん!」「なんで、みんなと一緒じゃ駄目なんだ?」等々、散々言われながら生きて来た(笑)。

 別に、敢えて周りと違うことをやろうとしていたんじゃないんだけれど、気がついたらみんなとは好みが違っていた(笑)。だから「天の邪鬼」とか「ひねくれもん」と言われるのはけっこう辛かったよ。田舎だったから、遊ぶこととかは普通に友達と一緒にやったし、川遊びとか山へ行くことなどはむしろ俺がリーダーだったから、いじめとか仲間外れに遭うなどということは幸いにしてなかった。

 まあ「変なヤツ」なのは、今でもそうかも知れない(笑)。例えば、ベストセラーなんてのはまず買わない。読まないというのではなく「すぐには」買わないということだ(笑)。理由は二つある。優先順位がもっと高い、読みたい本を常にたくさん抱えているということが一点。そして、ベストセラーになるような本は、すぐに絶版にならないので慌てて買わなくても大丈夫ということだ(笑)。まあ、後から買ったということも、ほとんど記憶にないんだけれど(笑)。でも、出版されて直ちに買った本が、結果的にベストセラーになったなんてことはけっこうあったよ。出たら何を置いても即買うのは、贔屓の歌人や詩人の歌集・詩集や空・雲などの大気光学現象や滝の本だ。もちろん、自分の趣味だからということもあるが、こういうおたく本の類は、あっと言う間に品切れ・絶版になってしまうからという理由の方が大きい(笑)。何というか、本当はこんな例じゃないのをと思って書き始めたんだが、今はそこまでの元気がないと分かったので、何れまた機会を改めてということにしたい。

 でもね、一つだけ率直に書かせてもらえると、俺なりに生きて来た経験から考えて、多くの人が「よい」というものは、たいてい「よくない」ことが多いんだよね(笑)。「よくない」と言い切ってしまうと語弊があるので、言い換えると「つまらない」だろうか。あ、あんまり変わらないか(笑)。うーん、だんだん支離滅裂になって来たので、これだけ書いて終わりにしようと思う(笑)。俺が言いたいのは、もし周りに、自分の子供や友人や知人に、変だと思うヤツがいても「広い目で見てやってほしい」、それが無理なら「放っておいてやってほしい」ということだ。「大多数と同じでなければならない」と確信するなら、特にそれが子供の場合は、その理由をきちんと説明してやってほしい。きちんと説明出来る自信や確証がないのなら「放っておいてやって欲しい」ということだ。行き過ぎた画一主義は、決して子供のためにはならないと信じるから。

 以上は「変」の中身が、大前提として「社会規範や一般常識を逸脱していない限り」という意味に於いての話だからね(笑)。でも、我々が正義だと信じて疑わない「社会規範や一般常識」なるものも、時々検証してみた方がいいんじゃないだろうか。支配する側、指導する側、使役する側にとって「画一主義」は便利で都合のよい道具なんだろうと思うが、歴史的にみてもよい結果に終わったなんてことは一例もないんじゃないかな。今、欧米をはじめとして「ポリティカル・コレクトネス」なる新しい衣を纏った過激な画一主義が幅を利かせ始めているが、要注意だと思う。平等や公平を盾に取って人の行動や思想を束縛したり、規制したりしようとするのはパヨクの常套手段だってことも覚えておいてほしい。





空深く解き放たれて耀ける花の行方を問ふ声がする  (雅風子)



ゆうらりと陽をさへぎれるわが影はすみれの上なるうすずみの雲  (雅風子)



光りつつ空を流るるちぎれ雲春のベンチを影も流るる  (雅風子)






出典:雅風子著 『砂時計』所収 (飯塚書店 平成28年/2016年刊)


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読書三昧に昼酒で、4週連続となった雨の日曜日をマターリと過ごす

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さえき奎(けい)
”Pearly Gate”ってこんなのかも知れない「”Pearly Gate”ってこんなのかも知れない」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight
飛行機雲から転生した二本の肋骨雲の間から見える上部タンジェントアーク。

