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酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies

酒のこと、空のこと、写真のこと、しーちゃんのこと、北海道のこと、気象のこと、映画のこと、詩のこと

「天空劇場」では主役級がいなくてもそれなりにドラマは成立する

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さえき奎(けい)
ひと味違う光環
「ひと味違う光環」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/8000sec., ISO100, WB:Daylight
 ここ数日のように、太陽が顔を出さない日が続いた後に久しぶりに晴れたりすると、途端にソラの写真屋さんの撮影基準が甘くなる。どういうことかというと、普段ならシカトしてしまうような高積雲や波状雲やちょっとした光環が出ただけでも嬉々として撮影してしまうんだよね(笑)。これはしょうがない。飢えているんだからさ。例えば、仕事が忙しくて昼飯を食い損ねたりした時の晩飯って、何でもすごく美味く感じるじゃないか。普段なら絶対に食わないような総菜でもぺろりと平らげてしまうよね。それと同じなんだと思う。
 今日のソラがそんなソラだったよ。どうでもいいような高積雲がちょっと波状雲っぽいからとか、何の変哲もない巻層雲がちょっとロール状を呈しているからなどと勝手な理由をつけてバシャバシャと撮る(笑)。何だかんだで、気がついたら今日は結局3時間くらい外にいたんだよね。これはけっこうでかいロスなんだけど、それで何がいいものが撮れたかというと、これといって何もない(笑)。
 まあ、それでも尾流雲が立て続けにやって来たり、波状高積雲に光環が出たりとそれなりに楽しめたんだよね。やっぱりソラは役者揃いだと思う。虹や環水平アーク、幻日などという大スターたちが登場しなくても、名脇役だけでそれなりに立派なドラマになるんだよね。現実の映画やドラマだと、ヒロインを演じる女優がとんでもない大根役者で全てをぶち壊しにしてしまうなんてことは日常茶飯事だけど「天空劇場」に限っては絶対にそんなことはあり得ないんだよ。スターが出演してくれるに越したことはないんだけれど、そうじゃなくてもそれなりにちゃんとドラマは成立するんだよね。
 上掲の写真が、今日撮った波状高積雲に出た光環だ。波状雲のギザギザと少し紫味を帯びた光彩が珍しいといえば珍しい光環だった。この現象もソラの名脇役だよね。あ、時には主役級にもなる現象だから、いくらなんでもそれは失礼だよね(笑)。
 大気光学現象に興味を持ってくれた人からよく聞かれるのが、この「光環」という名称についてのことだ。「お前は『光環』と呼んでいるが『光冠』と書いているサイトもある。一体どっちが正しいんだ?」などという質問だ。結論からいうとどちらも正しい。この現象は雲を構成する水滴の回折現象によって、太陽の回りに虹状の光彩を生じるものだから「太陽の回りの輪」を意味する「光環」も「光冠」も使われているんだね。英語では「コロナ」("Corona")と言うので、横文字好きな人などは好んでこちらの名称で呼ぶようだが(もしかしたら「内暈(22度ハロ)」という正確な意味合いの日本語があるのに、得意気に「ハロ、ハロ」と半可通な呼び方をするのも同じ人たちなんじゃないだろうか。「ハロ」には多くの種類があるので単に「ハロ」ではなく、きちんと「内暈(うちがさ)」または「22度ハロ」と呼ぼうというのが俺のかねてからの持論なんで、是非ともそう呼んでいただきたいと願うものである)、このサイトでは皆既日食の際に出現する「コロナ」(日本語では「光冠」)との曖昧さや紛らわしさを避ける意味合いもあって「光環」で統一している。どうかご了承いただきたい。
 さて、コロナといえば「新型コロナウィルス」の2人目の国内感染者が出ちゃったね(実は、この"コロナ"もウィルスの形状が太陽のコロナに似ているところから来ているんだよ。これ豆ね)。今度の感染者は、来日中の中国人観光客なんだけど、俺たちが考えているより事態は深刻なのかも知れない。そんなことを思ったりしたよ。
 ということで、新型コロナウィルスに対しては何の効果もないとは知りつつも「もしかしたら」とか「いくら何でもゼロってことはないだろう」なんて勝手な理由づけをして、トウモロコシや紫薩摩芋由来のアルコールをしたたかに投下中の俺でした(笑)。

