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酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies

酒のこと、空のこと、写真のこと、しーちゃんのこと、北海道のこと、気象のこと、映画のこと、詩のこと

そろそろ熱燗もいいなと思いつつ結局ロックを飲りながら切々と書いてみる

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さえき奎(けい)
図鑑的な層積雲が出た日
「図鑑的な層積雲が出た日」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
 半年ほど前、いつもお邪魔させていただいている谷口冴さんのブログサエっちのサエズリで「閃いたときが勝負だね」という記事を興味深く読ませてもらった。文章を考えていて何かのアイデア、例えばちょっといいフレーズとか言葉とかが閃く時って、たいてい仕事中だったりすることが多いとか、後でそれをいざ書き出そうとした時にはきれいさっぱり忘れてしまっているなんて話だった。すごく頷ける。冴さんは作家だからまさに死活問題だと思うんだけれど、俺のような駄文を書き殴っているだけの者にとっても、それはけっこうな悩みの種だったりする。
 例えば短歌をひねり出そうとして思案中に何かが閃く時って、決まって歯科治療を受けている真っ最中だったり、風呂に入っている時だったり、車を運転して高速道路を走行中だったりする(笑)。やっぱり閃いた瞬間に書き留めておかないと、後になっていざ書き留めようとしても、たいていの場合まったく思い出せない。思い出せないくせに「あれは近来希にみる素晴らしいフレーズだった」なんて思い込みだけはしっかりと覚えていたりするんだよね。だからストレスが溜まる(笑)。寝ても覚めても「あれは何だったろう?」などと思い悩んでメシも喉をとおらなくなる(笑)。
 前にも書いたと思うが、仕事中だったら最近は即"OneNote"を開いて書きまくる。とにかく頭に浮かんだフレーズや単語を書きまくる。画像を貼る。関連リンクや参考文献を記録しまくる。紙のメモ帳的、いやそれ以上にすごく便利で重宝している。車を運転中だったら、まあ、高速道路を走行中なんて場合以外は、即どこかに停めてメモることにしている。で、何にメモるか? いろいろと試してみたけれど、スマホはあかん! あれは、読むこと書くこと、特に書くことについては全く向いていない道具だ。要はちょこっと確認したり、チェックしたりするためのアイテムであって、元々思考したりする時のサポート向きじゃないんだよね。結局、紙のメモ帳に書き殴るのがイチバンだという結論に達したので、今はそうしている。だけど、風呂に入っている時だけはお手上げなんだよなあ(笑)。誰か、何かいい方法があったら教えてほしい。
 さて、先日仕事で茨城方面に出かけたので、例年むかごを摘ませてもらっている知り合いの地主さんの里山に寄ってみた。挨拶して許可を得ようと家を訪ねたら、申し訳なさそうに「夜中に来て自然薯をごっそり掘って行くやつが多くて、ヤマノイモの蔓は夏のうちに全部なぎ払ってしまったんだよ。すまんな」などと謝られた。ああ、何というこった。俺の大事な楽しみがひとつ消えてしまったじゃないの・・・。代わりにと柿をどっさりもらって帰って来たんだけど、えらいショックだったよ。どうすっかなあ。奥秩父のあの里山まで採りに行くか・・・いやいや、そんな暇ないって。もう来年から、長イモのむかごを自家栽培(食用の長イモを買って来て、小片に切り分けて埋めておけばいいらしいんだけど)するしかないのかなあ。そうと知っていたら、種芋用にむかごを10粒ほど残しておくんだったが全部食っちまったし(笑)。どっちにしても、今年はむかごご飯食えないのか・・・なんて思うと切なくて酒も美味くない。しかし、それを口実にいつも以上にぐいぐいと酒を呷る俺であった(笑)。

むかごご飯
「正真正銘俺が炊いたむかごご飯」
出典:Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight

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望郷の念に駆られる日、結局バーボンを飲りながら切々と書いてみる