 昨日は、せっかくお布団読書をやろうと考えていたのに、明け方かあるいはもう少し後に一旦起きたような気もするんだが、目覚めたら既に11時近かった(笑)。絵に書いたような「春眠暁を覚えず」をやっちまったんだよね(笑)。なので、今朝は目覚まし時計を7時にセットして、お布団読書三昧を楽しんだよ(笑)。天気予報では4週連続の雨との予報だったんだが、朝のうちは時折薄日も射していた。もしや「ハズレ」かとも思ったんだが、そうは問屋が卸さない(笑)。結局、小雨が降ったり止んだりのぐずぐずした天気が終日続いた。

 お陰様で、心置きなく昼酒も楽しんだ(笑)。肴は、アイヌネギの醤油漬けの瓶詰めを開け、夏に冷凍しておいたピュアホワイトのラスト1本をレンチンしてちびちび食べた。アイヌネギの醤油漬けも残りあと1瓶になった。またオーダーしとかなきゃいかん。考えてみれば、四月は例年けっこう忙しい月なんだよね。明日からの一週間も予定が目白押しなので、まあ、今日くらいマターリとしても許されるんじゃないだろうか(笑)。

一月ぬる
ニ月逃げる
三月去る


なんて、昔の人は実に上手いことを言ったものだ。で、ほろ酔い気分で続きを考えた。実際問題、四月も五月も忙しいからさ(笑)。

四月疾走する
五月GO!
六月論外


論外・・・って、いかにも苦しい(笑)。ああ、全然思いつかねえや(笑)。いいよね、まだ時間あるし、そのうち何か出て来るだろう(笑)。




巨大な透明感がやってきて不意に君、と思った瞬間に風が発った  (早坂類)



へヴンリー・ブルー 花であり世界でありわたくしであり まざりあう青  (早坂類)



 わあわあと
みあげている
 ありあまる
  あおぞらのあおが
   おもしろい  (早坂類)






出典:早坂類・入交佐妃著 『へヴンリー・ブルー』電子書籍版所収 (RANGAI文庫 平成26年/2014年刊)

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あんたからソラを取ったら「ソラっぽ」・・・いや「空っぽ」人間になってしまうでしょ?

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さえき奎(けい)
飛行機雲は千変万化である「飛行機雲は千変万化である」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
 トップ画像にちょっとご注目いただきたい。実はここに写っている雲は、全て飛行機雲由来の雲なんだよね。ざっと数えただけで、少なくとも8本の飛行機雲もしくはそのなれの果てが写っている。この状態は、まだ空の一部を占めているだけだが、それぞれの雲がどんどん広がって空の大部分を占めることもある。巻雲に化けたり、巻積雲に転生したり、その時々の気象条件によって様々な雲種や形態に変化する。なかなか油断のならない、そして見ていて決して飽きることのない、実に楽しい雲なんだよね。ちなみに、大楠の上方に緩やかに弧を描いているのは、22度ハロの一部だ。

 さて、トップ画像のタイトルを「千変万化」なんてやっているんだが、恥を忍んで打ち明ける(笑)。実は、俺は中学生時代までこの熟語を「せんぺんまんげ」と読むのだと信じて疑わなかったんだよね(笑)。その間違いに気づいた時のことを思い出すと、穴があったら入りたいくらいの俺の黒歴史なんだが、一昨日敬愛するフォロワー・読者の皆様を欺いた罰として、敢えて公表させてもらった次第だ(笑)。まあ、中学時代に気がついたので、しーちゃんの前で恥をかくことを免れたのは不幸中の幸いだったと思うべきかも知れない(笑)。

 一昨日の「戯れ言」記事について、久しぶりにグレさしこからチクッと刺されてしまった(笑)。記事中の「四月一日祭」とか「ここらでお祭りは終わりですぜ」など「ちょっと、わざとらしくてくどいんじゃないの?」という指摘だ(笑)。最後はこう結んであった。


あんたからソラを取ったら「ソラっぽ」・・・いや「からっぽ」人間になってしまうでしょ?
みんな、それだけで嘘だってことがわかるって(笑)!



 ソラを取らなくても、元々空っぽのような気がしないでもないんだが・・・。まあ、いいや。頭が空っぽでも、バーボンのボトルが空っぽでなけりゃ(笑)。

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