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今日も冷たい雨が・・・なんてぼやきながらやっぱりハイボールで飲ってみる

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さえき奎(けい)
交差する巻雲と巻層雲
「交差する巻雲と巻層雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
「毛状巻雲」から「肋骨巻雲」へ遷移しつつある巻雲。交差するように「毛状巻層雲」も見える。

 今日も関東地方はぐずつき気味の天気で、朝から冷たい雨が降っている。気象情報番組で、東日本から西日本一帯はしばらくこんな天気が続くらしいなんてことを気象予報士のお姉さんが言っていたので、天気図をチェックしてみた。うーん、ちょっと気圧配置がおかしい。これってまるで秋雨前線の時のような天気図だと思わないか? いくらなんでもまだ菜種梅雨にはちと早いしさ。最近こんな気圧配置が、四季を通じてしばしば出現するようになったんだけど、俺の子供の頃にはあまり見かけなかったような気がするんだよね。北海道や日本海側も暖冬気味で雪が少ないっていうし、やっぱり日本は亜熱帯化しているんだろうか。

2020年1月24日9:00予想天気図令和2年(2020年)1月24日午前9時の予想天気図
出典:tenki.jp(日本気象協会)

 新型コロナウイルスに感染した肺炎患者がついに国内でも確認されたみたいだね。中国武漢市に滞在経験があって、感染者と接触した可能性が考えられているそうだ。しかし、同じく中国由来の、あのサーズ(SARS:重症急性呼吸器症候群)が世界的騒動になって「パンデミック」なんて用語が広まったのって平成15年(西暦2003年)のことなんだよね。この時のウィルスは感染源がハクビシンだとか色々喧伝されていたんだけど、最終的にはコウモリだったんだね。まだ記憶に新しいあの「新型インフルエンザ騒動」なんてつい10年ほど前の事件なんだよ。今回のウィルスは、市場で売られていたヘビが感染源らしいとの論文も出ているんだけど、元々の感染源はコウモリでそれを餌として食べたヘビから感染したという説も指摘されているそうだ。
 こんなことあまり書きたくないんだけど、現代世界に悪影響を及ぼすあらゆる政治的・経済的・自然的・人道的厄災ってみんな中国からやって来ることって明白な事実じゃないか。俺なんか、もしかしたら習近平が意図的にやってることじゃないかなんて疑っている。ある日突然「このウィルスは我が国のコントロール下にあることを宣言する。これは中国共産党の偉大な勝利である!」なんてこと言い出すんじゃないかって強く懸念しているんだよね(笑)。まあ、半分冗談なんだけど(あくまでも"半分"だけだからね)、可能性としてそんなこともやりかねないからね、あの国に限っては・・・いや、マジな話でね(笑)。
 日本人ほど、中国に対して寛容で甘い認識の国は、少なくとも先進国と呼ばれる国の中では存在しないと思う。もちろん、パヨクマスゴミの影響が大きいとは思うんだけど、もういい加減にあの国が「フツーの国」だなんて幻想から目を覚ましてほしいとつくづく思うんだよね。
 それにしても、怖いことは怖いよね。家に隠りっ放しって訳にもいかないし、酒のアルコールじゃ予防効果ないだろうなあ(笑)。