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さえき奎(けい)
房状巻雲が出た日「房状巻雲が出た日」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
 上掲の雲は「房状(ぼうじょう)巻雲」だ。巻雲の派生雲種の中ではけっこうレアな部類に属する。俺もここまで典型的な房状巻雲が密集しているソラはあまり見た記憶がない。巻雲の典型である鈎状巻雲の先端をもっと丸くしたというか、勾玉状あるいは人魂状にしたというか、そんな形状だ。雲に興味のない方にはただの雲塊の群れに見えるかも知れないが、ソラおたくにして巻雲マニアの俺にとっては、偶然現れたすごいエキゾチックな美人を撮ったような、そんな得した気分なんだよね(笑)。
 派生雲種としての正式名称は単に「房状(ぼうじょう)雲」というんだが、このネーミングも何ともセンスないというか味も素っ気もないよね。そもそもこの「房状雲」は、巻雲だけじゃなくて巻積雲や高積雲にも出現するんだよ。だから明確に区別するためには「房状雲(巻雲)」とか「房状雲(高積雲)」と書かなきゃならない。他にも、例えば巻雲の派生雲種には「濃密雲」とか「鈎状雲」などがあるんだけど、いちいち括弧内に基本雲種を書かなければならないというのではネット資源や時間の無駄遣いだ。よって当サイトにおいては「房状巻雲」や「濃密巻雲」と表記することに統一したいと思う。ご了承願いたい。
 さて、昨日ネット配信された経済誌で「釧路発、『中小企業が消えた街』がたどった40年」「北海道釧路市――。かつて炭鉱と水産業で栄えたこの街は、中心市街地の空洞化が全国に先駆けて進んだ場所でもある・・・」なんて記事を読んでしまったもんだから、すっかり望郷の念に駆られてしまったんだよね。帰りたい・・・。そりゃあ確かに日本で一番寒いところだよ。冬だけじゃない。夏だって海霧(ガス)にすっぽりと包まれて、一般の感覚でいったら「冷夏」としかいいようのない気候だしね。でも、いいところなんだよ。ラーメンも美味いし、蕎麦も美味い。漁業の街だから海産物はいうまでもないが、故に炉端焼きも美味い。市内に国立公園が二つもあるところなんて他にあるか? 住んでみりゃ、気候のハンデなんて帳消しになってお釣りが来るくらいだ。まあ、俺一人が帰郷して移り住んだところで、何の足しにもならないかも知れないけどさ、そんなことを思って、さっきから飲んだくれているんだよ。
 しこたま飲んだくれながら、石川啄木のことを思い出した。「東海の小島の磯の白砂に・・・」なんて詠んだあの啄木のことだよ。歌人としてはともかく、家庭人として社会人としては人間失格者としかいいようのないあのグータラ人間の啄木さんだけど、実は当時の釧路新聞社(現在の北海道新聞社、同紙名の現釧路新聞社とは無関係)に勤務して社会時評や論説を書いていたことがあるんだよね。まあ、北海道をあちこち放浪して最後に釧路に辿り着いたなんて感じだから、わずか二ヶ月半ほどの逗留で去って行くんだけど、その間実に多くの歌を残しているんだよね。市内には20箇所以上の歌碑が建っている。もう、かなり酔っ払っちまったから、そんな釧路を詠んだ名歌を紹介して今宵はペンを置かせてもらうことにしたいと思う。


さいはての駅に下り立ち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき

当時の釧路駅は、今の南大通りにあって終着駅の街だった。釧路川を挟んで現在のメインストリートである北大通りがあるあたりは、湿地帯が広がる閑散とした土地だったそうだ。

しらしらと氷かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな

歌自体は凡作だと思うが、国語の教科書にも載っていたことがあるので、釧路を詠んだ歌の中では最も有名な一首だろう。釧路港を見おろす米町公園に歌碑が建っている。

米町公園啄木歌碑
昭和9年(1934年)12月26日に、石川啄木生誕50年を記念して米町公園に建立された釧路では最も古い歌碑。全国では6番目の歌碑になる。
出典:釧路・阿寒湖観光公式サイト

神のごと遠く姿をあらはせる阿寒の山の雪のあけぼの

雪化粧をした雌阿寒岳、雄阿寒岳の姿を遠望したら誰しもがその神々しさに胸を打たれることだろう。

小奴といひし女のやはらかき耳朶なども忘れがたかり

舞へといへば立ちて舞ひにきおのづから悪酒の酔ひにたふるるまでも

出しぬけの女の笑ひ身に沁みき厨に酒の凍る真夜中


上の三首は、釧路時代の愛人だった芸妓の小奴を詠んだもの。啄木は他にも看護婦だった梅川操という愛人もいたんだよ。啄木ってほんとに うらやましい 悪いやつだったんだね(笑)。

あはれかの国のはてにて酒のみきかなしみの滓をすするごとくに

こほりたるインクのびんを火に翳し涙ながれぬともしびの下


俺的には、昔からこの一首が一番気に入っている。昔はつけペンだったから、ペン先にインク瓶のインクを浸しては書き、浸しては書きした。想像も出来ないと思うけど、釧路の冬ってそのインクが凍ってしまうんだよ。凍ると書けないから、火鉢か何かの暖房であぶって解かさなきゃならない。「俺はこんなところで何をやっているんだ・・・」そんな切ない心情を詠んだ名歌だと思う。全然関係ないんだけど、俺はこの歌を読むと、藤子不二雄の作品に登場するあのもじゃもじゃ頭のラーメン大好き「小池サン」のことを思い出す。この小池サンのモデルになった人は実在の人物で、こんなエピソードがあるからだ。ある寒い冬の日、藤子さん(どちらの藤子さんだったか失念した)がこの人を訪ねると、彼はパンに塗ろうとかちかちになったバターが入った容器を裸電球にくっつけて、解けるのをじっと待っていたそうだ。何故なら彼の部屋にはそれ以外に熱源がなかったからなんだね(笑)。俺は啄木のこの歌を読む度に、もしかしたら彼もこんなふうにインク瓶を裸電球の熱で解かそうとしていたんじゃないかって思う。「ともしびの下」ってそんな意味だったんじゃないのかなってね。

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何もかもがかったるい日、スコッチをストレートで飲りながら切々と書いてみる

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さえき奎(けい)
雲だって身体に穴がぽっかり空いてしまうこともある「雲だって身体に穴がぽっかり空いてしまうこともある」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight
「穴あき雲」は狙って見られるものではなく、ましてや穴が形成されつつある場面に遭遇することなど滅多にないことだ。よく見ると、周囲にも小さな穴が開こうとしているのがわかる。

 今日はどうも仕事の進捗度が芳しくない。朝から全然乗って来ないのがわかる。仕事だけじゃない。ソラをみて面白い雲が出ていても、どうも心がときめかない。一言でいえば「何もかもかがかったるい」そんな一日だった。午前中から昼酒の誘惑を払いのけるのに懸命になっていたりして、そんなことばかりやっているから余計に仕事が身が入らない(笑)。
 そういうこともあってか、何だかバーボンではなく、久しぶりにスコッチをストレートで飲りたくなった。で、スコッチを探してみるが一本もない。そういえば、最後にスコッチを飲ったのはいつだったか思い出せない。この際、スコッチでなくジャパニーズウィスキーでも全然かまわないんだがそれもない。ないとなると余計に飲りたくなるのが人間の性(さが)というものだ(笑)。あちこち探していたら、昔コレクションしていたミニボトルが10本くらい見つかった。まあ、これくらいあればダブルで何杯か飲れるだろう。問題は、これがいつ買ったのかわからないくらい古いボトルだということだが、蒸留酒だし死にやしないだろう(笑)。
 一杯目を飲りながら、ふとこんなことを考えた。青春って真っ只中にいるときは青く見えない。むしろ灰色に見える。青春を通り過ぎ、振り返って遥か彼方にそれを眺めた時、初めてそれが青かったと気がつくんだよね。いけね、こんなことばっか考えてるから、何もかもがかったるいんだよね。
 二杯目を飲りながら、ネットで配信されて来たビジネス誌の記事を読む。何々「釧路発、『中小企業が消えた街』がたどった40年」だってか。「北海道釧路市――。かつて炭鉱と水産業で栄えたこの街は、中心市街地の空洞化が全国に先駆けて進んだ場所でもある・・・」。ンなこと今さら言われんでもわかってるんだよ。ああ、俺としーちゃんが肩を並べて歩いたあの北大通りが、今はシャッター街と化している様子が脳裏に浮かんできて憂鬱な気分に拍車をかける。
 三杯目を飲りながら、気分を変えようと最近気に入っている田中あさひさんの歌集を読む。泣けて来る。ちくしょー、どうしちまったんだ、今日の俺は・・・。あ、もうスコッチがないや。明日はスコッチ買いに行かなきゃと、忘れないようにメモっておく。