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外気温5度しかないのにベランダでハイボールを飲ってみる

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さえき奎(けい)
ある飛翔(その6)
「ある飛翔(その6)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight
 今日は寒かった。埼玉県北部は明け方に氷点下2度、日中でも5度までしか気温が上がらなかった。しかし、夕方になっても5度のままだ。ということは気温が上がって来ているということなんだよね。全然そんな実感ないんだけど(笑)。
 寒かろうが何だろうが、俺は今宵も仕事上がりにハイボールだ(めんどいからなんだけど)。今日は一日中曇っていたからソラのチェックもそれほど頻繁にやらなくても済んだが、日没のあたりから西の方が晴れて来たのでグラス片手にベランダへ出て最後のソラのチェックをした。日没直後の薄暮のソラのチェックは大事だ。トワイライトスカイは何ともいえない微妙な色合いを見せてくれるし、思いがけないドラマが待っていることがあるからなかなか油断ならないんだよね。さすがに今宵は少し風もあったし、震え上がったけどね(笑)。まあ、チェックして何も起こりそうになければ、これにて本日の「ソラの写真屋さん」は店じまいとなる。「本気飲み」はこの薄暮の日課を済ませてからだ(笑)。
 昨日、黒磯のラーメンを食いそびれての帰り道、俺の脳裏には故郷の釧路ラーメンの幻像が浮かんでは消え、浮かんでは消えしていた(笑)。こんなことも思い出した。釧路ラーメンは極細縮れ麺として有名なんだけど、極細故に理想の茹で時間は10秒とも20秒とも言われている。まあ、でろんでろんに伸びた極細麺のラーメンを食いたいなんて思うやつなんていないだろうが、考えただけでも怖ろしい光景だ(笑)。そんな育ちをしているので、ラーメンの麺は基本的にかためが好きだ。
 高校時代、京都から越して来たあるクラスメートが、釧路ラーメンを評して「針金の醤油漬け」なんて暴言を吐いた(笑)。一瞬「上手いこと言うな」と思ったけれど、よく考えると無性に腹が立った(笑)。まあ、ラーメン不毛の地の京都生まれじゃ「何もわかっちゃいないのも仕方あんめえ」と思い直して、心の広い俺は一発喰らわすのはやめといたんだけどね(笑)。
 何でもかたい麺が好きかというと決してそんなことはない。博多ラーメン(博多っ子からは紛い物呼ばわりされている「一風堂」くらいしか食ったことないんだけど)の「粉落とし」「ハリガネ」レベルはいくらなんでもどうかと思うし、逆に喜多方・会津ラーメン、佐野ラーメンのようなその風土に合わせた多加水麺は、伸びにくいというか伸びてもあまり気にならないという素晴らしい工夫なんで、スープにもよく合っているから大好きなんだよね。
 うどんは「讃岐うどん」みたいなのが全く好みじゃないので(というか「かけ」にしないあの食い方が基本的に好きじゃないんだよね)、正統的うどんの本場である関西のやわらかめ志向を強く強く支持したいと思う。ついでに言えば「稲庭うどん」が一番好きだ。
 パスタのいわゆる「アルデンテ」は・・・うーん、どうだろう。「これが理想のアルデンテだ」なんて評判の店にも何度も行ったけれど、はっきり言って好きじゃない。もう1~2分茹でてほしいと切に願っちゃう(笑)。「お前はパスタがわかっちゃいない!」ってか? まあ、そうかも知れん。自分ではパスタ好きだとは思うんだけど、どちらかというと納豆パスタとか明太子パスタとか醤油味とか和風パスタの方が好きだから、わかっちゃいないのかも知れないね。そうそう「パスタ不毛の地」として高名な某半島の隣国の方々とは、政治的・思想的・歴史的な面だけではなく人生観や価値観などをはじめとしてあらゆる考え方や嗜好が100%違うと確信していたので、大変残念なことではあるんだが、唯一この点に関してだけはごくごく例外的に一致しているとことを認めざるを得ないんだよね(笑)。

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家族とは永遠の顔をした一瞬である

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さえき奎(けい)
ドラマの予兆
「ドラマの予兆」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight
飛行機雲が拡散して高積雲化している。ドラマはこの後やって来た。

 「黒磯のあの店でラーメンを食べよう」なんて果てしない幻想だった(笑)。どうしてクルマで出かける時に限って、めちゃ忙しくなるんだろう。ラーメンどころか、今日の昼飯もコンビニの納豆巻とおにぎりで終わってしまった・・・(笑)。サラリーマン時代に営業やってた頃から思ってたんだけど、運転しながら飯食うってのはマジで胃に悪いよね(笑)。
 今日はもっと別なことを書こうと思っていたんだけれど、いつもお邪魔している窓さんの「窓辺の風景で、ある作家の方が語っていたというこんな言葉が紹介されているのを読んだ。

「しかし、何が良かったかといって、家族がそろっていたときの食事が一番でした。そろっているということがごちそうだった。もうひとつ、これは取り返しのつかないことですが、女房と一緒に台所仕事をしていたら互いにもっと幸福だったろうと思うのです」