にはたづみ行方知れずのマドンナの雁書のごとく柘榴もきたり

もてあますわが物思ものも ひは行きずりの滝にもかうべをふかくたれしむ

こもりぬの黄泉よみに待てる人あれば野辺の草花つみてまからな


出典(第一首):田中あさひ 『にはたづみ』 短歌2019年11月号所収 (角川文化振興財団 令和元年[2019年]10月刊)
出典(第二首・第三首):田中あさひ 『歌集 狂ふ』所収 (平成29年[2017年]飯塚書店刊)

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[番外企画 ── ラーメンについて大いに語ってみる 第1回]そもそもあんたって誰なのよ?(ロング・インタビュー その8)

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さえき奎(けい)
異形のものたちが見せる空の奥行き #2「異形のものたちが見せる空の奥行き #2」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight

  前回へ戻る:そもそもあんたって誰なのよ?(ロング・インタビュー その7)   



たき:みなさま、3ヶ月のご無沙汰でした。
さわ:ほんと、もうこの企画やめたのかと思ってましたよ。
:さわちゃんさ、今後ろに何か隠さなかったか? "doda"とかってロゴが見えたんだけど(笑)。
さわ:え、これですか? 電車の網棚に捨ててあったのを拾って来ただけですから、ほほほ・・・。
:お前は終電のおっさんか(笑)?
たき:まあまあ、それで今日のテーマは何にするんですか?
:そうだなあ。寒くなって来たことだし、ラーメンについてやってみるか。インタビュー形式じゃなくて、たまには座談会みたいにざっくばらんに語りあってみようぜ。
さわ:いいですね。じゃあ、シナリオもなしですね(笑)。
:おい、読者の誤解を招くような発言はやめろよ。俺がいつシナリオを押しつけたりした・・・あ、1回だけあったか(笑)。
さわ:無言の圧力というか、それとなく質問を強要するのは毎回じゃないですか(笑)。
たき:さあ、いつもの儀式はそれくらいにして始めましょう(笑)。やっぱり釧路ラーメンからですか?
:そうだな。北海道の4大ラーメンの中じゃあまり知られていないんだけど、何といっても俺の故郷のラーメンだからさ。もう何度か記事でも採り上げているけど、イチオシはやっぱり「まるひら」だな。
たき:私も8月の北海道旅行ではじめて食べたんですけれど、確かに美味しかったです。平凡な醤油ラーメンのようでいて、関東には絶対にないじわじわと沁みて来る味ですね。何倍でもお代わり出来そうな気がしました。
さわ:話には聞いていましたけど、本当にインスタントラーメンみたいな細ちちれ麺なんですね。食べたら全然違ってましたけど(笑)。私大盛りをぺろりと食べちゃいました(笑)。
:そうだろ。それが外観と味覚面での釧路ラーメンの一大特徴なんだよ。

いつも変わらぬ味 ― まるひらの醬油ラーメン
「いつも変わらぬ安心の味、まるひらの醬油ラーメン」 Canon IXY 1, f4, 1/60sec., ISO200, WB:Auto, Aspect Ratio:3:2
たき:でも、こってり味が好みの人にはちょっと物足りないかも知れないですね。
:何度も書いてるけど、今の若いヤツにとって美味いかどうかというのは、とにかく一口目が「濃いか薄いか」ってことだからな。銀水系の「河むら」のマスターが博多のラーメンフェアか何かに出店した時、地元の人に「こんなもん薄くて食えん」とか言われて「それなら醤油を入れて食え!」と反撃したという伝説がある(笑)。大体さ、博多ラーメンと釧路ラーメンじゃ味噌煮込みうどんとざる蕎麦を比較するようなもんだからな(笑)。
さわ:以前の私だったら薄いと感じたかも知れないですね(笑)。
たき:そう言えば「まるひら」には醤油と塩だけで、味噌ラーメンってないんですね。
:「まるひら」に限らず、道内のラーメン屋には断固として味噌やっていないところも多いんだよ。そもそもラーメンってものは、醤油と塩だけでしか成立しない食いもんだから当然のことだと思うよ。味噌ラーメンは、まったく別の食いもんだと考えた方がいいんじゃないだろうか。それに、味噌ラーメンってあくまでも「札幌の文化」だからさ(笑)。例えば、コンソメスープに中華麺を入れてもラーメンにはならんだろう? 美味そうな気もしないでもないけど(笑)。
たき:確かに(笑)。
:まあ、そういう「異種混合」といえば、弟子屈(てしかが)の「両国食堂」、ここは本来は蕎麦屋なんだけど「そばラーメン」なるメニューがあることで有名だ(笑)。
さわ:もしかして、ラーメンのスープに日本蕎麦が入ってるんですか?
:逆だよ。蕎麦出汁に中華麺が入ってるんだけど、これがめっぽう美味いと来てる(笑)。ラーメンもある蕎麦屋は別に珍しくないけど、このメニューはちょっとユニークだ(笑)。山形とか東北地方にも同様のメニューがあるらしいんだが、ここが元祖だそうだ。
たき:弟子屈ですか。今回は「弟子屈ラーメン 弟子屈総本店」のラーメン食べちゃったんですけど、次回は是非行ってみたいですね。
さわ:「まるひら」で「どうして味噌をやっていないのか?」なんてしつこく聞いていたお客さんもいましたよ。
:無礼なやつだな。そんなやつは、頭かち割ってインスタントラーメンにそいつの脳みそをぶち込んで食わせてやりゃいいんだよ(笑)。日本で一番味噌ラーメンが好きなのは関東人だと思うよ。俺の友人にも味噌しか食わないって豪語する味覚音痴の自称ラーメンマニアが何人かいるよ(笑)。大体発祥の地札幌でも味噌離れが始まって久しいというのにさ。
たき:時間がなくて奎さんおすすめの「銀龍」とか白糠の「やはた」には回れませんでした。
さわ:夜は炉端焼きへ行く予定だったし、次の朝は絶対に勝手丼と決めていたから「竹老園東屋総本店」のお蕎麦も食べられなかったです。
たき:「泉屋」のスパカツも食べられなかったです。釧路の食べ歩きは一日や二日じゃ絶対に無理ですね。
:本当は市の中心部から車で40分ほどの布伏内という地区にあった「真澄(ますみ)」の塩ラーメンも食べてほしかったんだけどな。
さわ:あの「秘境のラーメン」とか「幻のラーメン」って言われてたお店ですね。
:そうだな。アンデス産岩塩、モンゴル産天日塩、伯方の塩、瀬戸のほんじおの4種の塩ラーメンが味わえた名店だったんだけど、惜しまれつつ2010年に閉店になった。これがアンデス産岩塩の塩ラーメンの写真だよ。