 うーん、もう駄目だな。今宵はもう何も書けねえや・・・なんてことを思いつつハイボールをどんどん呷って、minaさんのアトリエのつぶやきへ行ってみたら「皆さんのお宅の食卓では今も箸置きを使われていますか?」という言葉に続いて


ただ生きてほしいと願うテーブルの箸置き きみのための十字架  (西 あやの)


という一首が紹介されていた。いい歌じゃないか。胸に染みて来るじゃないか。一体どうなってるんだ、今宵は? 俺はもう完全にまいった。まいりました・・・。

(追記:2020年1月22日)
minaさんから、この作品の選者が東直子さんであると教えてもらった。なるほどと思った。

 「家族とは永遠の顔をした一瞬である」。これは、俺が愛読しているあるコミックの中のフレーズだ。ある家族の歴史の中で、全員が揃って食事をしたり憩いの時を過ごしたり出来る時間はあまりにも当たり前過ぎて、誰しもが「それがいつまでも続きそうな」錯覚に囚われるんだけど、実は思っているよりずっと短いという戒めなんだよね。考えてもみてほしい。結婚、誕生、死別、離別、別居、巣立ち・・・家族の離合集散の形はいろいろあるだろうけど「あなたが家族と思う人たち全員」が揃って一緒にいられる時間って本当に短いんだよ。あっという間なんだよね・・・。
 うーん、このことはまた別の機会に触れることがあるかも知れないんだけど、そんなことがあったりしたので、とりあえず今宵書かせてもらった。完全に酔っ払っちまってるんで、帰って来てからここまで書くのに何時間かかっているやら・・・(笑)。でもさ、飲まずには書けなかったんだよね。すまん。

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望郷の念に駆られるとラーメンの湯気の向こうに故郷が見える

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さえき奎(けい)
炸裂する巻雲
「炸裂する巻雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
 上掲の画像は「炸裂する巻雲」などというタイトルをつけたが、実際は「炸裂」ではない。気流の向きが急激に上昇に転じたため、氷晶が発達して尾流雲に移行しつつある段階だと推察する(あくまでも推察だからね)。こういう場合は雲形の同定がかなり難しい。元は巻雲で間違いないのだが、氷晶が発達、増大して粒状の雲塊となった時点では「巻積雲」と呼んでもいいような形状にも見える。そもそも尾流雲の定義では「巻雲には尾流雲は出来ない」ことになっているんだけれど、元がどんな雲の尾流雲であれ、発達した氷晶が落下する時点ではそれは「巻雲」化しているのではないかという気もする。まあ、勝手なことを想像してあれこれ書いているんだけど、とにかく「風の強い日のソラにはドラマがある」。そういうことなんだよね。
 少し前からネット上の記事でオリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?などと盛んに話題になっているから既にご存じの方もおられると思うが、今オリオン座のアルファ星であるベテルギウスがめちゃ暗くなっている。先月オリオン座の記事を書いた時にも「暗いな」と思ったんだけど、今改めて確認してみてもべータ星であるリゲルよりも明らかに暗い(興味のある方は是非ご自身の目で確認してみてほしい)。元々この星は変光星なので明るさが変化しても不思議ではないんだけれど、本来全天の恒星中トップ10に入るはずの星が、現在は20位にもならないらしい。それにしても、ここまで暗くなるのは100年ぶりの事件らしいんだよね。この星は典型的な赤色巨星で、そろそろ寿命が尽きる時期に来ていることはつとに有名なんだけれど、今回の光度の低下を超新星爆発の前兆ではないかとする噂に対して専門家の見解は否定的だそうだ。まあ、仮に超新星爆発が今起こったとしても、600光年の彼方の出来事なので地球からそれが見えるのは600年後のことなんだよね。もしそれが今見えたとしたら、満月くらいの明るさになるらしいんだけど、既に起こっていた超新星爆発の光が600年かかってようやく届いたということになるんだ。まあ、いつかはその時がやって来るとしても、俺の生きている間には冬の大三角形がなくなったり、オリオン座の形が変わってしまうようなことが起こらないように祈るしかない。
 何だか無性にまるひらのラーメンが食いたくなったんだけど、ないものねだりだな(笑)。ああ、釧路に帰りたいな、帰ろうかな・・・というのは現実的に当面難しいから、明日は黒磯あたりまで美味い「醤油」ラーメンを食いに行ってみようかな(笑)。

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