幻の一杯、真澄のアンデス岩塩の塩ラーメン
「幻の一杯、真澄のアンデス岩塩の塩ラーメン」 Canon IXY 1, f4, 1/60sec., ISO200, WB:Auto, Aspect Ratio:3:2
たきさわ:わあ、きれいに澄んだスープで美味しそう・・・。
:たきちゃんが言ってた白糠の「やはた」も、元々はこの近くの街で営業していたんだよ。それで「真澄」と同じようにその頃は塩がウリだったんだ。もう抜群に美味かったよ。
たき:これも釧路ラーメンに入るんですか?
:広い意味では道東のラーメン、たとえば浜中の「まるよ」や根室の「浅草軒」、紋別の「五十番」、足寄の「あさの食堂」、ここは地元出身の松山千春御用達の店として有名だけどな。さっき地名の出た弟子屈には「おかめ食堂」というおばあちゃんがやってた人気店があったんだけど、残念ながらここも店じまいしちまった。まあ、今挙げた店などは「釧路ラーメン」もしくは「釧路ラーメン系」といってもいいだろう。釧路というより「道東ラーメン」の方が適当かも知れん(笑)。あ、釧路には「釧路ラーメン」と並んで「秀航園系」という別系列のラーメンもあって、根強い人気があることも覚えておいてほしい。
さわ:ああ、なんだかお腹空いてきちゃいました(笑)。
たき:それじゃ、ここらでとりあえず第1回のお開きといたしましょう。
:今夜の打ち上げは当然ラーメンだろう?
さわ:えー、ラーメンだけですか?
たき:(こそっと)大丈夫だよ。S市の高級中華料理店Kを予約しておいたから。
:今夜は安上がりだな・・・しめしめ(笑)。

  次回へ続く:掲載時期未定  



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身体の暖房用燃料を投下する季節になったことを感じつつ切々と書いてみる

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さえき奎(けい)
あー、バクダン食いてーな・・・
「あー、バクダン食いてーな・・・」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight
 ポン菓子とかドン菓子とか呼ばれる菓子のこと知っているだろうか。俺は北海道の田舎育ちなので「ドンのおっさん」が巡回して来て実演販売をしていた記憶が微かにある。もしかしたら、親から聞いた話を勘違いしている可能性もあるが、安くて大量に入っている子供たちのお気に入りの菓子だったことは確かだ。材料によっていろいろな種類があるんだけど、一番好きだったのはコーンのドン菓子だった。といってもポップコーンのようにはじけずに、そのまま膨れてドン菓子になったやつをカラメルとか水飴で丸いボール状に固めたやつを「バクダン」と呼んでいた。北海道へ帰れば今でも売っているので、無性に食いたくなることがある。まん丸い積雲を見ていたら何だかそんなことを思いだした。

甘吹雪(きみげんこつ)
「バクダン」こと「甘吹雪・きみげんこつ」
左が「米」、右が「とうきび」のドンを丸く固めたものだ。ちなみに北海道ではとうもろこしのことを「とうきび」とか「とうきみ」という。
出典:田村食品(北海道檜山郡厚沢部町)

 話はころっと変わるんだけど、以前続・帯って本の一部なんだよ!── なんてしょーもない話を書いてみるという記事で、本の帯のことなんかを思いつくまま書きなぐったんだけど、本には帯以外にもいろいろ付属品が挟まったり、綴じ込まれたりしている。ちょっと思いつくままに挙げてみたい。

・広告チラシ

まあ、いらんといえばいらんものだが、思いがけず知らなかった本の情報を得たりすることもあるので、ざっと目を通すくらいの価値はあるだろう。

・帯

既にさんざん書き尽くしたので詳しくは書かないが、現在ではそこにある文章や視覚的情報の価値や表紙デザイン上の観点からも、間違いなく本の一部を構成する重要な要素である。

・栞または栞紐

栞はブックマーク、栞紐はスピンまたはリボンともいう。栞には、あらかじめ版元で挟み込んであるものと書店がサービスで付けてくれるものがある。初版限定のオリジナル栞が付くことがあったり、書店のサービス栞の方が立派だったりするなどなかなか奥が深い。

・月報

版元の宣伝に近いものから本の一部としか思えないものまで内容は様々だが、けっこう重要なものもあったりするので油断できない。

・カバー

書店がサービスで付けてくれるものではなく、本に元々付属している表紙をくるむカバーのこと。ダストカバーまたはジャケットカバーともいう。本来は表紙を保護する目的のものであったためこのように呼ばれる。

・函または箱

ケースともいう。版元や書店では「函」と「箱」を区別している。鞘形式が「函」で重箱形式が「箱」である。

・正誤表

事典類や専門書などに多い。修正事項があっても次版まで放置されるのが普通であるため、これが付属することは著者や版元の良心の証といえる。

・著者のメッセージカード

コミックなどの初版本に多い。イラストなどが描いてあり「買ってくれてありがとう」などと謝辞が記されている。時には、著者肉筆のイラストやサイン入りだったりすることもあり、後にその著者が高名になった場合プレミアムがつくこともある。

・「謹呈」などの短冊

のし・しおり・ふせんともいう。歌集・句集などに多い。これが挟まったままの新品同様の古書を入手した時などは、著者に対する憐憫の情を禁じえない。

・補充注文カード/売上カード

スリップまたは坊主などともいう。本来は書店が再発注や売上管理で使用するものだが、通販などで購入した際にそのまま付いてくることがある。栞がない本の場合、代用品としてけっこう重宝することがある。近年は、POSやオンラインの普及によりこれを挟まない版元が多くなっている。

・書店がサービスで付けてくれるカバー

本来的には、電車の中で読書する場合など何の本を読んでいるのか他人に悟られないようにすることが狙いなのだが、リセールバリューを落とさないためにも有用なアイテムである。ただし、書棚にこのカバーがかかった本ばかりが並ぶと、目的の本を探し出すことが困難になるため工夫が必要である。


 栞紐(スピン)といえば、普通一冊に一本付いてくるものだが、ちょっと前に誉田哲也が書いた剣道少女の物語「武士道シックスティーン」を買ったら、何と栞紐が2本付いていた。それも紅白のやつが(笑)。俺は昔から剣道女子が大好きで、試合が終わって面を外して上気した顔を見せる瞬間が一番萌えるんだよね。あ、変な意味じゃないんだよ。剣道女子は、その瞬間が一番美しいと言ってるだけなんだからさ。大学時代にすごく憧れていた先輩がいたんだよね。美しかった・・・。あ、脱線しちまった(笑)。とにかく剣道知ってるやつなら思わずニヤリとするような、そんな洒落たサービスだったんだよ。その紅白2本の栞紐はさ(笑)。
 で、本題に戻る(笑)。本を買ったら即余計なものは捨てるというヤツも多い。まあ、自分の本をどうしようが、それは所有者の勝手なんだけど、中にはあの記事で書いた俺の元友人のように、自分で買った本であろうが人から借りた本であろうが、何もかも捨てまくるヤツもいる(笑)。まあ、栞を捨てるヤツはいても、まさか栞紐(スピン)をちぎって捨てるヤツはいないだろうと思っていたら「邪魔くさいので必ず切る」なんて人間もいることを最近知った。それも意外に多い。あり得ねーよなー。がさつだよなー。絶対にお友達になりたくない人種だよなー。たまに古本でこんなのを掴まされることがあるけれど、ムカつくよなー(笑)。
 この栞のことを英語で「ブックマーク」というのは誰でも知っていることだと思っていたら、最近の本を読まない若者の中には「お気に入り」のリンクのことをいうネット用語だと信じて疑わないヤツも多いらしい。電子本にだってブックマークがあるってのにさ。
 けっこう大事なのは「月報」とか「栞」などとタイトルされた小冊子だ。必ず入っているというものではないが、著者や出版社から読者に対してのメッセージとか余録など、けっこう大事なことや面白いことが書いてあったりして「何で本文に載せないんだ」と思ったりすることもしばしばある。多分、大人の事情ってやつがあるんだろうけど、これは絶対に捨てられない。
 昨日から殺伐とした話題ばかり思いついて、自分で書いていてもどよーんとした気分になって来る。だから、強引にめでたい話題に振ってみようと思う(笑)。祝賀パレード、元へ「祝賀御列の儀」も滞りなく終えられたようで何よりである。そこで、知っている人も知らない人もいると思うが、こんなことをご紹介してみたいと思う。皇后陛下の旧姓名は小和田雅子、秋篠宮妃殿下の旧姓名は川嶋紀子であるのは周知のことであると思う。では、下の文字列をご覧いただきたい。

     
     

左から赤文字だけ、青文字だけを続けて読んでみてほしい。この偶然と調和もすごいが、これを最初に気づいた人もすごいと思う。

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